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てにすまん 高西ともブログ

きつい分だけ、喜びが待っている [過去の思い出]

投稿日時:2011/05/25(水) 10:22

この前、仕事で大阪へ車で向かう途中、静岡県の
浜名湖サービスエリアでバッタリ選手仲間と出会った。
選手何人か一緒だったんだけど、これから兵庫県に遠征へ
行くとのこと。
「俺は仕事で大阪なんだよ!!」と答えたんだけど、彼らの
生き生きした表情見ていたら、遠征に出場して頑張っている
選手達は羨ましいなぁって思った。
俺も選手生活に戻りたい・・・なんて思ったよ。
 
でも選手生活って楽しかった思い出が強いんだけど、改めて
思い返してみるとけっこう精神的にはきつかったかな。
特に試合に出場するってエネルギーが必要。
体力的にはもちろんのこと、試合を勝ち上がっていくための
精神力も大事だし、金銭的な問題もストレスに関わって来る。
 
もちろん勝てばそんなストレス吹っ飛んでハッピーになる。
そうなるようにしっかり練習やトレーニングを積んで臨む。
でも当然相手もそうやって頑張って来る訳だし、
自分より強い相手となるとそんな努力なんて無駄だったと
思えるくらい簡単にブッ飛ばされる。
そうなると余計にストレスが溜まる。
 
現役時代には大きく分けると、優勝は現実的に厳しいけど
どこまで勝ち上がれるかチャレンジする大会と、優勝の可能性がある
大会と両方バランスよく出るようにしていた。
でもチャレンジする大会って、予選負けすることもあるし
シード選手に「あいつと当たるとラッキーだね」なんて思われることもある。
そんな状況で戦うのって精神的にキツイ。
自分に自信を持ち続けてトライしているんだけど、
「俺ってダメなのかな」って簡単に思ってしまう。
 
逆に、優勝の可能性がある大会に出ていると、自分という人間を周りに
堂々とアピール出来るから自信が持てる。
だけど、当然「勝って当たり前」「負けられない」というプレッシャーに
苛まれる。
これまた違う意味で精神的にきついんだよね。
 
でもどっちにしろ、チャレンジ精神で臨んだ大会で思いがけず
金星あげられたり、勝ち上がることが出来れば嬉しいし、
優勝の可能性ある大会の中で、きっちり優勝出来ると、それまで
苦しんだ分だけ喜びが増すのだ。
どういう大会でも、想像以上の戦績を上げられて、自分の成長や
可能性を感じられなきゃいけないってことだね。
 
今、成長出来ずに苦しんでいる人、戦績出せずにもがいている人、
結局は頑張り続けないといけない。
もし結果を出せた時、今感じている苦しみが全て幸せになって
返って来るから、それを信じてトライし続けよう。

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