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てにすまん 高西ともブログ

プレーの合間に考えること [メンタル]

投稿日時:2011/12/29(木) 01:02

テニスは頭を使うスポーツだ。
プレー中に考えないといけないことが沢山ある。
打つコース、相手の表情、それまでの展開、
風の向きや自分の心理状態も客観的に見て
考えておかないといけない。
 
でもポイントとポイント間の時は考えないで
良いかというと、そんなことはない。
もちろん考える。
でもプレー中とはちょっと違った感じになる。
 
俺の場合、ポイントとポイントの間ももちろん
プレー中と同じようにコースや相手の表情、展開
そして風向きなんかを考えるんだけど、自分を客観視
して自分に言い聞かせる場面が多い気がする。
だって細かく綿密なプレーを考えておいたとしても、
テニスって相手あってのスポーツだから、そんなシナリオ
通りにことが進むことは難しいでしょ?
 
もちろん、それまでストロークメインでベースライン
プレーを行なっていたところを、
「次はサーブ&ボレーで・・・」なんて作戦は考えるけど
サーブ&ボレーした結果、相手がどう対処してくるかは
ある程度は予想出来るけど、完璧な予想は無理でしょ?
となると、結局サーブ&ボレーをして見せた直後に
相手が見せるプレーを見てその瞬間に判断せざるを
えないんだよ。
 
だから、ポイントとポイントの間はある程度予想して
大まかな作戦というか戦略は考えて立てるけど、
それ以上に重要なのは、プレー中、瞬時に状況を
判断できる「自分」をその間に作り上げて維持することが
大事なんだよ。
 
だから俺の場合、ポイントとポイントの間は
次のポイントのために、ある程度の大まかな作戦は
立てるが、それ以外は「俺は出来る選手だ」
「俺なら大丈夫」「今、いい流れが出来ている」
「ここを粘れば、絶対流れが来る」といった自分を
励ましたり、調子に乗らしたり、たまに落ち着かせたり・・・と
とにかく次のポイントの最中に、冷静な判断が出来る
自分を作ることが主な仕事だったりするんだよ。
 
これが出来ないと、いい流れの時は影響ないけど
悪い時は、びっくりするくらい一気にどん底に落ちるんだよ。
プレー中と、プレーの合間の頭の使い分け、ちゃんと
皆は出来てるかな?

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