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[ 活動レポート ]日本学園中等部

日本学園中等部のテニス部員を今回はレッスン訪問。

日時 2009年09月01日
訪問校 日本学園中等部

【レッスンスタート】~歴史ある学校~

世田谷区にある夏休み明けの日本学園を訪れたのだが、 校門をくぐると、そこには何とも言えない歴史感じる校舎と木々が 出迎えてくれた。

「日本学園」・・・学校名は知っていたが、 なんと明治18年(1885年)に東京英語学校として創立。
当時は神田錦町だったが、そこから色々経て現在の世田谷区松原に移ったのは昭和11年(1936年)。
ノスタルジックで趣のある校舎は当時造られたもの。

そんな校舎に囲まれた中に、アスファルトのハードコート3面あって、 今回はそこで中等部の男の子たちにレッスンを行った。

【ピックアップポイント】~デモンストレーションから学べ~

まず元気よく皆で元気よく挨拶したあと、3面に分かれてウォーミングアップ。
その後レベル別で3面に分かれて基礎練習を行った。

今回はここの卒業生の元選手が助っ人で来てくれたのでストロークとボレーの練習の前に、彼らへデモンストレーションを しっかり見せることからスタートした。
レベル高い子供たちには、フットワークとしっかり振り抜くリズム、 まだレベルが高くない子供たちには、 「返球するのはこれだけ簡単なことなんだよ!」 と簡単テニスのコツを見せてあげる。

大事なことは、ちゃんと決められた打点で捕える確率を 上げていけば楽にボールを飛ばせるようになるので 「飛ばない・・・」と感じても慌てて大きく振り過ぎないようにすること。
レベル高い子はもっとボールに回転をしっかり与えて スピードのあるボールをもっとコントロール出来るように しながら、組み立てを作れるようにすること。

そういったチェックポイントを意識してもらうと、ボール出しの 基礎練習、ボレーストロークラリーでの基礎練習、フリーコート で自主練習に分かれてローテーションで回していく。
今回は顧問の先生も生徒と一緒に混ざって入ったのだが 生徒に負けないくらいテニス大好きそうな感じ。
こういう顧問の先生がいるのは羨ましい!!

【エンディング】~落ち着いてゲームを行おう~

最後はゲーム形式。
これもデモンストレーションでシングルスのゲームパターンを紹介。

試合で大事なことはまず「安定感」を相手に強調すること。
ミスの多さが勝敗を分けるので、当然相手に対して 「ミスはあげないよ!」とアピールするのだが、当然相手には ミスをしてもらいたい。

ということで、じっくり繋ぎながら余裕が出来れば、そこから 相手を左右に動かしたり、前後に動かしたりしていこう・・・という ことを見てもらったが、実際ゲーム形式の練習が始まると そんな余裕が無さそうだ・・・。

しかも慌てると「ミスしないように落ち着こう・・・」ではなく 強引に決めのショットで一か八かを狙ってしまう子が多い。
そこが今後の課題になりそうだ。

最後は全員に挨拶して終了。
しかし、何人かの子供たちは残って質問をしてくる。
皆、テニスが好きで、もっともっと上達したいんだ・・・と 感じて嬉しい。
もっと何か彼らに与えたいと感じた。

レッスン途中も、高等部の既に引退した3年生が顔を出して くれるなど、皆、仲の良い部活だが、しっかり挨拶もしてくれて、 気持ちよくレッスン出来ました。
セッティングしてくれた先生と、手伝ってくれた坪子くん、 ありがとうございました!!