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てにすまん 高西ともブログ

ネットを挟めば敵なんだよ [練習]

投稿日時:2011/06/14(火) 11:45

皆の普段の練習メニューはどんな感じだろう。
ボール出し練習も入れるだろうが、やっぱりラリー練習が
殆どだと思う。
試合形式はそんなに大人数で出来ないからね。
その時の練習相手はどんな人?
仲は良い?
いつも一緒にやってる相手かな?
 
「一緒に強くなろう!!」と励まし合える仲間と練習出来ることは
素晴らしい。
だけど、打ち合っている以上、相手は敵なんだからラリー練習と
言えどもやっぱり相手に何かをしないといけない。
お互い相手を気持ちよくラリーさせるようなショットばかりじゃ
試合の時にも倒したい敵の調子を上げるテニスになってしまうよ。
 
もちろん、限られたスペースの中でのラリー練習だから
右に左に相手を揺さぶったり出来ない場合が多いと思うし
攻撃的に打とうとし過ぎてミスばかりするのもダメ。
じゃあラリー練習の中ではどんなことをして打ち合っている相手に
「ん?なんかやりにくいな・・・」と思わせることが出来るだろう。
 
まずは緩急をしっかりとつけること。
特にゆっくりのショット、これをメインに行いながら打ち込むチャンスが
来るのを待って、いざチャンスが来たら自分の持っている速いショットを
咄嗟に切り替えて使えるようにする。
黙々と同じ所に打ち続けるラリー練習していても、この流れで行えば
試合の流れやイメージも掴み易い。
 
それからショットの種類を変えてみるのも重要だね。
トップスピン系のストロークを打ちながらスライスを混ぜる
なんてことは必ず練習しておこう。
特にスライス打った後にしっかり踏み込んでトップスピンを
掛けられなくなる人って多いからね。
トップスピンから急にスライス、スライスラリーから急に
トップスピンで打ち込み・・・・などの練習は必須!
 
軸足の切り替えもしっかり練習しておきたい。
後ろ足を軸足にしたオープンスタンス系のラリーから
一気に前足を軸にした踏み込み系のライジングショットは
何度も練習しながら身体に覚えさせないと試合では絶対
ビビって使えない。
 
とにかく色んなショットの組み合わせや切り替えを
行いながら、打ち合っている練習相手がどんな時にやりにくそうか
観察しておこうね。
仲の良い練習相手でも、打ち合っている以上は敵として調子を
落とさせるつもりでラリー練習を行おう。
 
でも、その練習相手も同じように色々仕掛けてきたら、それこそ
良いラリー練習に発展していくよ。
「力を合わせて、ラリーを続けようね!」
なんてラリー練習は初心者のうちだけ!
ラリー練習は戦いだ。
相手をぶっ潰せ!

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