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てにすまん 高西ともブログ

そんなの、朝飯前さっ! [戦術]

投稿日時:2011/10/12(水) 01:32

テニスは道のりが長い。
つくづくそう思う。
道のりが長いとは、試合が長いという意味。
もちろんレベル差あれば、あっという間に試合は終わって
しまうんだけど、それでも1セットマッチだったら最低24ポイントは
やるからね。
当然もつれる試合はもっとたくさんプレーしないといけない。
気長に頑張らないといけないスポーツだ。
 
だから大事にしたいのは「流れ」である。
良い流れを掴めれば、ポイントは意外と続けて取れる。
でも流れが悪いと1ポイントとるのに、かなり苦労をしないと
いけなくなってしまう。
ポイントを取り続けて勝利を掴むには、流れを引き寄せるような
形でポイントを取りたいもんだね。
 
じゃあどういうプレーが良い流れを生むと思う?
良い流れとは・・・もちろん相手にとっては「悪い流れ」である。
ということは、相手が「それ嫌だなぁ・・・」という風に感じてくれれば
こちらにとっては良い流れなんだよ。
 
でもそれは決してスーパーナイスショットではない。
素晴らしいショットでポイント取っても、そのポイントを取られた事は
「しまった!!」って相手は思ってくれるが、素晴らしいショットって
そう簡単に続けて打てないし、無理に打とうとすると今度は自分に
プレッシャーが掛かって、ミスをプレゼントしてしまうことになる。
だから良い流れを作れるプレーは、意外と地味なショットで手堅く
粘ったりした方が良い流れは出来る。
 
そもそも良い流れを生み易くするには、どうすればいいのかと言うと
「この先、ずっとこんなプレーが続くのか・・・・」という印象を与えないと
いけないんだよ。
まぐれのような一発勝負的なプレーが見事に決まっても、
「どうせ、もうそんなの打てないんでしょ!!」と言う風に相手へ映ると
精神的なダメージが少ないどころか、そのリスキーな攻撃を
粘りまくってミスをもらってやろうと、相手は守りを固めることに
やる気を出してしまって、それが結構厄介になり、
いつの間にか、攻撃的になり過ぎて空回り・・・という
悪い流れになっていたりする。
 
だから攻撃をしたとしても、8割,9割くらいの成功率のショットを
使って安定感をアピールしながら、攻撃的な行動を見せ付けたり
なんか打ちにくいと感じるコース、もしくはスライスで繋ぎまくる等の
プレーが良い流れを生み易い。
「無理してないっぽい・・・」そう思わることが出来なければ厳しいぞ。
 
だから、もし無理して、まぐれでポイントを取ったとしても
「いや、全然無理してないよぉ~」っていう表情と態度をとること。
「こんなプレーは簡単だよ」
そう相手にアピールしないと流れが来ないので、気を付けよう。

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