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てにすまん 高西ともブログ ブログテーマ:技術【ストローク】
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ストロークのスタンスはオープン?クローズ?
[技術【ストローク】] 投稿日時:2012/07/26(木) 10:26
ストロークのスタンスって大きく分けるとオープンスタンスと
クローズスタンスに分けられるけど、どっちが良いんだろう?
プロの試合を見るとオープンスタンスをよく使っているから
「現代テニスはオープンスタンスだ!」って思っている人
いるけど、フェデラーもジョコビッチもちゃんとクローズスタンスを
使っていることもあるよ。
ただ、レベルの高いプロの試合になると、高くしっかり弾む
ショットが殆どで、しかもサイドにも動かされるので、
オープンスタンスの出番も多くなる。
そう、オープンスタンスは高い打点や深いショット、そしてサイドに
動かされた時の対処に便利なスタンスなんだよ。
それと対照的なクローズスタンスは、踏み込んで打つので
速いテンポで攻撃的なショットを打つ時により効果を発揮する。
ただ踏み込むのでやっぱり外に動かされた時には難しい。
バウンドの高さも、相手ショットのコースも、ある程度厳しくない
状態じゃないと、クローズスタンスのストロークって登場させにくい。
だから厳しいショットの打ち合いになりやすいプロの試合は
自ずとオープンスタンスのストロークでの打ち合いが多くなり
「プロはオープンスタンスなんだ!?」って思われやすいのだ。
その中でアドバンテージ握ってチャンスを迎えた選手が
クローズスタンスの打ち込みでトドメを刺したり、アプローチして
ネットプレーに繋げたりするパターンが多くなるんだよ。
ということは、レベルが低くなればなるほど、それだけ厳しい
ショットが減ってチャンスの場面も多くなるので、オープンスタンスの
登場場面が減って、クローズスタンスの場面が増えるのだ。
でも当然勝ち上がっていけば相手のレベルも上がるので、
オープンスタンスは必要。
大事なことは、両方使えるようにしておいて、ちゃんと状況に
応じて使い分けが出来る判断力を養っておかないと
いけないってことだね。
でもオープンスタンスとクローズスタンス、軸足が変わるんだけど
皆もちゃんと、両方の軸足使えるかな?
俺は昔、右足に体重を乗せることは好きだったけど左足が
苦手だったんだよ。
なので、フォアの場合は後ろ足を軸にするオープンスタンスが
打ちやすくて、バックの場合は踏み込むクローズスタンスしか
打てなかった。
結果、フォアのチャンスが来てもなかなか迎えにいけないし
打ち込めない。
バックの場合は前足しか使えないから、粘ることが出来なくて
困った記憶があるが、その頃はどっちの軸足を使うかなんて
分からなかったからね。
今後レベルの高い相手と対戦することを考えたら、フォアバック共に
しっかりとオープンスタンスで打てるようにしないといけないし、
粘った結果チャンスを引き出した時のためにクローズスタンスも
フォアバック両方使えるようにしておかないといけない。
そしてそのためにも、右足、左足、両方しっかり軸足に出来るよう
意識して練習しておかないとね。
クローズスタンスに分けられるけど、どっちが良いんだろう?
プロの試合を見るとオープンスタンスをよく使っているから
「現代テニスはオープンスタンスだ!」って思っている人
いるけど、フェデラーもジョコビッチもちゃんとクローズスタンスを
使っていることもあるよ。
ただ、レベルの高いプロの試合になると、高くしっかり弾む
ショットが殆どで、しかもサイドにも動かされるので、
オープンスタンスの出番も多くなる。
そう、オープンスタンスは高い打点や深いショット、そしてサイドに
動かされた時の対処に便利なスタンスなんだよ。
それと対照的なクローズスタンスは、踏み込んで打つので
速いテンポで攻撃的なショットを打つ時により効果を発揮する。
ただ踏み込むのでやっぱり外に動かされた時には難しい。
バウンドの高さも、相手ショットのコースも、ある程度厳しくない
状態じゃないと、クローズスタンスのストロークって登場させにくい。
だから厳しいショットの打ち合いになりやすいプロの試合は
自ずとオープンスタンスのストロークでの打ち合いが多くなり
「プロはオープンスタンスなんだ!?」って思われやすいのだ。
その中でアドバンテージ握ってチャンスを迎えた選手が
クローズスタンスの打ち込みでトドメを刺したり、アプローチして
ネットプレーに繋げたりするパターンが多くなるんだよ。
ということは、レベルが低くなればなるほど、それだけ厳しい
ショットが減ってチャンスの場面も多くなるので、オープンスタンスの
登場場面が減って、クローズスタンスの場面が増えるのだ。
でも当然勝ち上がっていけば相手のレベルも上がるので、
オープンスタンスは必要。
大事なことは、両方使えるようにしておいて、ちゃんと状況に
応じて使い分けが出来る判断力を養っておかないと
いけないってことだね。
でもオープンスタンスとクローズスタンス、軸足が変わるんだけど
皆もちゃんと、両方の軸足使えるかな?
俺は昔、右足に体重を乗せることは好きだったけど左足が
苦手だったんだよ。
なので、フォアの場合は後ろ足を軸にするオープンスタンスが
打ちやすくて、バックの場合は踏み込むクローズスタンスしか
打てなかった。
結果、フォアのチャンスが来てもなかなか迎えにいけないし
打ち込めない。
バックの場合は前足しか使えないから、粘ることが出来なくて
困った記憶があるが、その頃はどっちの軸足を使うかなんて
分からなかったからね。
今後レベルの高い相手と対戦することを考えたら、フォアバック共に
しっかりとオープンスタンスで打てるようにしないといけないし、
粘った結果チャンスを引き出した時のためにクローズスタンスも
フォアバック両方使えるようにしておかないといけない。
そしてそのためにも、右足、左足、両方しっかり軸足に出来るよう
意識して練習しておかないとね。
トップスピンロブを使っているかい?
[技術【ストローク】] 投稿日時:2012/07/23(月) 09:04
ダブルスの試合の中でよくロブは使う方なんだけど
どっちかというとスライス系のロブが多いかな。
コンパクトなスィングでブロックするような感じで
ロブを打っているんだけど、トップスピンロブを使うことも
もちろんあるよ。
どういう感じで使い分けているかというと、相手が
しっかりスマッシュを打ってくるよう相手の場合は、
比較的トップスピンのロブを使う。
でも、しっかり振り抜いて打つトップスピンロブは、
上手く行けば相手の頭上を抜いたらそのままエースになることも
あるから重宝するけど、技術的にはスライスロブよりも難しいから
いつでもどんな時でも打てる訳じゃない。
なので試合の中でもロブを使うことにためらっている人
多いんじゃない?
相手がネットプレーに出てくるからロブを使いたいけど
スライスロブだと、どうしても追いつかれてしまって、逆に
スマッシュでやられてしまうし、トップスピンロブだとミスしたり
甘くなったりしてしまうリスクも大きいし・・・。
でもロブを打たないでネットプレーヤーを撃退しようと
するのはとても難しい。
ロブがあるからこそ、相手はネットにドン詰め出来ないんだし
ドン詰め出来ないからこそ、こちらはトドメを刺されにくい。
ロブがないのがネットプレーヤーにバレると、後ろ気にせず
どんどんネットに詰めれるからね。
ロブがあると当然相手は1stボレーのあとは様子を見るでしょ?
となると、相手ボレーも決定力が半減するどころか、相手の
足元にもボールを集めやすくなる。
これはやっぱりロブを使ったほうがいいよね。
特にトップスピンロブは、しっかりトップスピンをかける訳だから
足元へしっかり回転多めのストロークを打つのとリズムや
構え方が似ているんだよ。
ショートクロスにトップスピンでパスを抜くぞ・・・的な感じから
一気にストレートのトップスピンロブなんかを打てば、相手は
一歩も動けないなんてことになるのだ。
でもリズムや構え方は似ていても、当然ショットは違うんだから
どこかを変えないといけない。
ロブと普通のストロークとどう変えていくかと言うと、
ラケットダウンさせる場所と、打点の関係、これが重要なんだよ。
具体的に言うと、トップスピンロブを打つ時の方が、よりラケットダウンの
位置が打点の真下に近い形となるのだ。
打点の真下に近いところでラケットダウンをさせれば、ほぼ真上に
ラケットがボールを打ちに行く形になるでしょ?
そうすると、しっかりボールを持ち上げることが出来るし、回転も
掛けることが出来る。
だからテイクバックが大き過ぎて、ラケットダウンの位置も
後ろ過ぎる人はなかなかボールが上がりにくい。
打点も後ろの方になってしまって、詰まった当たりになるしね。
打点は基本的に前なんだから、ラケットダウンの位置も前の方に
移動させてやれば、一気に持ち上げて回転を加えることが出来るので
トップスピンロブは使いやすくなるのだ。
最初にも言ったように、トップスピンロブは普通のストロークと
同じリズムや構えから繰り出せる。
なので、ロブと対照的な足元に沈むショットと組み合わせて使うと
より効果は高いので、「足元打つぞ~」ってネットプレーの相手に
脅しをかけるような雰囲気からのトップスピンロブが打てるように
意識してみよう。
どっちかというとスライス系のロブが多いかな。
コンパクトなスィングでブロックするような感じで
ロブを打っているんだけど、トップスピンロブを使うことも
もちろんあるよ。
どういう感じで使い分けているかというと、相手が
しっかりスマッシュを打ってくるよう相手の場合は、
比較的トップスピンのロブを使う。
でも、しっかり振り抜いて打つトップスピンロブは、
上手く行けば相手の頭上を抜いたらそのままエースになることも
あるから重宝するけど、技術的にはスライスロブよりも難しいから
いつでもどんな時でも打てる訳じゃない。
なので試合の中でもロブを使うことにためらっている人
多いんじゃない?
相手がネットプレーに出てくるからロブを使いたいけど
スライスロブだと、どうしても追いつかれてしまって、逆に
スマッシュでやられてしまうし、トップスピンロブだとミスしたり
甘くなったりしてしまうリスクも大きいし・・・。
でもロブを打たないでネットプレーヤーを撃退しようと
するのはとても難しい。
ロブがあるからこそ、相手はネットにドン詰め出来ないんだし
ドン詰め出来ないからこそ、こちらはトドメを刺されにくい。
ロブがないのがネットプレーヤーにバレると、後ろ気にせず
どんどんネットに詰めれるからね。
ロブがあると当然相手は1stボレーのあとは様子を見るでしょ?
となると、相手ボレーも決定力が半減するどころか、相手の
足元にもボールを集めやすくなる。
これはやっぱりロブを使ったほうがいいよね。
特にトップスピンロブは、しっかりトップスピンをかける訳だから
足元へしっかり回転多めのストロークを打つのとリズムや
構え方が似ているんだよ。
ショートクロスにトップスピンでパスを抜くぞ・・・的な感じから
一気にストレートのトップスピンロブなんかを打てば、相手は
一歩も動けないなんてことになるのだ。
でもリズムや構え方は似ていても、当然ショットは違うんだから
どこかを変えないといけない。
ロブと普通のストロークとどう変えていくかと言うと、
ラケットダウンさせる場所と、打点の関係、これが重要なんだよ。
具体的に言うと、トップスピンロブを打つ時の方が、よりラケットダウンの
位置が打点の真下に近い形となるのだ。
打点の真下に近いところでラケットダウンをさせれば、ほぼ真上に
ラケットがボールを打ちに行く形になるでしょ?
そうすると、しっかりボールを持ち上げることが出来るし、回転も
掛けることが出来る。
だからテイクバックが大き過ぎて、ラケットダウンの位置も
後ろ過ぎる人はなかなかボールが上がりにくい。
打点も後ろの方になってしまって、詰まった当たりになるしね。
打点は基本的に前なんだから、ラケットダウンの位置も前の方に
移動させてやれば、一気に持ち上げて回転を加えることが出来るので
トップスピンロブは使いやすくなるのだ。
最初にも言ったように、トップスピンロブは普通のストロークと
同じリズムや構えから繰り出せる。
なので、ロブと対照的な足元に沈むショットと組み合わせて使うと
より効果は高いので、「足元打つぞ~」ってネットプレーの相手に
脅しをかけるような雰囲気からのトップスピンロブが打てるように
意識してみよう。
ストロークの準備が遅い人って・・・
[技術【ストローク】] 投稿日時:2012/07/18(水) 16:58
ストロークの準備が遅い人ってけっこう多い。
中には、準備の遅さで打点が食い込まれてるんだけど
それに慣れてしまって、食い込まれながらも器用に
スライス気味で返球している人なんかもいる。
そんな誤魔化すテクニックを覚えるよりも、ちゃんと
早めに準備して打ちやすい打点でストロークした方が
いいんだけどなんでこれだけ準備の遅い人がいるんだろう。
そしてどうすれば改善されるのかな。
まずその遅い準備が身に付いてしまう原因の一つに
ボール出しの基礎練習がある。
テニスを始めた頃、この基礎練習で徹底して反復練習
した人は多いと思うんだけど、ボール出し練習の
ボールってゆっくりで打ちやすい。
まだ準備をし始めるタイミングが分からない人は、何かを
キッカケにラケットのテイクバックを始めたいんだけど、
このボール出しのゆっくりなボールは、バウンドする
タイミングに合わせてテイクバックをすると、丁度
打ちやすいから、思わずそのタイミングで覚えてしまうのだ。
そして最初のこのボール出しの練習で、バウンド後に
準備するという遅い準備の癖が身に付いてしまう人が増える。
ではこの遅い準備の癖はどうやったら治るんだろう。
キーポイントはバウンドなんだけど、そのバウンドを
「準備を始めるキッカケ」と思っている人は、その考えを捨て、むしろ
「バウンド直後のボールを打ちたい」って思って欲しい。
バウンド直後のボールを打とうとすれば、当然バウンドするまでには
準備を終えて待っていようとするからね。
しかも実際の試合でも、バウンドした後、そんなに時間を掛けて
対処してばかりだと、相手の浅いショットのチャンスも逃すし
深いショットも必要以上に下がって処理しないといけない。
「バウンド直後のボール」という表現をしたけど、それは
いわゆるライジングってことになるよね。
ライジングを積極的に取り入れると、自然と準備が早くなりやすい。
だから試合中に、消極的になってライジングをやめ、バウンドを
した後時間かけて打とうとすると、同時に準備も遅くなってしまう。
そんな経験あるでしょ?
もう一つ準備を早くする方法がある。
それは相手へのアピールだ。
「逆クロスへ打つぞ!」とか「強く打つぞ!」という感じで相手に
打つ前アピールしておきながら、それとは違うコースやショット
スピードを見せると相手は読み辛く、対応もしにくくなる。
違う言い方をすれば、コースを隠すってこと。
その為には、当然早い準備が必要不可欠。
ストロークに限らず、どのショットも打つ前に相手へ
「色んなところへ打てるんだよ、俺は!」ってアピールしてみよう。
そうすると、自ずと準備も早くなる。
いつも打点が食い込まれる人、それから準備の時慌ただしいって
イメージを持っている人は準備が遅い可能性が高い。
「準備を早くしよう!」って自分へ言い聞かせることも大事だけど、
もっと効率良く早い準備を手に入れるためには「ライジング」と
「相手に色んなコースのアピール」、この二つを意識すること。
早い準備を手に入れて、余裕を持ったプレーをしたいもんだね。
中には、準備の遅さで打点が食い込まれてるんだけど
それに慣れてしまって、食い込まれながらも器用に
スライス気味で返球している人なんかもいる。
そんな誤魔化すテクニックを覚えるよりも、ちゃんと
早めに準備して打ちやすい打点でストロークした方が
いいんだけどなんでこれだけ準備の遅い人がいるんだろう。
そしてどうすれば改善されるのかな。
まずその遅い準備が身に付いてしまう原因の一つに
ボール出しの基礎練習がある。
テニスを始めた頃、この基礎練習で徹底して反復練習
した人は多いと思うんだけど、ボール出し練習の
ボールってゆっくりで打ちやすい。
まだ準備をし始めるタイミングが分からない人は、何かを
キッカケにラケットのテイクバックを始めたいんだけど、
このボール出しのゆっくりなボールは、バウンドする
タイミングに合わせてテイクバックをすると、丁度
打ちやすいから、思わずそのタイミングで覚えてしまうのだ。
そして最初のこのボール出しの練習で、バウンド後に
準備するという遅い準備の癖が身に付いてしまう人が増える。
ではこの遅い準備の癖はどうやったら治るんだろう。
キーポイントはバウンドなんだけど、そのバウンドを
「準備を始めるキッカケ」と思っている人は、その考えを捨て、むしろ
「バウンド直後のボールを打ちたい」って思って欲しい。
バウンド直後のボールを打とうとすれば、当然バウンドするまでには
準備を終えて待っていようとするからね。
しかも実際の試合でも、バウンドした後、そんなに時間を掛けて
対処してばかりだと、相手の浅いショットのチャンスも逃すし
深いショットも必要以上に下がって処理しないといけない。
「バウンド直後のボール」という表現をしたけど、それは
いわゆるライジングってことになるよね。
ライジングを積極的に取り入れると、自然と準備が早くなりやすい。
だから試合中に、消極的になってライジングをやめ、バウンドを
した後時間かけて打とうとすると、同時に準備も遅くなってしまう。
そんな経験あるでしょ?
もう一つ準備を早くする方法がある。
それは相手へのアピールだ。
「逆クロスへ打つぞ!」とか「強く打つぞ!」という感じで相手に
打つ前アピールしておきながら、それとは違うコースやショット
スピードを見せると相手は読み辛く、対応もしにくくなる。
違う言い方をすれば、コースを隠すってこと。
その為には、当然早い準備が必要不可欠。
ストロークに限らず、どのショットも打つ前に相手へ
「色んなところへ打てるんだよ、俺は!」ってアピールしてみよう。
そうすると、自ずと準備も早くなる。
いつも打点が食い込まれる人、それから準備の時慌ただしいって
イメージを持っている人は準備が遅い可能性が高い。
「準備を早くしよう!」って自分へ言い聞かせることも大事だけど、
もっと効率良く早い準備を手に入れるためには「ライジング」と
「相手に色んなコースのアピール」、この二つを意識すること。
早い準備を手に入れて、余裕を持ったプレーをしたいもんだね。
ブロック系スライスを練習してみよう
[技術【ストローク】] 投稿日時:2012/07/10(火) 09:29
スライスってよく使う?
俺はかなりシングルスだけじゃなく、ダブルスも
スライスを多用している。
その理由は、まず楽チンだから。
手を抜いてる?いやいや、楽にボールを飛ばすことが
出来るということは、大きく走らされて状況が苦しい時にも
返球しやすいということだし、楽にボールを飛ばせる
ということはスィングをコンパクトに出来るわけだから
相手にコースを隠しやすくなるし、急なコース変更も可能となる。
威力はトップスピンに比べると少ないけど、そこが
スライスの魅力でしょ?
ということは、スライスをマスターしたいとき、何を
気を付けながら練習しなきゃいけないかというと、
「楽ちん」ということなんだよね。
労力惜しまずガンガンとスライスを打っていても
なかなかコツは掴みにくい。
大事なことは、どれだけ少ない労力で伸びのある
しっかりしたスライスを打てるか・・・なんだから。
そこでまずスライスの練習でやってもらいたいことは
フォロースルーを使わないブロック系のスライス練習。
ボールを打った瞬間、ラケットをそのまま止めてしまうのだ。
フォロースルーをしないってことは、テイクバックもあまり大きく
取れないんだよ。
テイクバックが大きいとフォロースルーも大きくなりやすい。
それからフォロースルーでボールを運べないから、
打った瞬間のアタリだけでボールを飛ばすということになる。
そうなると、打点の位置や足の使い方、ヘッドアップの角度や
ボールを捕らえる角度まで効率良くボールを飛ばす方法を
探し始める。
ここでフォロースルーをしっかり入れたスライスとなると
どうしても腕力でボールを運ぶことを優先させてしまう。
そんな不効率なスライスは試合で使えないからね。
そういった練習で効率良くボールを飛ばせるスライスのコツを
掴んでからフォロースルーを付けていけば良い。
でも実際、試合の中でもフォロースルーをしないで、打った瞬間
スィングを止めるようなブロック系スライスもよく使うよ。
大きく左右に振られた時などは、スライスで凌ぐんだけど、打った直後
出来るだけ早く元のポジションに戻らないといけないでしょ?
そういう時はフォロースルー無しのブロック系スライスが必要。
それから、ブロック系スライスは、ボレーなんかにも
応用しやすい。
スライスの基本練習をする時、状況としてはあまり追い込まれた
場面でやらないでしょ?
ボール出し練習でやったり、相手とお互い動かないで打ち合ったり。
そうなると時間的にもポジション的にも余裕が出来てしまうから
どうしてもしっかりスィングするスライスになってしまうんだよ。
でもそんな状況下でのスライスも大事だけど、それよりも欲しいのは
走らされてギリギリの状態からスライスで凌いだり、相手の
速いショットを受けた時に使うブロック系のスライスショット。
そのためにもコンパクトなテイクバックでフォロースルー無し
という条件でスライスを練習してみよう。
労力を惜しまないとスライスは上手くならないよ。
俺はかなりシングルスだけじゃなく、ダブルスも
スライスを多用している。
その理由は、まず楽チンだから。
手を抜いてる?いやいや、楽にボールを飛ばすことが
出来るということは、大きく走らされて状況が苦しい時にも
返球しやすいということだし、楽にボールを飛ばせる
ということはスィングをコンパクトに出来るわけだから
相手にコースを隠しやすくなるし、急なコース変更も可能となる。
威力はトップスピンに比べると少ないけど、そこが
スライスの魅力でしょ?
ということは、スライスをマスターしたいとき、何を
気を付けながら練習しなきゃいけないかというと、
「楽ちん」ということなんだよね。
労力惜しまずガンガンとスライスを打っていても
なかなかコツは掴みにくい。
大事なことは、どれだけ少ない労力で伸びのある
しっかりしたスライスを打てるか・・・なんだから。
そこでまずスライスの練習でやってもらいたいことは
フォロースルーを使わないブロック系のスライス練習。
ボールを打った瞬間、ラケットをそのまま止めてしまうのだ。
フォロースルーをしないってことは、テイクバックもあまり大きく
取れないんだよ。
テイクバックが大きいとフォロースルーも大きくなりやすい。
それからフォロースルーでボールを運べないから、
打った瞬間のアタリだけでボールを飛ばすということになる。
そうなると、打点の位置や足の使い方、ヘッドアップの角度や
ボールを捕らえる角度まで効率良くボールを飛ばす方法を
探し始める。
ここでフォロースルーをしっかり入れたスライスとなると
どうしても腕力でボールを運ぶことを優先させてしまう。
そんな不効率なスライスは試合で使えないからね。
そういった練習で効率良くボールを飛ばせるスライスのコツを
掴んでからフォロースルーを付けていけば良い。
でも実際、試合の中でもフォロースルーをしないで、打った瞬間
スィングを止めるようなブロック系スライスもよく使うよ。
大きく左右に振られた時などは、スライスで凌ぐんだけど、打った直後
出来るだけ早く元のポジションに戻らないといけないでしょ?
そういう時はフォロースルー無しのブロック系スライスが必要。
それから、ブロック系スライスは、ボレーなんかにも
応用しやすい。
スライスの基本練習をする時、状況としてはあまり追い込まれた
場面でやらないでしょ?
ボール出し練習でやったり、相手とお互い動かないで打ち合ったり。
そうなると時間的にもポジション的にも余裕が出来てしまうから
どうしてもしっかりスィングするスライスになってしまうんだよ。
でもそんな状況下でのスライスも大事だけど、それよりも欲しいのは
走らされてギリギリの状態からスライスで凌いだり、相手の
速いショットを受けた時に使うブロック系のスライスショット。
そのためにもコンパクトなテイクバックでフォロースルー無し
という条件でスライスを練習してみよう。
労力を惜しまないとスライスは上手くならないよ。
凄いショットは凄いバウンド
[技術【ストローク】] 投稿日時:2012/06/29(金) 09:08
ショットの質を上げようと、皆毎日しっかり
練習していると思う。
そりゃそうだよね。
ショットの質が上がれば、ただ相手と打ち合って
いるだけで相手を追い込むことが出来て、チャンスに
なる可能性が高くなるんだから。
でも「ショットの質」って一体何を指すんだ?
一番に思い浮かぶのはやっぱり「パワー」、
スピードかな?
でもショットの質ってスピード以外にもっと大事な
要素があるんだよ。
それは「バウンド」なんだよね。
バウンドがレベルアップすると、バウンドしたばかりの
ショットが打ちにくくなるということだ。
例えばトップスピン系のストロークのバウンドの質が
上がるということは、よりバウンドがより高く弾むということに
なり、スライス系の場合はバウンドした後の伸びが
よりしっかり伸びていくということになる。
そうなると、踏み込んでライジング系で打ちたいって
思っている人はちょっと踏み込みづらくなり、結局
下がって待ってしまうということになりやすい。
バウンドの質を上げることは、相手の攻撃的なショットを
封印するということに繋がるんだよ。
俺がスペインに行った時、世界ランキング200位台の選手と
練習をしたことがあった。
その時、単なるベースラインとベースラインでストロークラリーを
打ち合っただけなんだけど、もう返すだけで精一杯に
なったのを今でも覚えている。
一見ゆっくりに見える彼のショットなんだけど、そのショットには
かなりのトップスピンの回転が掛かっているので、想像以上に
バウンドするんだよ。
単なる速いショットだったら、タイミングを合わせやすいが
バウンドが高く弾むと、スピードよりも合わせるのは厄介だね。
皆も相手ショットがしっかりと伸びてくるスライスだと
踏み込みにくいって思ったことない?
それを利用してアプローチなんかでスライスは使われる。
踏み込んでしっかり打つことが難しいと、相手も良いパスを
打ちにくくなるからね。
じゃあそのバウンドの質を上げるためにはどうすれば
良いかと言うと、ボールの回転量を増やすことだ。
でもただ回転量を増やすだけじゃダメだ。
トップスピンもスライスのアンダースピンも縦の回転が
必要となる。
そのためには体の向きをしっかり横に保つこと、
スィングは前後よりも上下動を意識して行うことが大事。
それから当然回転量が増えた分だけ、ボールのスピードは
失速するわけだから、フルスィングはするけどそれは回転の
ためであってスピードを出すためじゃない。
だからエースを狙ってばかりいる人は、
バウンドの質が上がりにくい。
相手と打ち合うことを前提にしないとバウンドの質は
上げられないから気を付けよう。
打ち合うけど相手は踏み込んで打てないんだから
有利にラリーを進めていけるはずだから、バウンドの
質を上げるってことは、ディフェンスの時や相手と
互角に打ち合いながら、チャンスを引き出す時に有効な
ショットって言える。
相手が取れないショットではなく、相手が取りにくいショットが
打てるようになるんだよ。
これって試合の中で重要でしょ?
バウンドの質が上がれば、ゆっくりのショットでも相手は
攻撃しにくくなるどころか、下がってくれたりする。
先程も言ったように、アプローチで利用したり、
自分が苦しい状況の時に、次の攻撃を妨げたりすることに
繋がるよ。
アプローチで速いショット、苦しい場面でもパワーショットを
打っている人は、逆にカウンター食らったりミスしやすいでしょ?
バウンドの質を高める練習をしっかりね。
練習していると思う。
そりゃそうだよね。
ショットの質が上がれば、ただ相手と打ち合って
いるだけで相手を追い込むことが出来て、チャンスに
なる可能性が高くなるんだから。
でも「ショットの質」って一体何を指すんだ?
一番に思い浮かぶのはやっぱり「パワー」、
スピードかな?
でもショットの質ってスピード以外にもっと大事な
要素があるんだよ。
それは「バウンド」なんだよね。
バウンドがレベルアップすると、バウンドしたばかりの
ショットが打ちにくくなるということだ。
例えばトップスピン系のストロークのバウンドの質が
上がるということは、よりバウンドがより高く弾むということに
なり、スライス系の場合はバウンドした後の伸びが
よりしっかり伸びていくということになる。
そうなると、踏み込んでライジング系で打ちたいって
思っている人はちょっと踏み込みづらくなり、結局
下がって待ってしまうということになりやすい。
バウンドの質を上げることは、相手の攻撃的なショットを
封印するということに繋がるんだよ。
俺がスペインに行った時、世界ランキング200位台の選手と
練習をしたことがあった。
その時、単なるベースラインとベースラインでストロークラリーを
打ち合っただけなんだけど、もう返すだけで精一杯に
なったのを今でも覚えている。
一見ゆっくりに見える彼のショットなんだけど、そのショットには
かなりのトップスピンの回転が掛かっているので、想像以上に
バウンドするんだよ。
単なる速いショットだったら、タイミングを合わせやすいが
バウンドが高く弾むと、スピードよりも合わせるのは厄介だね。
皆も相手ショットがしっかりと伸びてくるスライスだと
踏み込みにくいって思ったことない?
それを利用してアプローチなんかでスライスは使われる。
踏み込んでしっかり打つことが難しいと、相手も良いパスを
打ちにくくなるからね。
じゃあそのバウンドの質を上げるためにはどうすれば
良いかと言うと、ボールの回転量を増やすことだ。
でもただ回転量を増やすだけじゃダメだ。
トップスピンもスライスのアンダースピンも縦の回転が
必要となる。
そのためには体の向きをしっかり横に保つこと、
スィングは前後よりも上下動を意識して行うことが大事。
それから当然回転量が増えた分だけ、ボールのスピードは
失速するわけだから、フルスィングはするけどそれは回転の
ためであってスピードを出すためじゃない。
だからエースを狙ってばかりいる人は、
バウンドの質が上がりにくい。
相手と打ち合うことを前提にしないとバウンドの質は
上げられないから気を付けよう。
打ち合うけど相手は踏み込んで打てないんだから
有利にラリーを進めていけるはずだから、バウンドの
質を上げるってことは、ディフェンスの時や相手と
互角に打ち合いながら、チャンスを引き出す時に有効な
ショットって言える。
相手が取れないショットではなく、相手が取りにくいショットが
打てるようになるんだよ。
これって試合の中で重要でしょ?
バウンドの質が上がれば、ゆっくりのショットでも相手は
攻撃しにくくなるどころか、下がってくれたりする。
先程も言ったように、アプローチで利用したり、
自分が苦しい状況の時に、次の攻撃を妨げたりすることに
繋がるよ。
アプローチで速いショット、苦しい場面でもパワーショットを
打っている人は、逆にカウンター食らったりミスしやすいでしょ?
バウンドの質を高める練習をしっかりね。
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