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てにすまん 高西ともブログ

あなたのテニスに価値はある? [メンタル]

投稿日時:2012/02/24(金) 14:18

強い選手になるにはどうすればいいのか。
もちろん練習やトレーニングを頑張らないといけない。
試合にも出場しなきゃいけない。
ただそれだけじゃなくて、頭でも考えられるような選手に
ならないといけない。
じゃあそんなことを皆がやれば、その皆は強くなるのかと
言うと、現実はそうじゃない。
強くなる人もいれば、伸びない人もいる。
 
その境目はどこで生まれるのだろう。
 
ま、色んな項目はあるだろうが、その一つに
「その人の価値が認められているか」
というものがある。
でもそれはね周りから認められた価値ではなく
自分が自分を認められているか・・・なんだよね。
 
そりゃ、強烈なストロークや粘り強いフットワーク、
華麗なネットプレーを持っていれば周りの人達から
ちゃんとその存在価値は認められるだろう。
でもまだその域に達してない人たちは、励ましなんかは
あるかもしれないけど、自分自身でちゃんと自分の価値を
認めないといけないんだよ。
これが意外と難しい。
 
でも「勘違い」と間違えないように。
まだ出来もしないのに、自分よりも強い人たちと
同じようなことを「俺は出来るんだ!」って思い込んで
無茶するのとは違う。
それは勘違いであって、一番相手が喜ぶこと。
「今の自分に出来るレベルのことを、自信持ってやれる」
というような、身の丈に合ったことを黙々と続けられることを
「価値」として認めてあげなければいけない。
 
例えば、出場している大会の中で自分が一番弱い選手で
あったとしても、周りの選手のプレーに合わせてしまって
空回りするようではいけない。
自分のショットのスピードや、打てるコースなどを思い出し
他の選手に比べると地味なショットかもしれないけど、
それが出来る今の自分のテニスを、価値としてちゃんと
認めてあげられるかが、勝負にも影響されるし、その後の
成長にも大きく関わるんだよ。
そこで劣等感を持ってしまう選手は、自分のテニスが惨め
なってダメになっていく。
 
それから自分の価値を認めてあげられる一番の方法、
それは厳しい練習やトレーニングを継続してやっているか
なんだよね。
「これだけ厳しい練習とかトレーニングやってきたから
俺は絶対負けられない!!」と思える人は、自分の価値を
認めている人。
でもそういうのをやってないと、すぐ「どうせ俺なんか・・・」って
思ってしまうでしょ?
 
強くなりたきゃ、自分の価値をしっかり認めてあげよう。
でもその前に、やるだけのことはやっておかないとね。

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