[ 活動レポート ]県立商工高等学校
横浜市保土ヶ谷区の小高い丘の上にある神奈川県立商工高等学校、男子テニス部に行ってきました。
日時 | 2009年09月05日 |
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訪問校 | 県立商工高等学校 |
【レッスンスタート】~豪華!アシスタント4名レッスン!~
テニスコートは綺麗に整備されたクレーコート3面。
コートの周りは木々に囲まれており、まるで山中湖か軽井沢で合宿をやっているような気分になる、のんびりした
コートで4時間レッスンを行った。
もともとテニス仲間から
「ウチの母校に来てもらえませんか?」
という依頼を受けて、そこからOB会を通して
顧問の先生に連絡が入り、レッスンが実現された。
当日もOBが4人もレッスンアシスタントとして参加。
現役の子供たちにアドバイスしたり、一緒に打って
あげたりとこちらのレッスンの手伝いをして
もらいました。
【ピックアップポイント】~崩れないように動け!~
まずはストロークラリー、ボレーストロークとラリーの基礎練習。
守りと攻めの切り替えを、ベースラインを一つの基準として意識してもらい練習。
続いてボール出しからのクロス・ストレートの
ラリー練習とOB2人対現役生1人のオールコート
ラリーを並行して行う。
OBには、コート一面1人で頑張って守っている
現役生をしっかりと振り回してもらう。
クロス・ストレートラリーは左右の動きを規則的に行いながら、
しっかりとコントロールする練習。
ストロークラリーは出来るのだが、こういう動き回る状態で
どれだけ安定感を出せるかが重要。
ステップに合わせやすいコンパクトなスウィングやバランスの良い姿勢が要求される。
続いてダブルス形式の2対2ボレーボレーを行い サーブ練習、最後はレシーブチャンピンの勝ち抜きで ゲーム形式行ってレッスン終了。
【エンディング】~OB会の存在~
動き回った練習をすると、ちょっと不安定な状態が
気になるし、精神的にも重要な時に中途半端なプレーを
してしまう人が多かった。
結構ストロークなんかは、全体的にも良いショットを打っているのに
それを発展させて、「勝つテニス」をまだまだ掴み切れていない状態。
でも今回も参加してくれたOBの方々は、さすがに卒業してからも
テニスを続けているから、皆しっかりと心に迷いないテニスを
掴んでいる。
テニスはメンタルスポーツなので、まだまだ成長の途中段階
である高校生たちは、是非とも顧問の先生やOBと連携して
心理的な強さを学んでほしい。
そういった意味では、今回の商工高校のようなしっかりした
OB会が存在している部活は大きな可能性を持っていると思う。
高校の学年は3学年しかいないけど、その上には今までの先輩が
積み重ねてきた歴史と強い思いがあり、それを現役生が感じながら部活を
行うことで、迷いなくしっかり目的に向かって歩んで行ける。
是非とも現役生もOBも、一緒になってこの商工高校男子テニス部を
更に盛り上げて、いい結果を出せるように頑張って欲しいです。
手伝ってくれたOBの方々、顧問の酒田先生、ありがとうございました!
またあの高原ののどかなテニスコートでプレーさせて下さい!