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てにすまん 高西ともブログ

会社の面接 [過去の思い出]

投稿日時:2011/06/28(火) 02:01

初めて国際大会を観たのは18歳の時。
東京の代々木体育館で行われていた
セイコースーパーテニスという大会で、当時は
イワニセビッチやエドバーグ、松岡修造さんなんかが
出場していて、彼らのテニスを興奮しながら観たのを
今でも鮮明に覚えている。
 
キッカケは何だったのか。
実は、当時大阪に住んでいて、たまたまテニスコーチの
面接を受けに上京してきた時に、面接官の方が面接する
直前に「これから、セイコースーパーを観に行かないか?」
と言って来たので「もちろん行きます!!」と
面接そっちのけで同行させてもらったのだ。
 
観戦したのは松岡修造さん対エドバーグの試合。
気合十分、アグレッシブにプレーする修造選手に対し
クールにそれを撃破するエドバーグ選手。
松岡修造さんはボロ負けだったけど、俺にとっては衝撃的だった。
テニスってスゲェって生まれて初めて思った瞬間だった。
 
終わった後、その面接担当の方と他数名に寿司屋にも
連れて行ってもらい「感動しました!!」と寿司を頬張りながら
熱く語り、次の日に行う予定だった面接を更に翌日へ
延期してもらって、結局2日間連続セイコースーパーに
通ったのだ。
 
もし上京した時、そのまま普通に面接してから入社して
テニスコーチとして働き始めていたらちょっと違っていたかも。
入社する前に観たトッププロ達のプレーでテニスに対する
熱意が上がったし、また美味い寿司を食わせてくれたことと
「もう一日観たい」と言った俺のワガママを許してくれた
この会社に感謝の気持ちも生まれたしね。
 
世の中、色んな巡り合わせがあるもんです。

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