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てにすまん 高西ともブログ

親子テニス [過去の思い出]

投稿日時:2010/10/06(水) 14:04

久し振りに父とテニスをした。

 

来年で64歳になる父なのだが、まだまだ元気で

 

毎日コートに立ってテニスをしている。

 

もうすぐ始まる全日本ベテラン選手権の60歳以上の部で

 

優勝狙っているのだ。

 

過去何度も日本一になっている父は、とにかく強い。

 

 

結果はもちろん引退したと言っても俺の方が上なので

 

6-1で勝利。

 

でも父に勝てるようになったのはここ4,5年のこと

 

じゃないだろうか。

 

それまでは圧倒的に父の方が強かった。

 

 

俺が高校でテニス始めたのはもちろん父の影響。

 

でも「憧れて・・・」と言うより、家にラケットが何本も

 

転がっていたからかな。

 

そんなに深くは考えていなかった。

 

もちろん高校の頃は父に手も足も出ない。

 

そんな俺をもっと上手くさせようと、たまにテニスクラブへ

 

連れて行かれて一緒にテニスをやったけど、相手にならない

 

どころか、父のアドバイスの仕方が気に入らなかった。

 

 

だから一緒にテニスをやるのは嫌だった。

 

悔しさもあったんだろうが、とにかく父からのアドバイスを

 

素直に受け入れられなかったんだ。

 

今はもう俺の方が上だし、俺はコーチと言う立場だから

 

父親よりももっと専門的な目でテニスを見る事が出来るので

 

今回も父に「もっとこうしなきゃ」とアドバイスしたりする。

 

「参考にするよ」という父だが、何とも悔しそう。

 

 

昔、簡単に勝っていた息子相手に1-6で負けるのは

 

選手として相当悔しいみたいだね。

 

特に親子だと尚更。

 

昔は俺が中途半端な気持ちでテニスをやっていたから

 

悔しいとすぐ逃げていたけど、今は互いに一緒にテニスする

 

喜びを分かち合える。

 

悔しさと向き合って頑張る事って大変だけど大切だ。

 

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