大きくする 標準 小さくする
トップ >>  てにすまん 高西ともからのメッセージブログ >>  だからフォルトがフォルトを呼ぶんだよ!

てにすまん 高西ともブログ

だからフォルトがフォルトを呼ぶんだよ! [技術【サーブ】]

投稿日時:2011/04/28(木) 23:56

テニスの試合ではどうしてもミスは起きてしまう。
ノーミスで試合を終えるなんて殆どないだろう。
大事なことはミスをしないようにすること以上に、
ミスした後に、そのミスに影響されず、ちゃんと立ち直る
事なんだよね。
 
でもミスを引きずって、どんどん崩れて行く人って
多いんだけど、典型的なのがサーブだ。
ダブルフォルトを一回した途端、さっきまであんなに
気持ちよく入っていたのが、ウソみたいに入らなくなる。
 
その時に「あっ!入らない!」って思うだけじゃなく、そのミスは
どういうミスなのか冷静に分類して整理しよう。
例えばサーブミスの場合は大きく二つに分けられる。
一つはネットに引っ掛かるミスで、もう一つはオーバーのミス。
まさかサーブの調子が悪い時は、サイドラインをギリギリ狙うような
事はないだろうから、ネットかオーバーかのどちらかだと思う。
 
ネットミスが多い場合は、トスと打点が低くなっている場合が多い。
特に丁寧に打とうと気を使うと、打点を高くしてジャンプするより
低く落ちて来るまで待とうとしやすいので、余計にネットに掛かりやすくなる。
他には気持ちが引いているので、前方にトスを上げられず、頭の上か
それより後ろの打点になってしまうのも、回転ばかり掛かって
ネットミスになりやすい。
少し前傾になるくらい前にトスを投げることと、高い打点を向えに行きながら
打ちに行くつもりでトスと打点を修正してみよう。
 
オーバーが多い場合は振り抜きの弱さが原因。
サーブは上から打つショットでもあるから勢いがある。
だかそう簡単に自然落下していくものではない。
例えそうなら、相当弱いサーブだからね。
なので、勢いそのままのサーブをちゃんと途中で落下させて
相手のサービスエリア内にバウンドさせる為には、ある程度の
スピンかスライスの回転が必要になって来る。
その為には・・・そう、怖がらないでしっかりとラケットを振って
回転をしっかり与えてあげること。
ビビった人はこれが出来なくて、結局回転量不足でオーバー
してしまう事となる。
 
とにかく試合中に自分のサーブのフォルトがどういうタイプなのか
途中休憩している時で良いからよく考えよう。
そしてそれに対してしっかり対処して、同じミスを続けて
起こらないように気を付けてね。
 
でも普段からしっかりちゃんとしたサーブを打っている人は
ダブルフォルトなんかした後の対処はあまり考えず、
リセットして何事も無かったかのように、普通にサーブする事が
意外と良かったりするんだよ。
ま、修正上手とリセット上手、両方手に入れると便利だな。

トラックバック一覧

<< 2024年3月 >>

MONTUEWEDTHUFRISATSUN
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31