大きくする 標準 小さくする
トップ >>  てにすまん 高西ともからのメッセージブログ >>  スマッシュorハイボレー?

てにすまん 高西ともブログ

スマッシュorハイボレー? [技術【ネットプレー】]

投稿日時:2012/04/27(金) 09:10

スマッシュって攻撃的なショットだけど
ミスしやすいショットでもあるよね。
何となく繋げるって意外と難しいから、思い切って
振り抜いて決めに行った方が良かったりするけど
ロブが深かったり、高々と上がったり、
大事な場面でドキドキしている状況の時には
決めるなんてことが難しくなる。
なのでスライス系やトップスピン系などの回転を
しっかりかけたスマッシュが必要になるのだ。
 
でもロブ処理をしっかり安定させたいなら、もう一つ
ハイボレーって存在も重要なんだよね。
相手のロブをハイボレーで処理した時のメリットは
まず振り抜くショットじゃないから、威力はないけど
緊張したドキドキ場面でも比較的使用しやすい。
それから、深く下がらされたロブに対して、こちらも
ハイボレーでロブを上げ返して、ディフェンシブに
対応することが出来るんだよ。
 
しかし攻撃的なメリットもある。
例えば相手の上げたロブがそんなに厳しくなかったら
相手はどうする?
後ろへ下がって手堅く守ろうとするでしょ?
そんな相手にスマッシュを叩きつけても、後ろにいる相手は
超守りのポジションだから、そのスマッシュを拾いまくって、
また何度もロブを上げるというパターンになりやすい。
それでもちゃんと最後はスマッシュで決められるなら
問題ないけど、2本、3本と返されていくうちに、だんだん
スマッシュ打つ手に力が入ってしまって、結局最後は
スマッシュミス・・・なんてよくあるでしょ?
 
そういう状況で、ハイボレーを使えるとアングル系の
ショットやネット前に落とすというショットを打つことが出来る。
もちろんスマッシュでも、しっかり回転を掛けて打つことが
出来れば、アングルに打つことは出来るが、技術的には
ハイボレーの方がやりやすい。
ネット前に落とす・・・なんてこともスマッシュは無理だしね。
スマッシュ対策で後ろへ下がっている相手にとっては
これをされると返しづらい。
 
でもこのスマッシュとハイボレーの使い分け、
ロブが上がった瞬間、まずスマッシュを打とうとして
しまうと、そこから急にハイボレーへ切り替えにくい。
だから相手がロブを上げた瞬間、まずハイボレーを意識した
構えを作っておいて、そのままハイボレーで打つか
スマッシュに切り替える形にした方がやりやすい。
 
もちろんロブが上がった瞬間、「スマッシュ!」って決めて
何度も何度もロブで返球されても、スマッシュを打ち込み
続けるっていうパターンでもいいよ。
でもスマッシュ打ち続ける自信がない人、スマッシュで左右の
コントロールが出来ない人、何よりロブ上がった瞬間ビビって
しまう人なんかは、ロブ上がった瞬間にまずハイボレーを
準備しておいて、そこからスマッシュ打てそうなら
スマッシュに切り替え、ハイボレーの方が良ければハイボレー
って選択肢を作っておくと便利。
意識してやってみよう!!

トラックバック一覧

<< 2025年9月 >>

MONTUEWEDTHUFRISATSUN
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30