てにすまん高西朋のオフィシャルサイト「全国高西庭球部」

東京都昭島市立拝島中学校の男子テニス部と女子テニス部を訪問してきました。

【レッスンスタート】～元気いっぱい子供たち～

昭島市はかつて5年間ほど住んでいた町。
東京都とは言え、のんびりした空気が流れており、心なしか子供たちも 元気溢れる子供たちが多いように思える。

春休み真っただ中で陽気も最高！
そんな最高のテニス日和の中、午前中は男子、午後は女子それぞれ 3時間ずつ併せて40名ほどの子供たちとレッスンを楽しんだ。

【ピックアップポイント男子編】～良いポジションに入ってる？～

まずはしっかりと足を動かして打つことを全体的な課題にして練習してもらった。
中には中学生とは思えないほどの良いショットを打っている子もいる くらい、ストロークのレベルは高いがちょっと雑な感じに思えるなぁ。
だからしっかりと足を動かすって事は、ポジションにちゃんと入りましょう という意味合いが強い。
それを基礎練習するコートとラリーで打ち合うコートに分かれて練習。
しかしボレーをしっかりとこなしている子もチラホラ・・・。
「ボレー、上手いねぇ！！！」
その素晴らしいボレーをどう活かしていくかは、 ストロークとのコンビネーションが鍵となる。
なかなかボレーも出来るオールラウンド型の子がいる テニス部も珍しいが、ストロークの打ち合いが多い中学生テニスから 面白い存在としてブレイクして欲しい。

サーブ練習をすると、最後はゲーム形式を楽しんだ。
ちょっと人数も多いので、2対2のダブルス形式を中心に 行ったのだが、これがやはり大盛り上がり。
俺自身も現在オールラウンドでプレーするので、彼らの参考に なっただろうか？

【ピックアップポイント女子編】～どうやってポイントを取りますか？～

午後からは女子テニス部。
殆ど午前中の男子と同じ内容だが、女子はまずミニラリーからスタート。 全体的に構えが遅く、その結果バウンドのタイミングが取り難い子が 多いので、ミニラリーの中で早く意識しながら練習してもらった。
しかしベースラインに下がってのストロークになると、しっかりと良い ショットが打てるという子も多い。
打てるんだけど、同じタイミングの強打が多くてちょっと残念。
女子もストロークから最終的にはネットプレーという形まで意識し、 強打だけでなくポジションやコース、リズムなどを組み合わせて 幾つかのパターンが欲しいなぁ。

【エンディング】～それぞれのレベルに合った練習課題を～

男子も女子もかなりレベル高いテニスが出来る子が 上位に数名いるけど、なかなか自信持って打てない子も部活内にはいる。
そういう部活内のレベル差はあって然るべき事なので、 ラリーの時なども「何球か繋いだらショットを相手コートに決めて良い」
とルールを作っても面白い。
練習のラリーと試合の中のラリーってそういう意味では随分違うからね。

女子テニス部も最後はしっかりとストロークとネットプレーを 織り交ぜてプレー出来ていた。
男子も女子も、最後に盛り上がりを見せてくれたのは嬉しい。
勝敗を楽しみながらテニスが出来ると、そこから彼らの道が開けると思う。