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てにすまん 高西ともブログ ブログテーマ:技術【ストローク】
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たかがショートラリー、されどショートラリー
[技術【ストローク】] 投稿日時:2012/06/07(木) 17:40
「さぁ、今からテニスをやろう!!」
ってコートに立った時、最初に何をする?
試合の時は違うけど、練習となるとまずは
ショートラリーからスタートする人、多いんじゃない?
俺も色んな選手と練習したけど、ショートラリーから
スタートすることが多かった。
でもあのショートラリーって、お互い近い距離で
ゆっくりと打ち合うから簡単そうに思うけど、
意外とテクニックが必要なんだよね。
だから結構ショートラリーに手間取っている
人をよく見かけるが、ショートラリーテクニックは
試合の中でもかなり有効なんだよ。
だからショートラリーは単なる練習最初のウォーミングアップ
と考えないでしっかり練習してその技術を磨いてもらいたい。
その前に、なんでショートラリーから練習を始めるんだろう。
ボール自体はゆっくりだから、リラックスして
始められるというのが主な理由かな。
「最近調子どう?」「どういう練習する?」
なんて話をしながらショートラリーを行い、体の動きを確かめ
つつ、気持ちも段々高めていくのだ。
慣れた人には簡単なんだけど、簡単に感じる理由は、
相手との距離が近いし、ボールがゆっくりだから
コントロールしやすいってことかな。
でもこの「相手と近い」「ボールがゆっくり」ってことが
逆に難しい要素でもあるんだよ。
まず相手と近いってことは、ボールを短く打つ
テクニックが必要でしょ?
そのためには回転を加えることが必要となるし
距離が近いから、素早い構え直しも出来ないと
いけない。
この「回転」と「早い構え直し」は、ある程度相手との距離が
あって、速いショットでのラリーだとやりやすいし、意識も
しやすい。
でもショートラリーはゆっくりのラリーでやらなきゃ
いけないからそれがまた余計に難しくしているんだよ。
ゆっくりなボールを見ると、打つ準備までゆっくりに
なってしまう人と、回転をかけるための振り抜きが出来ない
人は、まずここでつまずくのだ。
それから近距離の相手とのラリーだから当然ゆっくりの
スピードのボールでもテンポが早くなる。
ということは、すぐショットが返ってくるから構え直しも
早くしないといけないし、近距離ということは相手ショットの
バウンド地点も近くなりやすいから、ライジング気味に
なることにも多い。
だからスィングはあまりテイクバックが大きくないコンパクトな
打ち方の方がいいよね。
大きなテイクバックとゆったりとしたバウンドしか打てない人も
やっぱりショートラリーは苦手と感じやすい。
ということで、まとめると・・・。
素早い構え直しと、ライジング気味のコンパクトスィング。
しかもその打ち方で回転を掛けてボールを短く打てて、尚かつ
ゆっくりとしたスピードで打てるテクニックがショートラリーには
必要ということになる。
これらを身に付けたとすると、試合の中でどう生かされるかって?
ショートラリーをする時に立つのはサービスライン付近でしょ?
そこできっちりプレーが出来るってことは、ベースラインでの
ストロークプレーとネットプレーを繋ぐ架け橋になってくれるのだ。
次、テニスする時意識してショートラリーをしてごらん。
ってコートに立った時、最初に何をする?
試合の時は違うけど、練習となるとまずは
ショートラリーからスタートする人、多いんじゃない?
俺も色んな選手と練習したけど、ショートラリーから
スタートすることが多かった。
でもあのショートラリーって、お互い近い距離で
ゆっくりと打ち合うから簡単そうに思うけど、
意外とテクニックが必要なんだよね。
だから結構ショートラリーに手間取っている
人をよく見かけるが、ショートラリーテクニックは
試合の中でもかなり有効なんだよ。
だからショートラリーは単なる練習最初のウォーミングアップ
と考えないでしっかり練習してその技術を磨いてもらいたい。
その前に、なんでショートラリーから練習を始めるんだろう。
ボール自体はゆっくりだから、リラックスして
始められるというのが主な理由かな。
「最近調子どう?」「どういう練習する?」
なんて話をしながらショートラリーを行い、体の動きを確かめ
つつ、気持ちも段々高めていくのだ。
慣れた人には簡単なんだけど、簡単に感じる理由は、
相手との距離が近いし、ボールがゆっくりだから
コントロールしやすいってことかな。
でもこの「相手と近い」「ボールがゆっくり」ってことが
逆に難しい要素でもあるんだよ。
まず相手と近いってことは、ボールを短く打つ
テクニックが必要でしょ?
そのためには回転を加えることが必要となるし
距離が近いから、素早い構え直しも出来ないと
いけない。
この「回転」と「早い構え直し」は、ある程度相手との距離が
あって、速いショットでのラリーだとやりやすいし、意識も
しやすい。
でもショートラリーはゆっくりのラリーでやらなきゃ
いけないからそれがまた余計に難しくしているんだよ。
ゆっくりなボールを見ると、打つ準備までゆっくりに
なってしまう人と、回転をかけるための振り抜きが出来ない
人は、まずここでつまずくのだ。
それから近距離の相手とのラリーだから当然ゆっくりの
スピードのボールでもテンポが早くなる。
ということは、すぐショットが返ってくるから構え直しも
早くしないといけないし、近距離ということは相手ショットの
バウンド地点も近くなりやすいから、ライジング気味に
なることにも多い。
だからスィングはあまりテイクバックが大きくないコンパクトな
打ち方の方がいいよね。
大きなテイクバックとゆったりとしたバウンドしか打てない人も
やっぱりショートラリーは苦手と感じやすい。
ということで、まとめると・・・。
素早い構え直しと、ライジング気味のコンパクトスィング。
しかもその打ち方で回転を掛けてボールを短く打てて、尚かつ
ゆっくりとしたスピードで打てるテクニックがショートラリーには
必要ということになる。
これらを身に付けたとすると、試合の中でどう生かされるかって?
ショートラリーをする時に立つのはサービスライン付近でしょ?
そこできっちりプレーが出来るってことは、ベースラインでの
ストロークプレーとネットプレーを繋ぐ架け橋になってくれるのだ。
次、テニスする時意識してショートラリーをしてごらん。
準備が遅いって何度言わせるの!?
[技術【ストローク】] 投稿日時:2012/05/02(水) 09:22
「準備を早く!」
ストロークのショット練習の時にそんなことを
言われた経験は無いだろうか?
上手く打てない人って準備が遅れることが
やっぱり多いからね。
その原因は色々あると思う。
まずは打てないことで苦手意識が生まれ
それによって「大事に打たなきゃ」って思う気持ちが
ボールを見る時間を長くして結局準備のし始めが
遅くなるってパターン。
それからこれも多いかな。
ショットを最初に習い始めた時、簡単なタイミングの
ボール出しでとことん練習したから、遅い準備でも
間に合ってしまう打ち方を身に付けてしまった。
ボール出しだと、バウンドさせてから準備するって
タイミングが打ちやすいからね。
二度引きして遅れるってパターンもある。
フォアにボールが来た!って思って準備した
つもりが、実はラケット持った腕だけを横に引いた
準備だったから、結局ボールが近くに来た時に
改めて横向きに捻る準備をし直さないといけない
というタイプ。
これは「あれ?早く準備したつもりなのに・・・」って
自分でも訳分からなくなることが多い。
何にしても準備は早目にしないといけない。
試合中のストロークは、ボール出しのようなタイミングで
なんか殆ど来ないんだからね。
ボレーストロークの時のストロークや、強烈サーブ相手の
レシーブの時なんか、準備が遅いと下がって打たなきゃ
いけなくなる。
だからまず準備をどれくらい早くしたら良いのかを
具体的な目安で決めておいて、皆が自己チェック
出来るようにしておきたい。
それから、そもそも準備って正確になんのことになるのかも
分かってないと、先程の二度引き系になるから、それも
理解しておかないといけない。
まずは準備の目安なんだけど、俺の場合は
一番早い準備のタイミングは相手ショットがバウンドする頃
にはもうラケットダウンしているというタイミング。
このタイミングで準備出来れば、ライジングで打つことが
出来るし、意外とショートラリーなんかもやりやすい。
もちろんストローク対ストロークで、ゆったりラリーしている
時にはもう少し準備もゆっくりして良いのだが、実際試合中の
ストローク、実はライジングで打たないといけない場面の方が
多いからね。
バウンドに合わせてラケットダウン出来るタイミングで
打てるようにしておくことが重要だ。
それから準備とか何か・・・ということだけど、
先程も言ったように、ラケット持った手だけ引いても
それは準備にならない。
じゃあ足かと言うと、むちゃくちゃ早いタイミングだと
足を動かす暇もないことがあるので、腰・・・骨盤を
動かして体の向きを作ることがとりあえず事前準備と
思ってもらえればいい。
そしてトップスピンの場合はその状態からいつでも
ラケットダウン出来る用意をしておくこと。
時間のない速いショットが来たときは、骨盤の横向きと
ラケットダウン、同時に行えればすぐにでも
ストロークを打てる状態になるね。
「準備が遅い!」って言われる人は、最初に
言ったように、バウンドのタイミングに合わせて準備を
開始している人が多い。
でも本当は、バウンドする頃にはもうラケットダウンの
状態に入っていないといけないんだよ。
いくら綺麗なフォームが分かっていても、準備が
ちゃんと出来なければ台無しになる。
自分の準備のタイミングと、準備の仕方そのものを
今一度確認してみよう。
ストロークのショット練習の時にそんなことを
言われた経験は無いだろうか?
上手く打てない人って準備が遅れることが
やっぱり多いからね。
その原因は色々あると思う。
まずは打てないことで苦手意識が生まれ
それによって「大事に打たなきゃ」って思う気持ちが
ボールを見る時間を長くして結局準備のし始めが
遅くなるってパターン。
それからこれも多いかな。
ショットを最初に習い始めた時、簡単なタイミングの
ボール出しでとことん練習したから、遅い準備でも
間に合ってしまう打ち方を身に付けてしまった。
ボール出しだと、バウンドさせてから準備するって
タイミングが打ちやすいからね。
二度引きして遅れるってパターンもある。
フォアにボールが来た!って思って準備した
つもりが、実はラケット持った腕だけを横に引いた
準備だったから、結局ボールが近くに来た時に
改めて横向きに捻る準備をし直さないといけない
というタイプ。
これは「あれ?早く準備したつもりなのに・・・」って
自分でも訳分からなくなることが多い。
何にしても準備は早目にしないといけない。
試合中のストロークは、ボール出しのようなタイミングで
なんか殆ど来ないんだからね。
ボレーストロークの時のストロークや、強烈サーブ相手の
レシーブの時なんか、準備が遅いと下がって打たなきゃ
いけなくなる。
だからまず準備をどれくらい早くしたら良いのかを
具体的な目安で決めておいて、皆が自己チェック
出来るようにしておきたい。
それから、そもそも準備って正確になんのことになるのかも
分かってないと、先程の二度引き系になるから、それも
理解しておかないといけない。
まずは準備の目安なんだけど、俺の場合は
一番早い準備のタイミングは相手ショットがバウンドする頃
にはもうラケットダウンしているというタイミング。
このタイミングで準備出来れば、ライジングで打つことが
出来るし、意外とショートラリーなんかもやりやすい。
もちろんストローク対ストロークで、ゆったりラリーしている
時にはもう少し準備もゆっくりして良いのだが、実際試合中の
ストローク、実はライジングで打たないといけない場面の方が
多いからね。
バウンドに合わせてラケットダウン出来るタイミングで
打てるようにしておくことが重要だ。
それから準備とか何か・・・ということだけど、
先程も言ったように、ラケット持った手だけ引いても
それは準備にならない。
じゃあ足かと言うと、むちゃくちゃ早いタイミングだと
足を動かす暇もないことがあるので、腰・・・骨盤を
動かして体の向きを作ることがとりあえず事前準備と
思ってもらえればいい。
そしてトップスピンの場合はその状態からいつでも
ラケットダウン出来る用意をしておくこと。
時間のない速いショットが来たときは、骨盤の横向きと
ラケットダウン、同時に行えればすぐにでも
ストロークを打てる状態になるね。
「準備が遅い!」って言われる人は、最初に
言ったように、バウンドのタイミングに合わせて準備を
開始している人が多い。
でも本当は、バウンドする頃にはもうラケットダウンの
状態に入っていないといけないんだよ。
いくら綺麗なフォームが分かっていても、準備が
ちゃんと出来なければ台無しになる。
自分の準備のタイミングと、準備の仕方そのものを
今一度確認してみよう。
自分に合ったストロークって?
[技術【ストローク】] 投稿日時:2012/04/24(火) 12:09
テニスが上手い人って皆同じストロークの打ち方を
しているかって言うと、微妙に違っている。
あまりに個性的な人はいないが、グリップや
軸足の使い方、テイクバックなんかが違うよね。
なんでなんだろう?
でもどの打ち方も合理的でスムーズに見えてくる。
実際自分に合ったフォームはどの選手のどういう
ストロークの打ち方なんだろう。
まずトッププロの選手たちのフォームをそのまま
コピーすればいいかって言うとそれはちょっと違う。
だってあの打ち方はあの選手の筋力と体力、そして
スィングスピードやボールのバウンド感覚なんかが
あってこその打ち方となる。
もっと言えば、相手もまた同じレベルの選手だからこそ
あの打ち方のテニスが必要なのだ。
それがまだまだ筋力も未発達でスィングスピードも
ろくに上がらない人が、ナダルが好きだからって言って
そのまま同じグリップで同じフォームにしても
あのフォアハンドは当然打てないよ。
それどころか、ショートラリーでさえ難しくなる。
まずフォームを作る上で基準となるのは
「どういうショットを打ちたいか」というプランである。
もちろん速くてパワフルショットは打ちたいだろうが、
現実的に試合中の状況を考えると、安定したショットが
欲しいでしょ?
となると、ネットに掛かりにくくするために、「持ち上げる」という
要素と、ネットを超えた後に、相手コートの枠にちゃんと
入ってくれる「落ちる」という要素が必要になる。
まず「持ち上げる」という要素のためには上下動のスィングが
必要になるんだけど、そこで前足、後ろ足、どちらをメインにした
軸足でラケットを持ち上げるかが決まってくる。
軸足が決まると、打点の位置とテイクバックの形が
決まってくるでしょ?
それから持ち上げる要素はラケットの上下動だけじゃなくて
ライジングでも得られるんだけど、ライジングを活用するなら
被せた面が欲しいので、グリップの持ち方もライジングを
意図的に多用する人、もしくは相手選手が深いショットや
速いショットを打ってくるため、強制的にライジングになる状況が
多い選手は厚いグリップが必要になってくる。
「落ちる」という要素はボールの失速と回転量が関係してくる。
失速で相手コートに入れるのは当然ゆっくりのショットのみ。
だからスィングスピードがゆっくりの人ほど、回転量が少ない状態で
枠に入るのでグリップはあまり面を被せない薄いグリップ。
そんな人が、回転が掛かりやすい厚いグリップで打ってると、
回転ばかり多過ぎて浅くなってしまう。
だからスィングスピードが速くなればなるほど、「落ちる」要素は
回転に頼らないといけないから、グリップも厚くなるんだよ。
もちろん試合中ずっと同じショットを打ち続けるわけでは
無いから、打ち方も色々と種類を持っておかないといけないの
だけれど、一番メインとなるオーソドックスなフォアとバックの
ストロークはちゃんと自分の打ち方を作っておきたい。
ボールを「持ち上げる」ことと「落ちる」という二つの要素を
ちゃんと取り入れ、あとは自分のスィングスピードや軸足の
使い方、ライジングを多用するのかどうかを見極めながら
グリップの握り方、打点の場所、テイクバックの大きさなんかを
考えながら練習すれば、自分にあった打ち方が出来上がって
くるんだよ。
でもね、色んな選手が色んな打ち方をしているけど
選手それぞれ、最初からその打ち方を目指したわけじゃない。
練習と試合を繰り返しながら、「もっと弾道を高く!」とか
「もっと回転をかけよう!」、「もっとスピード出したい!」なんて
感じで、オンコートで自分が打った結果を見ながら、
その結果自体を調整しているうちに、そういうグリップ、
そういうテイクバックや打点、フォロースルーが
出来上がってきたんだよ。
皆もトッププロの選手たちの打ち方を参考にするのは
良いけど、完全コピーじゃなくて基本的には自分の
状況を考え、自分自身で打った結果を調整しながら
フォームを作り上げてもらいたいね。
しているかって言うと、微妙に違っている。
あまりに個性的な人はいないが、グリップや
軸足の使い方、テイクバックなんかが違うよね。
なんでなんだろう?
でもどの打ち方も合理的でスムーズに見えてくる。
実際自分に合ったフォームはどの選手のどういう
ストロークの打ち方なんだろう。
まずトッププロの選手たちのフォームをそのまま
コピーすればいいかって言うとそれはちょっと違う。
だってあの打ち方はあの選手の筋力と体力、そして
スィングスピードやボールのバウンド感覚なんかが
あってこその打ち方となる。
もっと言えば、相手もまた同じレベルの選手だからこそ
あの打ち方のテニスが必要なのだ。
それがまだまだ筋力も未発達でスィングスピードも
ろくに上がらない人が、ナダルが好きだからって言って
そのまま同じグリップで同じフォームにしても
あのフォアハンドは当然打てないよ。
それどころか、ショートラリーでさえ難しくなる。
まずフォームを作る上で基準となるのは
「どういうショットを打ちたいか」というプランである。
もちろん速くてパワフルショットは打ちたいだろうが、
現実的に試合中の状況を考えると、安定したショットが
欲しいでしょ?
となると、ネットに掛かりにくくするために、「持ち上げる」という
要素と、ネットを超えた後に、相手コートの枠にちゃんと
入ってくれる「落ちる」という要素が必要になる。
まず「持ち上げる」という要素のためには上下動のスィングが
必要になるんだけど、そこで前足、後ろ足、どちらをメインにした
軸足でラケットを持ち上げるかが決まってくる。
軸足が決まると、打点の位置とテイクバックの形が
決まってくるでしょ?
それから持ち上げる要素はラケットの上下動だけじゃなくて
ライジングでも得られるんだけど、ライジングを活用するなら
被せた面が欲しいので、グリップの持ち方もライジングを
意図的に多用する人、もしくは相手選手が深いショットや
速いショットを打ってくるため、強制的にライジングになる状況が
多い選手は厚いグリップが必要になってくる。
「落ちる」という要素はボールの失速と回転量が関係してくる。
失速で相手コートに入れるのは当然ゆっくりのショットのみ。
だからスィングスピードがゆっくりの人ほど、回転量が少ない状態で
枠に入るのでグリップはあまり面を被せない薄いグリップ。
そんな人が、回転が掛かりやすい厚いグリップで打ってると、
回転ばかり多過ぎて浅くなってしまう。
だからスィングスピードが速くなればなるほど、「落ちる」要素は
回転に頼らないといけないから、グリップも厚くなるんだよ。
もちろん試合中ずっと同じショットを打ち続けるわけでは
無いから、打ち方も色々と種類を持っておかないといけないの
だけれど、一番メインとなるオーソドックスなフォアとバックの
ストロークはちゃんと自分の打ち方を作っておきたい。
ボールを「持ち上げる」ことと「落ちる」という二つの要素を
ちゃんと取り入れ、あとは自分のスィングスピードや軸足の
使い方、ライジングを多用するのかどうかを見極めながら
グリップの握り方、打点の場所、テイクバックの大きさなんかを
考えながら練習すれば、自分にあった打ち方が出来上がって
くるんだよ。
でもね、色んな選手が色んな打ち方をしているけど
選手それぞれ、最初からその打ち方を目指したわけじゃない。
練習と試合を繰り返しながら、「もっと弾道を高く!」とか
「もっと回転をかけよう!」、「もっとスピード出したい!」なんて
感じで、オンコートで自分が打った結果を見ながら、
その結果自体を調整しているうちに、そういうグリップ、
そういうテイクバックや打点、フォロースルーが
出来上がってきたんだよ。
皆もトッププロの選手たちの打ち方を参考にするのは
良いけど、完全コピーじゃなくて基本的には自分の
状況を考え、自分自身で打った結果を調整しながら
フォームを作り上げてもらいたいね。
スライス依存症候群
[技術【ストローク】] 投稿日時:2012/04/23(月) 16:29
試合中、精神的に苦しくなることはよくあること。
自分もビビっているが、相手も苦しい状況なので、
ここはしっかりとミスしないで我慢したいって時に
有効なのはスライスショット。
しかし、20才頃まで俺はこういう場面でスライスを
使うこと自体怖かった。
特に得意だったフォアハンドストロークの時。
それはなぜかというと、一度スライスを使うと
もうそれ以降、試合中にトップスピンに戻せなかったのだ。
一度使うと止められない禁断のショット、スライス・・・。
俺は密かに「スライス依存症候群」って呼んで
恐れていたのである。
もともとバックハンドストロークは高校の頃から
スライスしか打てなかった。
頑張って片手バックハンドでトップスピンを死ぬほど
練習したが、一向に上達の兆しが見えず断念。
しかし20才を過ぎてから両手に変更したら、何とか
試合でも使えるようになった。
それでもやっぱりスライスがメインでトップスピンは
なかなか登場させることが出来なかった。
でもそんなスライス依存症候群だった俺も今は克服して
試合の中でトップスピン、スライスと自在に
使い分けている。
バックハンドストロークも死ぬほど苦手だったが、
今はフォアハンドストロークよりも安定感あるかも。
そうなれた理由は何かと言うと・・・打点なんだよね。
打点がダメだったからフォアハンドストロークは
スライスからトップスピンに戻せなくなっていたし
バックハンドもダメダメだったのだ。
スライスの特徴と言うかメリットは幅広い打点範囲。
離れすぎた打点も、食い込まれた打点でもスライスを
使えば何とか返球は出来てしまう。
が・・・ここが落とし穴。
ビビッた場面でのフォアハンドスライスは、ビビッた分だけ
ボールを待ってしまって、本来の打点より低くてしかも
体に近くなっていたし、バックハンドストロークなんて
最初からスライスメインで練習していたうえに苦手意識の
塊だったから、準備も遅くて打点はいつも
食い込まれていたのだ。
両手バックに変えた方が良かったのは、左手で何とか
食い込まれた打点のボールを押し返せたから。
もちろん今でもビビッた場面、それからしっかりポジションに
入れない相手の厳しいショットの場面ではスライスを活用
しているんだけど、その後またトップスピンでしっかりと
打ち抜きたい時には、「しっかり思い切って振り抜こう!」って
思うと同時に打点をちゃんとトップスピン用の前方打点に
戻すようにしている。
大事なことはボールが来るのを待たないで、
前へちゃんと迎えに行けってことだね。
スライス依存症候群に陥っている人、けっこういるでしょ?
「スライスだけじゃだめだ!振り抜かなきゃ!」
そう思って、思い切って振り抜いたけど結果はネットとか
アウト・・・だからまたスライスに戻る、なんてパターンの
人は振り抜くだけじゃなくて打点の修正も行なうこと。
相手もビビっているから超甘いボールが返ってきているのに
こっちもスライスしか返せない・・・そんな惨めな試合から
早く抜け出せ!!
自分もビビっているが、相手も苦しい状況なので、
ここはしっかりとミスしないで我慢したいって時に
有効なのはスライスショット。
しかし、20才頃まで俺はこういう場面でスライスを
使うこと自体怖かった。
特に得意だったフォアハンドストロークの時。
それはなぜかというと、一度スライスを使うと
もうそれ以降、試合中にトップスピンに戻せなかったのだ。
一度使うと止められない禁断のショット、スライス・・・。
俺は密かに「スライス依存症候群」って呼んで
恐れていたのである。
もともとバックハンドストロークは高校の頃から
スライスしか打てなかった。
頑張って片手バックハンドでトップスピンを死ぬほど
練習したが、一向に上達の兆しが見えず断念。
しかし20才を過ぎてから両手に変更したら、何とか
試合でも使えるようになった。
それでもやっぱりスライスがメインでトップスピンは
なかなか登場させることが出来なかった。
でもそんなスライス依存症候群だった俺も今は克服して
試合の中でトップスピン、スライスと自在に
使い分けている。
バックハンドストロークも死ぬほど苦手だったが、
今はフォアハンドストロークよりも安定感あるかも。
そうなれた理由は何かと言うと・・・打点なんだよね。
打点がダメだったからフォアハンドストロークは
スライスからトップスピンに戻せなくなっていたし
バックハンドもダメダメだったのだ。
スライスの特徴と言うかメリットは幅広い打点範囲。
離れすぎた打点も、食い込まれた打点でもスライスを
使えば何とか返球は出来てしまう。
が・・・ここが落とし穴。
ビビッた場面でのフォアハンドスライスは、ビビッた分だけ
ボールを待ってしまって、本来の打点より低くてしかも
体に近くなっていたし、バックハンドストロークなんて
最初からスライスメインで練習していたうえに苦手意識の
塊だったから、準備も遅くて打点はいつも
食い込まれていたのだ。
両手バックに変えた方が良かったのは、左手で何とか
食い込まれた打点のボールを押し返せたから。
もちろん今でもビビッた場面、それからしっかりポジションに
入れない相手の厳しいショットの場面ではスライスを活用
しているんだけど、その後またトップスピンでしっかりと
打ち抜きたい時には、「しっかり思い切って振り抜こう!」って
思うと同時に打点をちゃんとトップスピン用の前方打点に
戻すようにしている。
大事なことはボールが来るのを待たないで、
前へちゃんと迎えに行けってことだね。
スライス依存症候群に陥っている人、けっこういるでしょ?
「スライスだけじゃだめだ!振り抜かなきゃ!」
そう思って、思い切って振り抜いたけど結果はネットとか
アウト・・・だからまたスライスに戻る、なんてパターンの
人は振り抜くだけじゃなくて打点の修正も行なうこと。
相手もビビっているから超甘いボールが返ってきているのに
こっちもスライスしか返せない・・・そんな惨めな試合から
早く抜け出せ!!
ドロップショットのちょっとしたコツ
[技術【ストローク】] 投稿日時:2012/04/03(火) 03:14
いつからだろう。
ドロップショットが好きになったのは。
恐らくスペインに行ってからだろうな。
しっかりコートの後ろの方まで下がりまくって、
ストロークラリーをガンガン打ち合っている中、急に
どっちかの選手がネット際にシュッとスライスで落とす。
その変貌ぶりというか、仕掛け方というか、何とも
言えない勝負師の感じがして、それから俺も
マネして使い始めたんだよ。
最初はしっかりスライスのグリップで握って、きっちり
スライス回転をかけてドロップショットしてた。
でもこれだと最初から
「スライス打つからドロップかも知れませんよ~」って
相手に言っているようなもんだ。
それじゃあ相手は前を警戒してしまう。
だから、有効なのはフォアハンドストロークでグリグリの
トップスピンを打つ時のグリップでシュッとスライス回転を
かける打ち方なんだよ。
もともと俺はさほど厚くないグリップなので、そのまま
スライスのドロップショットを打てるんだけど、かなり厚い
グリップでフォアを打っている選手は若干薄めに切り替える
感じが多いようだね。
でも相手からするとバチーン!ってしっかり引っぱたきそうな
強烈フォアハンドストロークを打つ印象を与えられる程度の
厚い持ち方でないといけない。
これをしっかりアピールできれば相手は警戒してしっかりと
下がってくれる。
そこでがら空きになったネット前へポトンとドロップを
落とせばいいんだよ。
でもね、俺がドロップショットを成功させた時ってだいたいが
「あれ?俺の体が勝手にドロップショットを選んだ!」って
成功させた後に気付く感じなんだよ。
しっかりコート内に踏み込んで、しっかり打ち込もうと構えた
俺を見て相手は下がって粘ろうとする。
その様子を見た俺の体は勝手にドロップショットを選択
してくれる。
しかもその方が成功率は高い気がする。
逆に、打つ前
「相手が粘り強いから、次でドロップショットを打たなきゃ!!」
って先に思ってしまうと、腰も引けて、いかにも
「ドロップショットを打ちますよ!」的な格好になり、質も
落ちるし、相手にはばれるし、結局チャンスボールを
プレゼントしたことになりやすかった。
分かるでしょ?
だからドロップショットを使えるようになりたいんだったら
まずは、しっかりトップスピンストロークを打ち込むような
構えと厚いグリップから急にドロップのスライスをかけられる
ようにしてもらいたいのと、そういう自分のしっかりした構えを
見た相手が慌てて後ろへ下がった、そういう状況を見て
体が勝手にドロップショットを自動選択してくれるような
配球パターンを練習してもらいたいな。
ドロップショットが好きになったのは。
恐らくスペインに行ってからだろうな。
しっかりコートの後ろの方まで下がりまくって、
ストロークラリーをガンガン打ち合っている中、急に
どっちかの選手がネット際にシュッとスライスで落とす。
その変貌ぶりというか、仕掛け方というか、何とも
言えない勝負師の感じがして、それから俺も
マネして使い始めたんだよ。
最初はしっかりスライスのグリップで握って、きっちり
スライス回転をかけてドロップショットしてた。
でもこれだと最初から
「スライス打つからドロップかも知れませんよ~」って
相手に言っているようなもんだ。
それじゃあ相手は前を警戒してしまう。
だから、有効なのはフォアハンドストロークでグリグリの
トップスピンを打つ時のグリップでシュッとスライス回転を
かける打ち方なんだよ。
もともと俺はさほど厚くないグリップなので、そのまま
スライスのドロップショットを打てるんだけど、かなり厚い
グリップでフォアを打っている選手は若干薄めに切り替える
感じが多いようだね。
でも相手からするとバチーン!ってしっかり引っぱたきそうな
強烈フォアハンドストロークを打つ印象を与えられる程度の
厚い持ち方でないといけない。
これをしっかりアピールできれば相手は警戒してしっかりと
下がってくれる。
そこでがら空きになったネット前へポトンとドロップを
落とせばいいんだよ。
でもね、俺がドロップショットを成功させた時ってだいたいが
「あれ?俺の体が勝手にドロップショットを選んだ!」って
成功させた後に気付く感じなんだよ。
しっかりコート内に踏み込んで、しっかり打ち込もうと構えた
俺を見て相手は下がって粘ろうとする。
その様子を見た俺の体は勝手にドロップショットを選択
してくれる。
しかもその方が成功率は高い気がする。
逆に、打つ前
「相手が粘り強いから、次でドロップショットを打たなきゃ!!」
って先に思ってしまうと、腰も引けて、いかにも
「ドロップショットを打ちますよ!」的な格好になり、質も
落ちるし、相手にはばれるし、結局チャンスボールを
プレゼントしたことになりやすかった。
分かるでしょ?
だからドロップショットを使えるようになりたいんだったら
まずは、しっかりトップスピンストロークを打ち込むような
構えと厚いグリップから急にドロップのスライスをかけられる
ようにしてもらいたいのと、そういう自分のしっかりした構えを
見た相手が慌てて後ろへ下がった、そういう状況を見て
体が勝手にドロップショットを自動選択してくれるような
配球パターンを練習してもらいたいな。
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