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てにすまん 高西ともブログ

テニスコートは微妙な広さ [フットワーク]

投稿日時:2011/10/26(水) 09:08

テニスコートって広いのかなぁ。
シングルスで一人の時は広く感じる?
じゃあダブルスは狭いって思う?
 
テニスコートって微妙な広さだと俺は思う。
広いと言えば広いし、狭いって言うか、
「守りやすい広さ」と言えばそうなのかなって。
じゃあどういう時に広いなぁって感じるか・・・。
コートを端から端まで有効に使って配球してくる相手の時って
すごい走らされてしまうからそう感じない?
 
例えそれがダブルスだったとしても、相手からペアと一緒に
走らされると、ゼーゼーハーハーなるくらい疲れる。
コートに二人もいるのに「守る場所広過ぎる!!」って思っちゃうよ。
逆にコートを有効に使えないような相手だと、その人が多少ショットの
スピードがあっても楽チンで守れてしまう。
守る範囲が狭いと、コートは狭く感じられるのだ。
 
そんな微妙な広さで行うテニスというスポーツだから
しっかり相手コートの隅々まで配球が出来るように普段から
練習しておかないといけないんだけど、それと同時に自分より
強い相手と対戦する時には、空いている自分のコートの
どのスペースに打たれても、そのボールに追い付いて
返球し続けられるかが重要となる。
 
そのためには、トレーニングで足を速くするってことも必要だけど
テニスコートはそんなに死ぬほど広い訳じゃないから
大事なことは最初の一歩をどれだけ素早く出せるか・・・なんだよ。
100メートルを10秒以内で走れる人がいても、最初の一歩が
出遅れたらテニスはもう間に合わない。
とにかくボールの方向へ、最初の一歩を早く出でるよう専念しよう。
 
その為には、予測と準備が必要。
予測とは・・・まず相手が打つ直前に、まずは自分達のコートを
見渡して、空いているスペースを確認すること。
その空いているスペースは、当然一つでは無いので
きっちり全部チェックするのを忘れずに。
 
でも当然全てをチェックしても守り切れるわけじゃないから
そこで瞬時に過去のデータを思い出し、その選手がその幾つかある
スペースの中でどこを選んで打つことが多いか、順番を決めたいね。
そうやって予想範囲をしっかりさせておくと、予想範囲内のショットが
来た時にサッと足がその方向へスムーズに動くんだよ。
その一歩が速ければ、多少足が遅い人でも相手のナイスショットを
しのいだり出来るもんだよ。
 
そこまで予測をしておいたら、あとはボールがバウンドした方向へ走る
準備をしないといけない。
一応どの方向にでも走れるようにする為、そしてショットに追い付いた
時の為にも、相手がボールを打つ直前に、スプリットステップで
右足、左足、どちらも均等に体重を乗せ直してあげると同時に
スタンスを広く取って膝を曲げ、腰を落とすことで、その後判断した
方向へのダッシュをスムーズにしてあげること。
だって短距離走もスタートの時、膝を曲げて腰の位置を落とすでしょ?
せっかく良い反応が出来たのに、スタートが遅いのも悲しい。
 
相手がショットを打つ可能性の高いコースの予測と
その方向へのスムーズなスタートダッシュの準備、これが
出来なきゃ、「コートって広いなぁ~」って感じながら
プレーしなきゃいけなくなるよ。

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