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てにすまん 高西ともブログ

ボレー、食わず嫌いになってない? [技術【ネットプレー】]

投稿日時:2011/12/07(水) 12:26

自分自身のことってよく分かってる?
テニスを強くするには、自分自身のことを
よく分かってないといけないでしょ?
得意、不得意をちゃんと見極めておかないと
練習する時や試合する時に、何を優先させれば
いいか、分からなくなってくる。
 
そんなことを偉そうに言っている俺は、自分自身の
テニスのことを完璧に分かっているか・・・と言うと
意外と怪しいんだよね。
だって選手生活をスタートさせた20代前半、俺は
ネットプレートバックハンドが超苦手で、フォアハンド
ストロークとサーブがメインだったんだけど、
引退する頃には、バックハンドスライスとネットプレーが
かなり試合の中でキーワードになる形になっていた。
人間、この先どう変わるか分からないもんだ。
 
だから意外と「食わず嫌い」と同じで、苦手なショットも
ホントは苦手なんじゃなくて、ただコツを掴めず
もがき苦しんでいるだけだったりするのだ。
その中でも特に俺の中で不得意から得意に変わった
ものは、先程も出てきたけどネットプレー。
今じゃダブルスのみならず、シングルスも結構
ボレー中心となっている。
 
そんな「不得意→得意」というのを数年間で変化すると
何がキッカケで、何を掴んだのかハッキリと覚えている。
ま、色々あったんだけど、考え方の部分では
「決めるボレー」から「脅かすボレー」に変わったこと、
そして技術的な面では「自分の力でボールを飛ばす」
から、「相手の力・ボールとラケット独自の飛ぶ力」に
変わったことが大きい。
 
この考え方と技術的なことを掴んでからは
今までの自分のネットプレーが嘘のように変わった。
もちろん、ある日いきなり上手くなったわけじゃないけど
そういったことを掴んでからは、確実に手応えがあったのを
覚えているし、逆に言うとそういう何かヒントを掴めない
限りは、練習しまくっても全然上達しないどころか
苦手意識ばかりが膨らんでいったのも覚えている。
 
ボレーが苦手って思ってる人、俺も開眼した
考え方と技術、意識してトライしてみて。
これをキッカケに、今までネットプレーが不得意
だったのが「好き!!」になるかもしれないよ。

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