大きくする 標準 小さくする

てにすまん 高西ともブログ

軸足使い分け上手 [技術【ストローク】]

投稿日時:2011/04/20(水) 15:23

どのショットも軸足って大事。
足は二本あるけど、どっちの足が軸となっているかで
身体の使い方が随分と違ってくる。
ストロークも例外では無いんだけど、状況によって
軸足が違うから、気を付けて使い分けないといけないよ。
 
例えば右利きの人がフォアハンドストロークを打つ時
右足を軸にした場合と、左足を軸にした場合でどういう
特徴の違いがあるかというと、まず右足を軸とした場合は
重心が後ろに掛かりやすい。
なので、上方に持ち上げやすいのが特徴。
スウィングも後ろから前へ前後に振るというよりは、上下動で
下から一気に上へ振り抜きやすい。
持ち上げる要素が強から回転も掛けやすい。
 
だから深いショットを下がって打つ時やサイドに振られた時
なんかによく使われる。
それから上下動のスウィングに合わせやすいから、
厚いグリップの人はオープンスタンスの時よく右足軸で打つ。
 
一方、右利きの人がフォア打つ時に、左足を軸足にして打つ時は
どんな時で、どんな特徴があるんだろう。
前足と後ろ足で分けると、前足として踏み込む役割があるのが
左足だから、その左足を軸とすると、グッと体重を前に乗せられる。
なので体重が効いてパワーのあるショットが打ちやすい。
また前足として活用するから、打点もかなり前へなるので、
バウンドしたボールを上がりきる前に捕らえやすい。
いわゆるライジングってやつだね。
そのライジングでボールを打ちやすい。
 
だから、攻撃的でパワー系のショットを打ちやすいんだけど
前後のスウィングになりやすいから、回転は右足軸より
掛けにくいし、ボールも持ち上げにくい。
だから持ち上がらずにネットしたり、回転足りずにアウトするので
段々左足軸で打つのが怖くなって腰が引けて、結局チャンスが来ても
後ろ足の軸足ばっかりの人って多いんだよ。
 
なので普段の練習でもちゃんと、後ろ足軸をメインにした
繋ぎショットの練習と、急にチャンスが来た時に前足軸を
メインに攻撃出来る切り替えの練習をしておかないといけないよ。
持ち上げやすくて回転掛けやすい後ろ足で粘っておいて
短いチャンスボールが来たら、左足で踏み込んでライジングで
一気に攻撃!!!そんな展開出来るようになるので、しっかり軸足を
状況に応じて使い分ける練習をしておこうね。

トラックバック一覧

<< 2024年2月 >>

MONTUEWEDTHUFRISATSUN
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29