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てにすまん 高西ともブログ

ダブルスって人が多すぎてつまんない!? [試合【ダブルス】]

投稿日時:2010/06/18(金) 08:30

テニスとはシングルス。

 

テニスを始めた頃はそう思っていた。

 

1対1で打ち合って競い合う。

 

そういうイメージだった。

 

 

だから、打ち合っている相手に取れないくらいの

 

凄いショットを手に入れる事と、相手がどんなショットを

 

打ってきても返せるようにすることを考えて練習してきた。

 

 

でも、テニスとはダブルスというものもある。

 

ダブルスも、相手が取れないくらい凄いショット打ったり

 

相手のショットを頑張って返していればいい・・・と

 

思っていたんだけど、やっているうちに何だか違う気が

 

してきた。

 

 

例えばクロスの人と打ち合っていて、そのクロスの人を

 

打ち負かしてやろうと思っていたら、突然正面のボレーの

 

人が飛び出してきて邪魔に入る。

 

「おいおい、クロスの人との勝負に入って来るなよ!」

 

何度、そう思ったことか。

 

パートナーが相手と打ち合っている時も、チャンスボールが

 

来たら参戦出来るが、なかなかボールが回って来なかったり

 

すると「俺の仕事がない・・・」なんて思ったりしていた。

 

 

シングルスを主体にテニスというものを考えていた俺には

 

「ダブルスって、人が多過ぎてつまんない」

 

という風に思えたんだよ。

 

 

でもテニスってボール打つ人だけじゃなくて、打ってない人も

 

次のことを予測するために相手を観察したり、それまでの

 

データを思い出したり、フェイント入れてみたり、思い切った

 

勝負を仕掛けてみたり・・・とやらないといけないことが多いって

 

気付き始めた。

 

 

そうするとダブルスでのボレーの役割、ストロークの時

 

注意すべき事が分かって来たと同時に、シングルスの

 

時にも、相手を打ち負かすことだけじゃなくて、打とうとしている

 

相手に対してプレッシャーを掛けてミスを誘ったり、自分の

 

打って欲しいコースに誘導したり・・・とやるべきことが見えてきた。

 

 

ショットも磨かなきゃいけないけど、ボールを打っていない時

 

何をすべきか・・・・。

 

特にダブルスはそれを考えられないとやってられない。

 

ボールを打つ人は1人、でもそれ以外の3人とも次のことを

 

考えて動けるように、それぞれ仕事があるってことを忘れないように。

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