大きくする 標準 小さくする
トップ >>  てにすまん 高西ともからのメッセージブログ >>  だからボレーを振りすぎる。

てにすまん 高西ともブログ

だからボレーを振りすぎる。 [技術【ネットプレー】]

投稿日時:2012/04/11(水) 12:39

ボレーが苦手な人は、
「ラケット、振りすぎだよ!!!!」って
よく注意されるよね。
そんなこと分かってるんだけど、ついつい
振り過ぎてしまう。
どういう人が振り過ぎるのか、ちょっと考えてみた。
 
『振らなきゃ飛ばないと思っている人』
ラケットもボールも飛ぶように出来ているうえに、
相手の威力まで利用できるんだから、わざわざ
自分の力を使うまでもないのに、自分のパワーで
ボールを飛ばそうと思ってしまうんだよ。
 
『飛ばない打点で打っている人』
上のとちょっと被っているけど、打点が食い込まれたり、
お尻が後ろに残ったりして、よく飛ぶ打点を外して
打ってしまっている。
これじゃあ飛ばないから、思わず振ってしまう。
 
『トップスピンになっている人』
やはりスライス系の当たりの方がコンパクトな
スィングにしやすいんだけど、打つ前にラケットダウン
してしまって面も被せて待ってしまうと当然トップスピンの
当たりになるし、そうなると振らざるをえない。
横向きが足りない人、グリップチェンジが出来ない人に多い。
 
『構え直しが遅い人』
前のボレーの構え直しが遅いと、次のボレーに影響が
出てくるのは当たり前。
アタフタして結局ラケットを振り回す結果になりやすい。
ストロークラリーの時と同じリズムで構え直ししていると
間に合わないよ。
 
『ラケットヘッドが寝ている人』
ラケットが立っている方が、ガツンとパンチが効くから
コンパクトに打てるんだけど、最初から寝てしまっている
人はサイドスピン気味で大振りになりやすい。
これまた正面気味で打っている人に多いかな。
 
『肩を支点にして振れない人』
肘が曲がって腕が縮こまってしまうと、肘から
先しか動かせないんだけど、その打ち方が意外と
大振りになる。
肩を支点にして、腕全体を一つの塊として動かせれば
逆にコンパクトスィングになりやすいんだよ。
 
『決め急ぐ人』
ボレーなんてコースやタイミングが良ければ簡単に
決定打になるのに、パワーを優先させると
ついつい振ってしまう。
それと、ボレーって一発で決まることは意外と少ない。
2,3発はボレーを続ける覚悟でボレーにトライすると、
コースを重視出来るし、何より相手からミスをもらえる
パターンになりやすい。
そうなるとコンパクトボレーになりやすいよ。
 
『上手い人って意外と振ってない?って思ってる人』
確かに「コンパクトに打て!」と言いながらも、自分の
ボレーの動画を見ると意外と振ってるんだよ。
じゃあ振った方が良いのかって言うと、それはちょっと違う。
イメージとしてはコンパクトに振ってるんだけど、腕が
リラックスしている分、反動でしなるんだよね。
意図的に大きく振るのとしなるのは違うでしょ?
大事なのはちゃんと予め決めていた打点で
正確に打っているか・・・だよ。
 
ま、色々挙げてみたけど結局考え方に問題が
あるから大振りしてしまう人が多いかな。
苦手だから振り過ぎてしまう。
振り過ぎるから、苦手になる・・・・。
上手い人のボレーをそのまま真似するだけじゃなくて、
上手い人の考え方も取り入れてみましょう。

トラックバック一覧

<< 2020年6月 >>

MONTUEWEDTHUFRISATSUN
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30