[ 活動レポート ]長野県立長野南高校
8月最後の日に長野南高校に行ってきました。
日時 | 2009年8月31日 |
---|---|
訪問校 | 長野県立長野南高校 |
【レッスンスタート】~秋の気配漂う中で~
8月最後の日なんだけど、長野南高校はこの日
授業があるため、放課後5時から南長野運動公園で
レッスンとなった。
それにしても肌寒い・・・・。
日が暮れると半袖では少し寒いくらい。
そんな中、授業終えた子供たちが続々と自転車で南長野公園に集まってきた。
今回は女子テニス部、男子テニス部を並行に行った。
さらに2時間という短い時間のうえ、大会前という時期なのでレギュラーの子だけをレッスンさせてもらった。
コートで最初に話しをした1年生の男の子たちも
楽しそうにテニスやっていたので一緒にやりたかったが
今回は残念。
また次回、行くので待ってて下さい!!
【ピックアップポイント】~チェックポイント抑えてる?~
2時間という時間の中で、ダブルスとシングルスの パターンを入れたかったので、最初のミニラリーと ボレーボレーから、ストロークとボレーのチェックを しながらのスタート。
ゆっくりのラリーで、互いに近い距離で打ち合うのだけど
ミニラリーもボレーボレーも注意点は同じ。
① 早めの準備
② 打点の確認
③ ラケットでのボールの捕らえ方のイメージ
準備の部分はとにかくフットワークを使って、ラケットセット
だけではなく、しっかり土台から打つための準備をすること。
でも、他の学校の部活でもよくあるんだけど、
ゆっくりのラリーになると、どうしてもそのゆっくりさに
合わせてしまって、準備も遅くなる。
そして足も止まってしまって、リズム感のないラリーとなる。
その癖が付くと、ゆっくり繋ぐ相手と当たった時に苦労するのだ。
続けてサーブからクロスコートラリー。
でもこのサーブがちょっと怪しい人が多いかな。
打ち方やトスの高さ、打点の位置なんかに問題がある人も
いるのだか、フォルトやネットした後に、それを気にして
ちょっと変えてサーブを打とうとしてしまう人が多い。
一番多かったのが、トスが低くなり打点も低くなる人。
そしてスウィングスピードがゆっくりになり、リズムが無くなる人、
頭もフラフラし始め、打ちながらバランスを崩している人も・・・。
ネットを越えやすくする為にも、高いトスと打点、そして回転掛けて
安定感出す為にも、しっかりとした横向きのターンをイメージし、
そして「堂々と」打つことが重要となる。
【エンディング】~新しいことへのトライ~
最後はゲーム形式。
ダブルスはミニゲームで役割の確認。
ボールを打つ時は「どこに打とうかな」と考えるが
相手が打っている時も、何をするかをしっかりと理解して
おくことが必要となる。
特に前衛のボレーの人は、相手に対してプレッシャーを
掛けるという役割があるので、パートナーと協力して
相手に対して嫌な存在にならないといけない。
その為にも、ポーチボレーは思い切って相手が打つ前に!!
男子はこれを意識してもらうと、かなりいい動きが出来た!!
女子の方はこういったギャンブル的な動きが難しいようだ。
ロブもよく来るし・・・。
その場合はロブを自ら誘うようなフェイントが必要になる。
シングルスはとにかく、パワーに頼らず左右のコントロールを
まずは身につけること。
それが上手くいくと短いチャンスボールが来るんだけど、男子は
このチャンスを一発で決めようとし過ぎ!!
チャンスだけど「一発で」ではなく「このチャンスを活かそう!」と
そこから攻撃をまだまだ続けるつもりで・・・。
それから男女ともに欲しいのはボレー。
相手の大きな山なりのショットは、やはり落としてから打つより
思い切って前に出ていって、ノーバウンドで処理したい。
男子は短いショットだとボレーに行くが、大きなボールを
ノーバウンドカットのボレーはまだまだ。
女子に至っては殆ど落としてしまって、せっかく左右に良い展開を
作ってもとどめを刺せないのが勿体ない・・・。
2時間のレッスンはあっという間に終了。
良いショットを持っている生徒が男子にも女子にもたくさんいて
今後が楽しみと思ったけど、トータルでしっかりと出来る子が
少ないと感じた。
好きなショットをたくさん使おうとしているが、もう少し苦手なショットを
上手く使う練習とか新しいショットやパターンにトライする覚悟も
あればもっと得意なショットを効率よく使えるのに・・・と感じた。
そうすると「自信」にも繋がる。
顧問の山口先生、手配色々ありがとうございました!
生徒の皆、また来るから、それまで頑張って練習して下さい!!
応援してます!