大きくする 標準 小さくする
トップ >>  てにすまん 高西ともからのメッセージブログ >>  腰が引けてしまうストローク

てにすまん 高西ともブログ

腰が引けてしまうストローク [技術【ストローク】]

投稿日時:2012/08/15(水) 12:14

ストロークで腰が引けてしまう人、多くない?
そういう俺も腰が引けて打ってしまうことあるんだけど
そうなるのは何が原因なんだろう。
そして何に気を付けなきゃいけないのかな?
 
いろんな原因が考えられるんだけど、体が正面を向いたまま、
気持ちが引いてしまっている場合に、腰が引けた状態に
なりやすい。
気持ちが引いている時は「丁寧に打たなきゃ」って思ってしまう。
でもそう思うと大抵体全身の動きが止まり、腕だけで
打つ準備をしようとしてしまうんだよね。
丁寧に打とうとする気持ちは大事だけど、それによって
体の向きが作れず、手だけの準備になり、しかもボールが
来るのを待ってしまうと腰が引けやすい。
 
軸足の設定ミスという場合も腰が引けやすい。
深いショットや、横に大きく走らされて打つ時って後ろ足を軸として
打つことが多いんだけど、チャンスの時は前足を軸とすることが多い。
状況によって軸足を使い分けることが出来れば、ストロークは
幅も出てくるんだけど、この軸足の使い分けで間違えるパターンで
多いのは、「チャンスだ!!」という状況にも関わらず、
軸足は後ろ足に乗ってしまい、ボールが飛んでくるのをジッと
待ってしまう時。
本来なら前足に乗らないといけないので、打点は前となり
上半身だけ前へ迎えに行きながらも、軸足が後ろのまま。
腰が引ける典型的パターンがこれなんだよ。
 
テニスの試合は基本的に「ミスしないように」ということを
考えてプレーすることが多いから、ついつい後ろ足を
使ってしまうことが多い。
特にフォアハンドストロークなんてそうだよね。
そこでチャンスが来ても、ついつい使い慣れている後ろ足を
使ってしまうんだけど、気持ちは「チャンスだから打たなきゃ!」
って思うから、上半身は前へ行こうとする。
きっちりここで軸足を攻撃用の前足に切り替えて対処する
ことが出来ないと、軸足後ろのまま、打点だけ前・・・という
腰が引けた打ち方が治らない。
 
対処法としては、まずきっちりフォア用、バック用と、
体の向きをきっちり作り、正面向き状態でボールを迎えないこと。
後ろ足で繋がなきゃいけないのか、前足で踏むこんでいくべき
なのかをしっかり判断して、軸足をちゃんと使い分けること。
特に、前足を使うべき場合はきっちり前足を使う!!
ここが結構重要なんだよね。
横向き作れば、軸足も設定しやすいし、その軸足にきっちり
乗ってあげれば、まっすぐ芯が出来るから腰が引けた状態に
ならないでしょ?
 
それから腰が引けやすい人は、ストロークプレーのポジションが
後ろ過ぎる場合も多い。
後ろの方が粘りやすいポジションではあるけれど、それにより
腰が引けた状態が増えるということも覚えておこう。

トラックバック一覧

<< 2026年1月 >>

MONTUEWEDTHUFRISATSUN
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31