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てにすまん 高西ともブログ ブログテーマ:過去の思い出

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テニスで養う自分力

[過去の思い出] 投稿日時:2010/08/08(日) 11:40

皆、夏休み楽しんでる?

 

ちゃんと夏休みの宿題はやってる?

 

俺が高校の頃は・・・・うーん、あまりちゃんと

 

やらなかったかな?

 

 

そんなに勉強しなかったから、成績もそんなに良くは無かった。

 

でも高校卒業して選手をスタートしてから、アメリカ行っては

 

英語をもう一度勉強し直し、スペイン行ってはスペイン語を

 

勉強したもんだ。

 

だってそこの土地の言葉を喋れないと、テニスコーチからは

 

良いアドバイスをもらえないし、レストランでは美味しいものを

 

選べないんだよ。

 

 

目的持てば、自分という人間はしっかりと勉強出来ると

 

その時に思ったね。

 

それまで自分は努力なんて出来ない人だって思ってたから。

 

でもそうやって「アメリカ行って頑張ろう」、「スペイン行って

 

強くなってやろう」という気持ちがあったのは、もちろんテニスを

 

頑張ってテニスの魅力を発見したから。

 

 

テニスというスポーツを通して、体力、脚力、観察力、洞察力

 

そして自分自身をコントロールする力、周りの人達との

 

コミュニケーション能力、そのための語学力、思いやり、リーダーシップ

 

自己表現力・・・などを培うことが出来たと思う。

 

結果的にそうなったんだけど、もちろんテニス始めた頃は

 

こういうことに繋がるなんて思わなかったよ。

 

 

今、テニス頑張っている皆、もちろんテニス自体も頑張ってほしいだけど

 

テニスを頑張り続けると、その他の色んな事にも繋がって来るよ。

 

だから・・・今目の前にある夏休みの宿題も気合入れてしっかり

 

頑張ろう!!

 

遠征先でのいや~な仕事

[過去の思い出] 投稿日時:2010/08/02(月) 07:02

暑い!!

 

この暑さでテニスやると、すぐにシャツは汗でベトベト。

 

何枚も着替えながらプレーをしないといけない。

 

着替えないと次の汗って出てこないから、皆もちゃんと

 

着替えたりタオルでこまめに拭きとったりしないといけないよ。

 

 

だからこの時期の洗濯物って大量になる。

 

大袋にいっぱい入った洗濯物は汗で重くなって臭くなって

 

最悪だぁ。

 

しかもそれが遠征先だとホント、面倒くさい。

 

 

遠征に行くと、午前中は練習、そして試合となる。

 

初日の一回戦なんかは、出場人数も多いので、夕方頃まで

 

試合が続くこともあるんだけど、勝ち上がって行くとだいたい

 

昼頃には試合は終わる。

 

お昼を食べた後は、選手同士で約束し合って練習して

 

トレーニング。

 

 

夕方には疲れ切って宿舎に戻る。

 

それからお風呂に入って夕食・・・という至福の時間があるのだが

 

この後に「洗濯」という最も面倒な仕事があるのだ。

 

完全にオフモードで気持ちもダラダラしているうえに、昼間の

 

試合と練習で身体も疲れていて「早く寝たい・・・」という状態で

 

洗い上がった洗濯物を干す作業って悲しくなってくる。

 

 

遠征って負けた時の悔しさってあるけど、意外とこの

 

「洗濯」の面倒臭さも思い出に残っている。

 

皆もちゃんと自分のウェアを洗って干す習慣を身に付けて

 

おかないと、選手になったら大変だよ。

 

ハワイ気分もいいけれど

[過去の思い出] 投稿日時:2010/07/24(土) 08:46

初めて海外に行ったのはアメリカ。

 

アメリカと言ってもハワイなんだけど、

 

当時所属していた会社の社長がハワイ大学の

 

テニス部の監督と繋がりがあって、ハワイ大学の

 

テニス部と一緒に練習させてもらえることになったのだ。

 

 

ハワイは常夏の島・・・・と言うだけあって、暑かった!

 

行ったのは1月だから、日本は冬。

 

空港までは寒かったけど、帰国が4月だからコートとか

 

冬用のウェアは持っていけない。

 

薄着で頑張って行った思い出がある。

 

 

その代わり、ハワイは期待以上に暑かった!!!

 

急に真冬の日本から真夏くらい暑苦しいハワイに移動して

 

テニスをやったからバテバテ。

 

学生は午前中授業だから、テニスは午後だけ、しかも

 

3時から5時くらいで終了だから大したことないんだけど

 

きつかったなぁ。

 

 

皆、あんまり暑いから長時間練習しないんだよね。

 

パブリックコートも昼間の暑い時間はガラガラ。

 

早朝と夕方しか誰もテニスをやらないのだ。

 

結局1カ月半近くハワイにいたけど、俺も徐々に

 

午前中はビーチでのんびり読書したりして、午後ちょっと

 

テニス・・・というハワイ流の過ごし方になってしまった。

 

暑さには慣れたけど、体力をアップさせたと言うより、

 

ハワイの過ごし方を身に付けてしまった・・・って感じだね。

 

 

それからマイアミ、アリゾナ、ロサンゼルス・・・と1カ月

 

転々としたけど、やっぱりハワイ以外はガッツリ練習する

 

大学が殆ど。

 

ハワイに住んでいる人柄と言うか、ハワイ時間というか、

 

そういうものに慣れてしまうと恐ろしい。

 

 

暑さとバカンス気分は一気に人間を「のんびり」にさせる。

 

猛暑が続く現在、ちょっとそんなハワイのことを思い出したよ。

 

「暑い~!!」

 

って思うけど、ここは日本!

 

コツコツ毎日頑張らなきゃね。

 

1100キロ

[過去の思い出] 投稿日時:2010/07/18(日) 07:38

 

選手の時は色んな試合に出場した。

 

海外の試合にも幾つか出場したけど、国内だけで

 

言うと、福岡の試合が一番遠かったと思っている。

 

ん?福岡なんて飛行機ですぐ・・・!?

 

いやいや、東京から車で行ったんだよ。

 

 

でもなんで車で行くことになったかと言うと、まずは愛知県で

 

試合があってまずそれに出場した。

 

愛知県なんてすぐだから、車で行ったんだけど、その次の週に

 

兵庫で試合。

 

ここも兵庫県の山奥で開催されるから、車が無いと移動が

 

大変!!

 

と言う事で、車で徐々に南下していったのだ。

 

 

で、その次の週に福岡で試合。

 

うーん、車でそのまま行こうか、それとも大阪にある実家に

 

一度車を停めて、新幹線で行こうか・・・って迷ったんだけど

 

ここは思い切って車で向かった。

 

でもねぇ、東京・大阪間は何度も行き来してよく知ってるんだけど

 

大阪から九州の間って走ったことがない。

 

「そんなに距離はないんじゃない?」

 

なんて思ってたら、普通に500キロ以上あるじゃないか!!

 

遠かった・・・・。

 

 

しかも福岡の大会はフューチャーズと言って国際大会。

 

ドライブ疲れか実力なのか、残念なことに予選一回戦敗退で

 

到着した次の日にはまたハンドル握ってたよ。

 

しかも、愛知、兵庫と徐々に福岡に来た往路とは違って

 

帰り道は福岡から一気に東京!!!

 

ナビで検索すると「1100キロ」と表示が出た・・・。

 

 

その道のりは長かった。

 

しかも敗戦のショックも大きかったしね。

 

負けた日の夕方3時頃福岡を出発して、東京に到着したのは

 

翌日のお昼くらいだった。

 

ま、でもヨーロッパやアメリカで試合出ている人は、これ以上の

 

ドライブは頻繁にやってるからね。

 

テニス選手になりたい人は、長時間ドライブにも慣れておかないと

 

いけないかもね。

 

 

選手になったキッカケ

[過去の思い出] 投稿日時:2010/07/12(月) 17:38

高校卒業してから上京して本格的に

 

テニスコーチを始め、そこでテニス選手の

 

活動をスタートさせたんだけど、最初は

 

テニスコーチを仕事にしたかっただけで、選手を

 

やるつもりは全くなかった。

 

 

ま、ちょっと市民大会とかには出たりする程度の

 

遊びテニスはしようと思っていたけど、プロになって

 

選手として活躍する、海外にまで遠征に行くなんて

 

全然思ってなかった。

 

 

でもテニスコーチとしてスタートした会社の方針が

 

「テニスコーチである前にテニス選手であれ」という

 

ものだったから、そこのコーチは皆、練習やトレーニングに

 

励み、定期的に試合に出場していた・・・というより、それが

 

義務だったから、俺も毎朝6時から朝練習でコートに

 

立って練習に励んだよ。

 

 

もともと、誰かに尻を叩いてもらわないと動かない

 

タイプだったから丁度良かった。

 

しかも、そういう環境にいると皆の価値観の基準は

 

「テニスの強さ」になるのだ。

 

テニスが強い人が尊敬され、テニスで結果を出している人は

 

羨ましがられるのだ。

 

そこで段々俺も「テニス、強くなりたい!」という気持ちが

 

芽生えてきた。

 

 

もちろん、最初は試合と言っても、ちょっとした小さな大会しか

 

出ていなかったし、そういうのでも勝てなかった。

 

それでも腐る事は無かった。

 

だって、負けて帰ったら皆に「どうだった?」

 

「次はどうすれば勝てそう?」と声を掛けてもらい、また

 

次のための練習に付き合ってくれたからね。

 

 

そんな環境があって、俺は徐々にテニスを上達させ、戦績を

 

上げるようになり、そして今に続くのだ。

 

部活で戦績を出したいって考えている皆も、まずは自分のいる

 

テニスの環境を見つめ直してみよう。

 

周りの皆に助けられて、初めて結果が出るんだよ。

 

ちゃんと、そういう環境にいますか?
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