てにすまん高西朋のオフィシャルサイト「全国高西庭球部」

Ａ．
部活は、部員全員のために行う活動です。初心者の人がいれば、そのレベルの人達も上達するような基礎練習を行わないといけません。しかし部員皆で、トップのレベルの人達に協力することも必要です。その学校の看板を背負ってもらい、レベルを上げてもらわないと後の人達も続きません。スポーツの世界にいる以上、実力主義で行わないといけませんし、その反面、学校の部活で行っている以上、全体で成長することも考えないといけません。練習方法ですが、例えばラリー練習の時などにレベル差がある場合、何球かは下のレベルの人の為にも上の選手は繋いであげるべきですが、上の選手の練習のためにも、「チャンスがあれば決めても良い」というルールを作り、繋ぎのショットが続いた後にはしっかり決めてもらうことなどが必要です。他にもボール出しの基礎練習などは、ボールを出す範囲を下のレベルの選手には狭く、レベルが高くなるほど広範囲にするなどの工夫もしないといけません。とにかく、上のレベルの選手は下のレベルの部員に対して、同じ部活の仲間としてレベルアップに協力してあげる代わりに、下のレベルの部員は上の選手に対して「部活代表」「学校代表」として頑張って結果を出してもらうためにも、ある程度コートの使用時間や練習内容を上のレベルに沿った形に合わせてあげることが必要です。