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てにすまん 高西ともブログ

切れ味鋭いスライスサーブをゲットせよ [技術【サーブ】]

投稿日時:2011/11/29(火) 07:40

試合の時、手堅いポジションで
がっちり守ろうとしている相手を崩さないと
いけないんだけど、いきなりサーブで相手を
コートの外に追い出すことが出来れば、その次の
ショットでオープンコートを狙って更にダメージを
広げることが出来る。
 
それをいきなりサーブでやろうと思うと
スライスサーブがかなり有効だね。
右利きの人はデュースサイド、左利きの人は
アドサイドで、相手をコートの外に追い出しやすい
スライスサーブは、是非とも試合の中で活用して
もらいたい。
 
でも、そんなの切れ味鋭いスライスサーブって
簡単に打てるもんじゃない。
難しいんだよね。
で、そんなスライスサーブを習得するに苦しんでる人って
皆揃ってこんなことを言う。
「スライス回転はかかるけど、フワッとなって弱々しくなる」
 
確かにセカンドサーブの時、入れるためにスライスサーブを
使うこともあるくらいだから、フワッとさせて安定感を
出させる要素もある。
どうやれば攻撃系の切れ味あるスライスサーブに
発展させられるのだろうか。
 
フワ系と切れ味系の大きな違いは、なんと打点である。
サーブ打つ時のラケットは、背中の後ろでくるりと
ラケットヘッドが回って、その反動から前方へ
スィングするんだけどそこで打点が、体の横とか
体よりも後ろの方だったりすると、スライス回転は
掛かりやすいんだけど、スムーズに前方へラケットを
振り抜きにくい。
結果、ボールは回転ばかり掛かって伸びの無い
スライスサーブとなる。
 
しかし打点を体よりも前にすると、背中でくるりと回った
ラケットヘッドが一気に前へ加速しながら直進的に
振り抜きやすくなるから、スィングスピードも上がるし
何より前方でボールを捕らえたほうがボールの側面を
タッチしやすいから、角度をしっかりつけたスライス、
いわゆる切れ味鋭いスライスサーブになるんだよ。
 
でもこれはスライスサーブに限らず、トップスピンも
フラット系もそうなんだけど、サーブのトスを前に
上げて打ちに行くと、体が正面向きになりやすかったり
腰が曲がったりしやすいので、体幹をしっかりさせる
トレーニングなんかも普段からしっかりしておかないと
いけないね。

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