大きくする 標準 小さくする
トップ >>  てにすまん 高西ともからのメッセージブログ >>  1stサーブはスーパー2ndサーブ

てにすまん 高西ともブログ

1stサーブはスーパー2ndサーブ [技術【サーブ】]

投稿日時:2012/03/13(火) 02:13

試合中、ストロークが入らなくなったらどうする?
原因は色々考えられるけど、まずは次に打つ時に
ショットの回転量を増やすでしょ?
回転が増えることで、ボールが落ちやすくなるから
ネットに掛かりにくく、そしてコートの枠に入りやすい
ストロークになる。
そうやって安定させることが出来たら、また回転量を
元通りの少ないショットにしていくというのが
よくあるパターン。
 
ということは、回転量の多い安定型ストロークと、回転量の
少ないパワー系ストロークは、基本的に同じ系統の
ショットであり、それを回転量で打ち分けていると言える。
だから打つリズムもスィングスピードも同じになり、ミスが
多くなって回転量を増やしても、また調子が戻ってきたら
パワー系に切り替えるという打ち分けがしやすいんだよ。
 
この考え方、サーブの時にも当てはめてる?
サーブって1stサーブと2ndサーブがあるでしょ?
ストロークの考え方でいくと、2ndサーブは回転量多めの
安定型になるから、1stサーブって基本的には
2ndサーブの打ち方で回転量を減らしたものという
考え方になる。
それを全く別物のサーブとして1stサーブ、2ndを
打っていると、どちらも崩れていきやすいのだ。
 
だから練習の時なんかは、まずは2ndサーブ的な
安定型サーブを練習しよう。
ストロークの練習の時も、まずはミニラリーなんかで
軽く回転の確認とかするでしょ?
あれと同じ感じで回転量多めのサーブをしっか練習し
徐々にそのイメージやリズムを維持しながら、
回転量の少ない攻撃型サーブに移行していくのだ。
 
そうやって手に入れた攻撃型サーブは、安定感を
損ないにくいから、超実戦的なサーブと言えるし、何よりも
ストローク同様、ミスが続いて崩れた時にも修正しやすく
元に戻しやすい。
だから試合の中でも安心感を得られるから、不安から来る
変な緊張感も少なくなると思うよ。
 
もちろん、試合中のどっかでたまに使う一番速い
超フラット系サーブなんかの場合は、ちょっとイメージが
変わってくるけど、そんなの毎ポイントの1stサーブで
使ってたら、入らないし、そのサーブによって2ndサーブも
イメージしにくくなるし・・・で大変なことになるぞ。
 
一度自分の試合のデータをチェックしてみよう。
もしかしたら、サーブの時に殆どフラット系1stサーブを
打っているが、案の定それが入らず、2ndサーブばかりで
サービスゲームをこなしているかもよ。
そういう人は大抵、2ndサーブもイメージが掴みにくく
なり、苦しんでいる可能性は高いね。
 
さぁ、まずは2ndサーブで使えるような
しっかり回転量多めのサーブを打ってみよう。
そして調子が上がってきたら、そのサーブの回転量を
徐々に減らしながら、フラットに近づけていき、そして
1stサーブを手に入れよう。
とにかく、1stサーブはスーパー2ndサーブって
ことだよ。

トラックバック一覧

<< 2017年5月 >>

MONTUEWEDTHUFRISATSUN
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31