大きくする 標準 小さくする
トップ >>  活動レポート >>  活動レポート080810

[ 活動レポート ]愛知県立豊橋南高校

横浜から車に乗って4時間で到着した愛知県豊橋市。

日時 2008年8月10日
訪問校 愛知県立豊橋南高校

【レッスンスタート】~暑さに負けるな~

暑い!!!!
横浜から車に乗って4時間で到着した愛知県豊橋市。
太陽も絶好調の中でのテニスは大変だが、OBも含め今回の豊橋南高校での 「訪問レッスン」は参加者男女30名以上が希望していると情報が入り 俺も暑さなんかに負けてられない。
「よしっ!」と気合を入れて「こんにちは~!!」と 挨拶しながらテニスコートへ登場し、いよいよレッスンスタート。

【ピックアップポイント】~軟式テニスと硬式テニスの違い~

豊橋の中学校ではテニス部の殆どが軟式。
しかし高校のテニス部の殆どが硬式というパターン。
なので、多くの子供たちが軟式出身の現在高校で硬式テニスという経歴。
最初のアップの段階でのテニスをチェックすると うーん、面白いことに軟式特有の低く落とす打点のストローク、 大きくてゆったりしたテイクバックなどの特徴が見受けられる。

そこでまず、全員でじっくりミニラリーからスタート。
注意点はバウンドする前に準備をする事。

軟式では、ボールが弾まないのでバウンドと同時にテイクバックを 始めても間に合うし、ストロークから前へ出てボレーへの展開が少ないので 後ろへ下がりながらの調整が多くなる。
しかし、硬式ボールではその準備だと間に合わないのだ。
ミニラリーでは徹底して早目の準備をすることと、深めのボールは ノーバウンドの処理(ボレー)の意識を持ってもらった。

ボレーも同じく硬式と軟式の違いを考えよう。
もちろん打ち方自体が違うんだから、グリップから打点から 様々な点が違っている。
だけどとにかく考えてもらいたい事は、硬式テニスのボレーは 「決める」だけではなく「繋ぐ」という要素も重要なのだ。
ネットに張り付くだけではなく、何度も何度も連続でボレー出来る そういうボレーをイメージしよう。

【エンディング】~テニスを通して得るもの~

最後に、男子ナンバー1の平山君、ナンバー2の藤城君と2ゲームずつ エキシビジョンマッチ。

まずは藤城君と対戦。
伸びのあるストロークでガンガン攻めてくる。
ナイスショットを持っているし、その武器を使って追い込んでくる。
そして「あぁ、ピンチ!」と思ったところで逆にミスを プレゼントしてくれる。
ありがとう。
うーん、テニスは何ポイントも積み重ねての勝利なので、 こういった場面でもっと自分のテニスをしっかりと意識し、自分が 出来る事をしっかりと堂々とやろう!

続いてナンバー1で主将の平山君。
しっかりとしたスピンのかかったストロークで俺を左右に 揺さぶる事が出来るし、サーブもしっかりと強烈。
さすがキャプテン。
こちらはイレギュラーの多いクレーコートでのプレーだから 俺はいつも以上に慎重プレーする。
負けたくないし・・・・。
結果は、攻めたい思いが強い彼に対して深く返球してミスを誘った俺の勝ち。
でも今後が楽しみな二人。

あっと言う間に3時間のレッスンは終了。
豊橋南高校のテニス部部員は皆、明るく楽しい雰囲気を持ちながらも 挨拶やらボール拾いなどはきっちりと一生懸命取り組んでいる。
その姿勢と部の明るさ、楽しさ、そして緊張感には感動だった。
彼らの今後には大いに期待。またここで彼らとテニスが出来れば嬉しいなぁ。