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てにすまん 高西ともブログ

平凡ショットでパッシング [技術【ストローク】]

投稿日時:2011/05/30(月) 04:48

パッシングショットの練習ってやってる?
相手がボレーに出てきた時に、その横やロブをストロークで
抜くのがパッシングショットなんだけど、
単なるストロークショットとは違って来る。
 
当然甘いアプローチなんかで前に出てきた相手には
普通にストロークで抜いてしまえば良いんだけど
しっかり良いアプローチショットで前へ出てきた
相手には何らかのことをしないと、ボレーでやられてしまう
危険性がある。
さて何が必要なんだろう。
 
もちろん取れないくらい端っこに凄い速いショットが
打てればそれで十分なんだけど、そんなショットを常に
打ち続けるのは難しいし、そんなのを自分に要求してたら
ボレーでやられる前に自分のミスが多くなってしまうでしょ?
となると大事なポイントは、安定した平凡ショットでいかに
効果的なのを打てるかってことなんだよ。
 
そこで重要になるのは「意表を突く」ということ。
ちょっとした心理作戦があると効果的なんだよね。
例えば相手がこちらのバックハンドにアプローチしてきたとする。
それに対してしっかりと肩を入れてストレートを狙う・・・フリをする。
その状態からショートクロスへパッシングショット。
どう?イメージ出来るでしょ?
ただクロスへ良いショットを打とうと心掛けるより、一旦ストレートを
臭わせておいてからクロスへ打った方が、相手のフットワークを
止めることが出来る。
 
こういうちょっとしたサプライズを混ぜることがコツなんだよ。
他にもクロスアピールからストレート打つことも効果あるし、
クロス、ストレート、両方臭わせておいてのロブってのも面白い。
それから、こちらへ向かって来る相手のアプローチに対して
大きく一歩踏み込んで、一瞬早いタイミングでパスを打つのも良いね。
相手にしてみれば、まだパスは打たないだろうと、前へ詰めている
途中だったりすると、一歩も動けなかったりするからね。
 
でもこういう違うコースを臭わせたり、一瞬早いタイミングで返球したり
するには、打つための準備を早くする必要がある。
準備を早く終わらせることで、余った時間を他のコースのアピール
タイムに使ったり、一歩大きく踏み込んで早いタイミングで打てたり
するのだ。
 
ということで、パッシングの練習をするにはもちろん、ボレー対ストロークの
シチュエーションで練習するのも重要だけど、とにかく準備を早くしておくことが
重要なんだよ。
どれだけボレーの選手の足を止められるか・・・だね。

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