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てにすまん 高西ともブログ

ハワイでナンパ [過去の思い出]

投稿日時:2011/05/27(金) 12:14

アメリカのハワイに初めて行った22歳の時、
一応ハワイ大学のテニスチームに混ぜてもらうという
約束をもらって行ったんだけど、実際練習しに行くと
遠征でまず1ヶ月間はテニス部はハワイ大で活動しないらしい。
なので、いきなり練習相手を探さないといけない状態になった。
 
アメリカは大抵どの町にもパブリックコートが
あってそこは無料でテニスが出来る。
そういう場所に行って強い選手を探すんだけど、だいたい
そういう選手は予め強い人と約束して練習するからなかなか
チャンスがない。
しかも俺がそこそこ打てる人だと分かると、色んな人が
「俺と練習やろうよ!」と声を掛けてくれる。
 
その中には一見、世界ランキング持ってそうな人に見えるんだけど
実際やると全然ラリーが続かない・・・なんてことが多かったなぁ。
技術が無い癖して速いショットばっかり打とうとするから
練習にならないんだよね。
でも帰り際は「明日もやろうよ。何時にする?」って聞いて
来るから断るのも大変だったこともよく覚えている。
 
でもそういうやり取りを面倒に思ってしまうと、なかなか練習相手も
見付からない。
2,3か所、パブリックコートを周りながら自分の存在をアピールし
徐々に色んな人を介してやっと強い選手と知り合えた時には
嬉しかったし、その頃にはコミュニケーションもスムーズに
出来たし、何より自分の居場所が出来たって感じたかな。
 
今考えると、その時知り合った選手も大したレベルじゃないけど
当時の俺も大した選手じゃなかったから丁度良かったし、
何よりその選手はモチベーション高かったのが良かったね。
のんびり感たっぷりのハワイのテニス界では貴重な選手だったよ。
 
それをキッカケに、色んな場所で練習相手を見付けることが苦じゃ
なくなった気がする。
日本で練習相手見付ける時も、格上の選手に練習を申し込んだり
出来たしね。
選手としてこういう事が出来るかどうかが、上達条件の一つ。
皆の知らない世界に飛び込んだ時、ちゃんとコミュニケーションを
取れるようにしておこう。
ま、たまには自分より下手な人に引っ掛かることもあるけど
そういうのも重要な練習になるよ。

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