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てにすまん 高西ともブログ

技術だけじゃダメってことか [試合【ダブルス】]

投稿日時:2012/01/12(木) 11:51

現役時代、試合の殆どがシングルスだった。
ダブルスもたまには出ていたけど、
シングルスに出たついでって感じだね。
単複両方出場して、シングルスが先に負けて
終わると「え~、ダブルスだけか・・・」なんて
思った時もあったよ。
 
なので、ダブルスの練習なんて普段からしなかった。
テニスのことは四六時中考えてたけど、
それはシングルスのこと。
ダブルスというスポーツの勝ち方なんてあまり
気にしなかったね。
 
でもサーブやストロークの技術も上がってくると
戦術関係なしで、技術で何とか少しはダブルスも
勝てるようになってきた。
でも勝ち上がるが、普段本当にダブルスが強い選手と
対戦すると全然勝てない。
その時感じたのが
「邪魔する人が多い・・・・」
「ボレーにいても仕事させてもらえない」
 
相手ボレーの動きは本当に鬱陶しく感じ、
自分がボレーの時は攻撃する気分を奪われて
受身にさせられちゃう。
それはショットの質とか技術的なことじゃなくて
動きだったり、ポジションだったり、ちょっとした目配せ
だったり・・・。
ポーチに出るタイミングとか、出る場面の選び方も
ダブルス的な考え方とかノウハウが重要だって
痛感させられた。
 
もちろんシングルスはシングルスで戦略が重要。
とにかくテニスは技術を向上させるだけじゃなく、
今持っている技術を最大限生かせる戦術を
持っていないと勝てないってことだ。
シングルスもダブルスもね。
特にダブルスはネットに最初から「邪魔する専門」の
選手がいて良いわけだから、邪魔するノウハウを会得して
おかないといけないし、ストロークの人はそんな
邪魔者の動きを封じる術を持っておかないとね。

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