[ 活動レポート ]明治学院東村山高等部 男子テニス部
明治学院東村山高等部 男子テニス部に行ってきました!
日時 | 2009年06月06日 |
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訪問校 | 明治学院東村山高等部 男子テニス部 |
【レッスンスタート】~サーブからクロスコートラリー~
コートに行くと既に、男子テニス部20名がウォーミングアップを開始している。
まず挨拶した後、皆のテニスをチェックさせてもらうためにも
先ほどのラリーにサーブを加えて、サーブとストロークのチェックさせてもらった。
ここでの重要な点は、サーブとストロークのバランスが取れているか。
サーブの威力に頼り過ぎると、サーブの確率が悪くなるだけでなく
レシーブに返された後のストローク戦がダメになる場合があるのだが、
うーん、やはり威力あるパワーサーブ打てる選手もいるけど、その反面
全体的にミスも多く淡白なテニスが多い。
その辺りが今日の課題となりそうだ。
【ピックアップポイント】~ボレーストロークで基礎練習~
2面20名の練習なので、まずはローテーションしやすくするために
10ペアに分かれてもらった。
そのうち半分の5ペア10名がコートに入って、1対1と2対2の
ボレーストロークに入ってもらう。
俺も1ペア2名の選手にストロークを打たせて、2対1の形でボレーストローク。
ボレーはしっかりと前で取るためのステップを意識してもらって 練習したのだが、俺の場合は基礎練習のためのボレーを してあげたので、ボールはゆっくり。
その代わりしっかりと打ち込めるくらい、完璧なポジショニングと 正確な打点、そしてずっと打ち続けても崩れない安定感を 意識してもらい、およそ、5分交替でローテーション。
ここでもパワフルなストロークを見せてもらったのだが、
残念なのは連続技が出にくいこと。
連続技とは、打ち終わったらすぐに次のショットに移行して
更に攻撃的なポジションを得ようとすることなのだが、一発に
パワーを使い過ぎて、次のショットが甘くなる。
パワフル且つ、それを何度も何度も連続的に打とうとしないといけない。
【エンディング】~誇りと責任を持った強いテニスを~
最後はサーブからゲーム形式。
人数の関係で、クロスコートでサーバの2ポイント連取交代。
ストローク練習もボレー練習も、この勝負でどれだけ
使えるショットを磨くことが出来たか・・・ということとなる。
ラリーはあくまでもラリー。
相手と仲良く打ち合っているに過ぎないのだ。
クロスコートだと、コートの幅も違ってくるので、戦術的には
難しい。
しかし、実際の試合と違う形で勝負しても、やはり強いヤツは強いんだよなぁ。
大事な事は、勝負のところできっちりと安定感を見せつつ、攻撃が
出来るか・・・である。
レッスンは時間の関係で2時間半と短かったが、それでも
皆と打てたし、勝負も出来たので良かった。
良いショットを打っている人が多いこの男子テニス部には、今後
勝つテニスをもっと学んでほしい。
その為には、もっと自分たちのテニスに誇りと責任を持つこと。
「誇り」はもちろん自信なのだが、「責任」は「勝たなきゃいけない」という責任である。
「勝てるなら勝とう」ではなく「勝たなきゃいけない」という状況に
自分たちを追い込んで行けるか・・・・。
そこが彼らの今持っている可能性を開かせる一つの要因だと思った。
新キャプテンの下、しっかり気合い入れて頑張ってください!!