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てにすまん 高西ともブログ

テニスは会話!相手の反応を楽しもう。 [考え方]

投稿日時:2012/06/22(金) 11:08

人と会話をするのが大好き。
喋るのも好きだし、誰かの話を聞くのも面白い。
でもその話をただ聞くだけじゃなくて、それを聞いて
それについてコメントするのが楽しい。
しかもそのコメントはちょっと変化球でないといけない。
例えば「リンゴは赤い」という話を聞いて
「そうだね、赤いね」じゃなくて「俺はそう思わないよ」
の方が「ん?なんでそう思うの?」ってまた話が
続くし、そこでそう思わない理由を屁理屈でもウソでも
良いから絞り出して述べることに面白さがある。
もちろんウソの場合はウソって言わなきゃいけないけどね。
 
そうやってちょっと意地悪なことを言ってみた結果、
それを面白がってくれるか、真に受けて熱く反論してくるか
全然食いつかないか、その反応が会話の楽しみでもある。
普通の事を言い合っている会話はそういった反応が
見られないからね。
もちろん失礼の無い範囲・・・のつもりだけど。
 
そういう変化球な返答を思わずしてしまうのが
俺の癖というかキャラクターなのだ。
普通に答えることはちょっとつまんないって思ってしまう。
意表を突きたいんだよね。
でも意表を突いているつもりでも、実は何かの法則性が
そこには存在すると思う。
それが分かっている人にしてみれば、いくら俺が天邪鬼的な
コメントをしても「そう言うと思った」ってなるだろう。
 
でもそういう会話の中で普通に答えてみたり、意表を突いて
みたりすることって結構テニスの試合の中での展開と
似ているんだよね。
会話と同じように、俺もテニスの試合の中では、相手に対して
ちょっと天邪鬼的なことを投げかけてみて、相手がそれに対して
どう反応するのかを楽しみにしている。
特に最初に見せた反応を覚えておくようにしている。
 
例えばアプローチしてボレーに行った場合、ネットに
出てきた俺に対して熱くなってパスを抜こうとするのか
スライスなんかでサラっと足元とかロブを打ち分けながら
相手がネットに出てきたことを楽しむのか、黙々と顔色
変えずに同じペースでプレーし続けるのか、対応の仕方で
その人のテニスでの人格が見えやすい。
ダブルスでポーチを仕掛けた時もそうだよね。
何もしないままネットの前にいても、そんなに相手は
本性を見せない。
でもポーチというものを相手に見せつけることで、相手は
反応するし、その反応のパターンを覚えておけば、その後
自分に有利になる展開を意図的に
何度も作ることが出来るんだよ。
 
会話をしていても、ちょっとからかった方が会話は弾む人、
褒める要素を盛り込んだ方が調子に乗ってくれて
盛り上がる人、中には普通の事を淡々と話していても
楽しく会話が出来る人、色々いるよね。
テニスの試合も会話と同じ。
こちらの発したことに相手がどう反応するのか、その辺りを
会話と同じように楽しめればテニスはもっと面白くなるかも。
でもテニスも会話もダメな人って、相手が何を感じて何を
思っているのか全く気にせず、自分勝手なことばかり
発信しているヤツ。
「つまんないヤツ!」って言われないように気を付けて。
でもテニスも会話も意地悪になり過ぎないようにすることも
気を付けてね。

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