ブログ2010/9
次へ>> |
伊達選手。[てにすまん 高西ともブログ]
投稿日時:2010/09/30(木) 01:02
東レの大会で伊達選手、大活躍だった。
シャラポワに勝ち、その後ハンチュコバにまで
勝ってしまった。
残念ながらスキアボーネには敗退したけど
彼女の活躍には皆大興奮させてもらったよ。
なんで彼女はこんなビッグな選手達に勝つことが
出来たんだろう。
原因は色々ある。
伊達選手のプレースタイルが彼女達のパワー系の
スタイルのリズムを狂わせたことも大きいし、コートサーフェイスが
伊達選手の得意な有明のコートってこともある。
シャラポワやハンチュコバ側に問題があった可能性も大いにある。
でも一番大事なことは・・・「勝つつもりでいた」ということ。
そんなの当たり前・・・と思っているそこの君、
勝つつもりでい続けることの難しさって半端じゃないよ。
もちろん、試合始まる前は多くの人達が相手選手に対して
「絶対勝ってやる!!!」
という気合は入っている。
でもいざ試合が始まった時、どこかで壁にぶち当たる。
そうなると心ってけっこう脆く崩れやすいのだ。
「このままでいいのだろうか?」
「このスタイルでは勝てないんじゃないだろうか。」
「相手が強いから、ここまで競っただけでも俺はエライんじゃないの?」
そんな悩みや心配事が試合中にムクムクと湧いてくることで
どうしても試合最初に決意した「勝ってやる!」的なモチベーションが
落ちてしまうんだよ。
確かに自分より強い相手と対戦したら、負ける可能性の方が高い。
でもその負ける可能性をいかに減らす事が出来るかが重要となる。
敗退の確率を減らして減らして、最後は自分よりも相手の負ける
可能性が高い状態であれば勝利に結びつくこともある。
それを信じて黙々とプレーしたのが伊達選手だと思うよ。
相手がどれくらい大物であっても、自分のテニスを信じて
コートに立ち続けることが出来た伊達選手はやっぱり凄いね。
これからも頑張って欲しい。
滑るの禁止!![てにすまん 高西ともブログ]
投稿日時:2010/09/29(水) 11:10
最近は砂入り人工芝のコートが増えている。
学校のコートもクレーコートから砂入り人工芝に
切り替わったところ、多いんじゃない?
逆にハードコートは減っている。
そうなるとテニスのスタイルも少し変わって来る。
特にフットワークなんかは、クレー、砂入り人工芝共に
滑りながらボールに近づくテクニックが必要になる。
でもこの「滑りながら」というフットワークは意外と難しいし
使い方を間違えると、お尻が残って腰が引けた状態になったり
バランス悪いと怪我の原因にもなりやすい。
現役の頃、俺は試合の中でけっこう走りまくるプレースタイル
だったんだけど、その時にコートの中で大きく滑りまくって
ボールを拾いまくった。
でも俺の場合、右足でしか滑る事は出来ない。
だからフォアハンドの場合、滑る時はオープンスタンスで、
バックの時はクローズスタンスで滑りながらボールに
近づいた。
左足で滑れるようにするための練習もしたことあるんだけど
使い物にはならなかったね。
でもスペインでテニス留学している時に、コーチから
「滑るの禁止!」と言われたことがある。
クレーコートだから滑らないといけない場合は多いし、トップ選手も
皆滑りながらクレーコートでプレーしているのに、なぜ?と
思ったんだけど、基本的に滑るってことは最終手段で、本当は
細かくステップを刻みながらしっかりと踏み込んで打つ事を
主体にしないといけないということ。
それを知ってから左足で滑る練習はしなくなった。
それ以上に出来るだけ滑らないでも取れるように普段から練習を
するようになると、動く時のバランスが良くなったし、ハードコートでの
試合の練習にも活きて来る。
でもどうしても滑らないといけない時もある。
そういう時には、上体をしっかりと起こして腰の位置を落とすこと。
前かがみやお尻が後ろに残っていると、滑っていてバランスが
悪いし何よりも追い付いた時に打てる状態では無い。
気を付けないと怪我に繋がるので皆、気を付けて練習しよう。
でも出来るだけ滑らないでボールに追い付けるようにね。
身体、冷やすなよ![てにすまん 高西ともブログ]
投稿日時:2010/09/28(火) 11:09
一気に涼しくなってきたね。
ちょうど良い感じのこの季節は練習にも集中出来る。
夏休み中の練習や合宿での成果をきっちりと
発揮出来るように頑張ってもらいたい。
俺が24歳の時、1年間テニス留学で行った
スペインのバルセロナは、地中海に面した街で
気候はもちろん地中海性気候。
高校の時に地理で習ったので
「地中海性気候だから温暖で過ごしやすい」という
ことくらいは知っていた。
しかもこういうテニスキャンプってのは普通、年中
暖かい場所にあるもんだ。
アメリカでもカリフォルニアとかマイアミとかね。
だからバルセロナも一年中暖かで、そんなに着るものは
いらないかな・・・って思ってたら、意外と10月くらいから
一気に涼しくなり、冬になると普通に東京くらい寒い。
クレーのテニスコートは朝到着するとガリガリに凍って
いたりするし、雪がパラパラっと振った事もあったな。
慌てて日本に「ウェア送って!!!」と連絡して送ってもらったり
現地で防寒着を購入したり・・・。
そう言えばアメリカに行った時も、寒くないような場所を選んで
ハワイ、マイアミ、ロサンゼルス・・・と転々としていた。
でもアリゾナ州に行った時、雨が降ってきたと同時に一気に
寒くなり慌ててアリゾナ大学のショップで「ARIZONA」とロゴの
入った防寒着を購入したのを思い出した。
いくら「温暖」と言われても、やはり冬は寒いもんだ。
この時期、日が暮れたり急に雨が降ってきたりで、一気に
気温が落ちる事が多いので、皆寒さ対策は万全にして
朝、家を出よう。
ペアと仲良く[てにすまん 高西ともブログ]
投稿日時:2010/09/27(月) 17:02
ダブルスの試合中、パートナーと声を掛け合っている?
もちろんポイントとポイントの間は
「ドンマイ!」とか「ナイスショット!」などと声を
交わしやすい。
でもポイント中だとそんなに声を掛けにくいでしょ?
「このボールどっちが取る?俺?お前?」
なんて言ってる間にもうボールは通り過ぎてしまう。
ロブが上がったのを「オーライ!」とか「お願い!」と
声を掛けることはあるけど、基本的にポイント中に会話は
無理と思った方が良いね。
という事は、パートナーとどういう場面ではどっちがボールを
取りに行くのか・・・ということを決めておかないといけない。
「俺のボールだ!」と思って取ろうとしたら、パートナーも
飛び出してきて、結局両方遠慮して取れず・・・なんてことは
よくある話。
こんなのはテニスの技術とは関係ないから、スゴイ勿体ない。
そんなことが無いようにしたいんだけど、大事なことは飛んできた
ボールはどっちの選手が優先的に取るのかを瞬間で決めるのは
意外と難しい。
ではどういう風に決めるのか・・・と言うと、基本はボールを打った
相手選手の正面の人がボールを先に取る権利を持っているのだ。
逆にクロスの人は基本的には、2番手として待ちかまえておく。
でもあくまでも「基本的に」であって、絶対ではないのがまた難しいところ。
自分よりもはるかに強い人と組んでいたら、強い人を優先的にした方が
良いし、ミックスダブルスでも男性を優先させる場合がある。
普段は正面の人を優先にしておきながら、急にクロスの方が
前に出て来る作戦もアリ・・・だしね。
とにかく色んなパターンはあるけど、パートナーと
「どっちに優先権があるのか」共通の考え方で
試合に臨まないと、なかなか実力出し切れない。
普段からしっかりそういった事を意識して
ダブルスを練習して下さい。
サーブは楽チンじゃないと[てにすまん 高西ともブログ]
投稿日時:2010/09/24(金) 17:48
テニスのゲームはサーブ・レシーブの形から
スタートする。
だからストロークラリーの練習を飽きるほどやっても
ボレーストロークを死ぬほどマスターしても
サーブ・レシーブの段階でこけていたら勝てないのである。
だから俺もレッスンの中で、サーブ・レシーブからの展開
練習を行っている。
当然俺もサーブをレッスン中に何本も打ってあげて
レシーブ練習を徹底して練習させる。
でもレッスン中に何本も何本もずっとサーブを打っていると
「肩を悪くしないの?」ってよく聞かれる。
確かに何十本も打ち続けるサーブのボール出しは
普通のボール出しよりは疲れるけど、皆が思ってるほど
疲労感は感じない。
それは肩の負担を極力少なく出来ているからだし
その方が良いサーブが打てるからだ。
そのコツは、まず徹底して決めたところにトスを上げて
一定の打点で打ち続けること。
もちろんそのためにはトスを上げるテクニックも必要。
トス上げは段々上達してきて、今じゃ左手にボールを4つ持った
状態でそのうちの一個を正確にトスアップ出来るように
なった。
そしてもっとも重要な事は、前足(右利きなら左足)で
しっかりと上に蹴ってあげて、その反動でラケットを振り始める
ようにすること。
上に担いだラケットを肩のパワーだけで打とうとすると
どうしても肩の負担は大き過ぎる。
前足からのパワーをもらってそれをキッカケにラケットを
振ればかなり楽だし、その方が意外とスピードも出るよ。
「スピード出るなら、労力なんて惜しまない!!!」
そう意気込んで練習している人達!!!
テニスは「いかに楽して勝つことが出来るか・・・」なんだよ。
そのためには正確な打点と、足からのパワー、これらが重要。
頑張って練習しよう。
次へ>> |