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てにすまん 高西ともブログ
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2種類のネットダッシュを使い分けなきゃ
[技術【ネットプレー】] 投稿日時:2012/05/10(木) 18:43
サーブ&ボレーとか、レシーブダッシュって
試合の中でどのくらいやってる?
全ポイント、そうやって前へ出るのはちょっと
リスク高いが、たまに出ると相手がびっくりして
くれることもあるから、ネットプレーヤーじゃなくても
覚えておきたいパターンなんだけど、苦手な人も
多いよね。
そういう人って、「サーブ&ボレーが苦手」とか
「レシーブダッシュなんて、とてもとても・・・」なんて
言うけど、単なるサーブ打ったあとにボレーとか
ストローク打ってからボレーという組み合わせなだけ。
別段、難しくないと思うんだけど、何が苦手に感じさせる
のだろう・・・・。
なんて言っているけど、俺も昔はネットプレーが
大の苦手だったから、サーブ&ボレーもレシーブダッシュも
有り得ないパターンって思ってた。
ダブルスみたいに、最初からネットのそばにいれば
仕方なくボレーをしないといけないから、何とか
こなしていたけど、わざわざ得意なストロークゾーンから
苦手なネットプレーゾーンに行くなんてとんでもないって
思ってたよ。
そんなネットプレー下手くそな俺でも、頑張って
サーブ&ボレーとかレシーブダッシュを練習していた。
でも、ボレーが下手くそだから、出来るだけ1stボレーは
ネットに近いところで打ちたい。
だから、一歩でも前へ行くことに必死だったし、
アプローチも甘いとやられるから、気合入れて
速いサーブやショットを打っていた。
でもこれらの考え方が全てマイナスに働いていたんだよ。
まず、出来る限りネットに近いポジションでボレーをしようと
する結果、相手がパスを打つギリギリまでついつい走って
しまい、結局は前に行けたけど、両足を止めた瞬間にボレーを
しなければいけない状態。
ボレーのステップもちゃんと出来ないし、そのボレーを
どこに打つかを考える余裕が無いんだよね。
甘くならないように気合入れて打ったサーブやストロークの
アプローチも、速いショットだから相手に早く渡ってしまい
自分が十分なポジションに入る前にカウンターを食らって
やられやすかったのだ。
ま、速いショットを気合入れて打っている時点で
ミスも多かったしね。
サーブ&ボレーとかネットダッシュが出来ない人は
こういう、サーブ、もしくはアプローチのショットと
ボレーの繋ぎ目の部分が下手な人が多いんだよね。
じゃあ、この繋ぎ目部分はどうすれば良いかと言うと、
まずは前に出る動きを2種類に分けることが重要なんだよ。
2種類の分け方は、「自分が打ったショットが相手に届くまで」、
それともう一つは、「相手が打ったショットが自分に届くまで」。
そうやって分けておいて、違った前進方法を取ると、
随分と簡単になるんだよ。
最初の、「相手に届くまでのショット」の段階では当然、
次に自分が何を打つのかは分からない。
フォアボレーかもしれないし、バックかもしれない。
ロブ上がってきてスマッシュとかハイボレーってことも
考えられる。
それから、打ち返してくるショットの質とか範囲もまだ
分からない。
だから、とりあえず真正面を向いたままネットに向かって
進むんだけど、ロブとかショートアングルとか、鋭い
ストレートのパスとかも考えて、まだまだ手堅く守りを
重視したポジションは維持していたい。
そして相手にボールが届いたら、そこで完全に止まり
相手がどんなボールを返球してくるのか確認。
そしてここからは、もう一種類の出方に切り替えるのだ。
確認したあとだから、そのショットに合わせた出方になる。
フォアボレーなら、フォアボレーのテイクバックと
体の向き、もちろんステップも打つボールに合わせて
いかないといけない。
だからこの2種類の前進の違いと大事なポイントは、
まず自分のショットが相手に届くまでは、前向き状態で
走りながらも相手ショットが次に何なのかを警戒しながら
ネットダッシュを行うこと。
そして相手が打った後は、もうどういうショットなのか
決まっているので、そのショットの打ち方を作りながら
今度は出来るだけ前に詰めてボレーを行うのだ。
自分のショットが相手に届くまでは、前向き走りと慎重な
前進が重要で、その後相手ショットが自分に向かってくる
時には、ボレーをするために、身体の向きを作りながら、
大きな前進・・・ということになる。
でも苦手な人って、最初の前向き前進で出来るだけネットへ
近づこうって思ってしまい、結局ボレーがきっちりと
出来ない状況に陥ってしまうんだよね。
相手に自分のショットが届くまでは、焦らずジワジワ詰める
ようにしないといけないよ。
この2種類の前進の使い分けを意識してトライしてみよう。
試合の中でどのくらいやってる?
全ポイント、そうやって前へ出るのはちょっと
リスク高いが、たまに出ると相手がびっくりして
くれることもあるから、ネットプレーヤーじゃなくても
覚えておきたいパターンなんだけど、苦手な人も
多いよね。
そういう人って、「サーブ&ボレーが苦手」とか
「レシーブダッシュなんて、とてもとても・・・」なんて
言うけど、単なるサーブ打ったあとにボレーとか
ストローク打ってからボレーという組み合わせなだけ。
別段、難しくないと思うんだけど、何が苦手に感じさせる
のだろう・・・・。
なんて言っているけど、俺も昔はネットプレーが
大の苦手だったから、サーブ&ボレーもレシーブダッシュも
有り得ないパターンって思ってた。
ダブルスみたいに、最初からネットのそばにいれば
仕方なくボレーをしないといけないから、何とか
こなしていたけど、わざわざ得意なストロークゾーンから
苦手なネットプレーゾーンに行くなんてとんでもないって
思ってたよ。
そんなネットプレー下手くそな俺でも、頑張って
サーブ&ボレーとかレシーブダッシュを練習していた。
でも、ボレーが下手くそだから、出来るだけ1stボレーは
ネットに近いところで打ちたい。
だから、一歩でも前へ行くことに必死だったし、
アプローチも甘いとやられるから、気合入れて
速いサーブやショットを打っていた。
でもこれらの考え方が全てマイナスに働いていたんだよ。
まず、出来る限りネットに近いポジションでボレーをしようと
する結果、相手がパスを打つギリギリまでついつい走って
しまい、結局は前に行けたけど、両足を止めた瞬間にボレーを
しなければいけない状態。
ボレーのステップもちゃんと出来ないし、そのボレーを
どこに打つかを考える余裕が無いんだよね。
甘くならないように気合入れて打ったサーブやストロークの
アプローチも、速いショットだから相手に早く渡ってしまい
自分が十分なポジションに入る前にカウンターを食らって
やられやすかったのだ。
ま、速いショットを気合入れて打っている時点で
ミスも多かったしね。
サーブ&ボレーとかネットダッシュが出来ない人は
こういう、サーブ、もしくはアプローチのショットと
ボレーの繋ぎ目の部分が下手な人が多いんだよね。
じゃあ、この繋ぎ目部分はどうすれば良いかと言うと、
まずは前に出る動きを2種類に分けることが重要なんだよ。
2種類の分け方は、「自分が打ったショットが相手に届くまで」、
それともう一つは、「相手が打ったショットが自分に届くまで」。
そうやって分けておいて、違った前進方法を取ると、
随分と簡単になるんだよ。
最初の、「相手に届くまでのショット」の段階では当然、
次に自分が何を打つのかは分からない。
フォアボレーかもしれないし、バックかもしれない。
ロブ上がってきてスマッシュとかハイボレーってことも
考えられる。
それから、打ち返してくるショットの質とか範囲もまだ
分からない。
だから、とりあえず真正面を向いたままネットに向かって
進むんだけど、ロブとかショートアングルとか、鋭い
ストレートのパスとかも考えて、まだまだ手堅く守りを
重視したポジションは維持していたい。
そして相手にボールが届いたら、そこで完全に止まり
相手がどんなボールを返球してくるのか確認。
そしてここからは、もう一種類の出方に切り替えるのだ。
確認したあとだから、そのショットに合わせた出方になる。
フォアボレーなら、フォアボレーのテイクバックと
体の向き、もちろんステップも打つボールに合わせて
いかないといけない。
だからこの2種類の前進の違いと大事なポイントは、
まず自分のショットが相手に届くまでは、前向き状態で
走りながらも相手ショットが次に何なのかを警戒しながら
ネットダッシュを行うこと。
そして相手が打った後は、もうどういうショットなのか
決まっているので、そのショットの打ち方を作りながら
今度は出来るだけ前に詰めてボレーを行うのだ。
自分のショットが相手に届くまでは、前向き走りと慎重な
前進が重要で、その後相手ショットが自分に向かってくる
時には、ボレーをするために、身体の向きを作りながら、
大きな前進・・・ということになる。
でも苦手な人って、最初の前向き前進で出来るだけネットへ
近づこうって思ってしまい、結局ボレーがきっちりと
出来ない状況に陥ってしまうんだよね。
相手に自分のショットが届くまでは、焦らずジワジワ詰める
ようにしないといけないよ。
この2種類の前進の使い分けを意識してトライしてみよう。
そりゃ、こういう人は強くなる。
[考え方] 投稿日時:2012/05/09(水) 16:06
「テニスって楽しい!」
そう思ったのはいつからだろう。
よーく考えてみると、引退する直前くらいから
やっと「面白いかも・・・」って思ったかな。
じゃあそれまでは何も感じないでやっていたかと言うと
そんなことはない。
10年以上も選手活動に没頭してこれたんだから、
それなりの魅力を感じていたんだけど、それはテニスの
面白さというより、弱い自分が強くなっていく面白さ、
打てなかったショットやプレーが出来るようになっていく
面白さなんかを感じていたのであって、本来のテニスの
魅力は楽しめていなかったよ。
たまにスゴイショットが決まったりすると「楽しい!!!」
ってなったけど、それはテニスの面白さじゃなく
単なる「快感」だからね。
でもテニスってある程度の技術がないと楽しめない。
例えばテニスの魅力の一つに「相手との駆け引き」がある
けど、色んなところへ打ち分けしたり、ショットのスピードや
種類を幾つか持っていて、それを使い分け出来ないと、
駆け引き自体が出来ないでしょ?
だからテニスの魅力を存分に味わえるようになるには
最低限の技術力は必要だってこと。
高校時代の俺のテニスの技術力では、とてもじゃないけど
テニス本来の楽しみ方を存分に味わうのは難しかったのだ。
だからと言って、技術力の乏しい人は、とにかく徹底して
技術力をあげましょう・・・・というメッセージではないのだ。
テニスの楽しみを味わうためには、それなりの技術が必要。
でも、技術力ばかり伸ばそうとすると、今度は相手との
駆け引きなどの、ゲームメイク能力が伸びていかない。
大事なことは技術力がまだまだ乏しい時から、
まだ味わえなくても、テニスの醍醐味だけはちゃんと
知っておかないといけないってことだな。
自分より強い人たちを観て、しっかり勉強して
「テニスの面白さ」をまずは感じてもらいたい。
でもねぇ、自分より上手い選手の試合を観戦すると
まず思ってしまうのが
「ショットがムチャクチャ速い!!!」だの
「信じられないコースに決める!!」といった
印象に残るカッコイイショット。
そして「カッコよく決めることこそテニスの醍醐味」って
感じてしまうんだよ。
じゃあそもそもテニスの面白さって一体なんだろう。
人によって違うのかもしれないが、俺の場合は
さっきも述べたように、相手との駆け引きなんだよ。
どこに打つのか、どんなショットを打つのか、
いつ仕掛けるのか・・・・。
それらのことを相手とラリーしながら考え、どこかで
「え!?」って思われるようなサプライズを入れながら
相手を崩していくことが面白い。
そう、相手と向き合うことがテニスの楽しさだと思う。
そこを自覚しておかないと、ついつい試合中、
劣勢になればなるほど、相手との駆け引きから逃げ出し
無理なショットを打ってしまうのだ。
そしてそうやって負けた次の日は、駆け引きに
応じないで逃げた事を反省しなきゃいけないのに、
「もっと凄いショットを!!!」って感じで練習をするのだよ。
例え出来なかったとしても、ちゃんとテニスの面白さが
分かっていれば、負けた時の反省は上達に結びつき
やすいのだ。
だからテニスの面白さが分かっている方が、上達は
早いんだよ。
「テニスのスポーツの魅力は?」
なんて誰かに聞かれたときはちゃんと自分の意見として
テニスの楽しみ方を説明できるようにしておこう。
そしてその楽しみ方を意識して普段の練習をして
おくようにね。
やっぱりテニスを心から楽しめる人が、テニスの
名人になるんだよ。
頑張れ。
そう思ったのはいつからだろう。
よーく考えてみると、引退する直前くらいから
やっと「面白いかも・・・」って思ったかな。
じゃあそれまでは何も感じないでやっていたかと言うと
そんなことはない。
10年以上も選手活動に没頭してこれたんだから、
それなりの魅力を感じていたんだけど、それはテニスの
面白さというより、弱い自分が強くなっていく面白さ、
打てなかったショットやプレーが出来るようになっていく
面白さなんかを感じていたのであって、本来のテニスの
魅力は楽しめていなかったよ。
たまにスゴイショットが決まったりすると「楽しい!!!」
ってなったけど、それはテニスの面白さじゃなく
単なる「快感」だからね。
でもテニスってある程度の技術がないと楽しめない。
例えばテニスの魅力の一つに「相手との駆け引き」がある
けど、色んなところへ打ち分けしたり、ショットのスピードや
種類を幾つか持っていて、それを使い分け出来ないと、
駆け引き自体が出来ないでしょ?
だからテニスの魅力を存分に味わえるようになるには
最低限の技術力は必要だってこと。
高校時代の俺のテニスの技術力では、とてもじゃないけど
テニス本来の楽しみ方を存分に味わうのは難しかったのだ。
だからと言って、技術力の乏しい人は、とにかく徹底して
技術力をあげましょう・・・・というメッセージではないのだ。
テニスの楽しみを味わうためには、それなりの技術が必要。
でも、技術力ばかり伸ばそうとすると、今度は相手との
駆け引きなどの、ゲームメイク能力が伸びていかない。
大事なことは技術力がまだまだ乏しい時から、
まだ味わえなくても、テニスの醍醐味だけはちゃんと
知っておかないといけないってことだな。
自分より強い人たちを観て、しっかり勉強して
「テニスの面白さ」をまずは感じてもらいたい。
でもねぇ、自分より上手い選手の試合を観戦すると
まず思ってしまうのが
「ショットがムチャクチャ速い!!!」だの
「信じられないコースに決める!!」といった
印象に残るカッコイイショット。
そして「カッコよく決めることこそテニスの醍醐味」って
感じてしまうんだよ。
じゃあそもそもテニスの面白さって一体なんだろう。
人によって違うのかもしれないが、俺の場合は
さっきも述べたように、相手との駆け引きなんだよ。
どこに打つのか、どんなショットを打つのか、
いつ仕掛けるのか・・・・。
それらのことを相手とラリーしながら考え、どこかで
「え!?」って思われるようなサプライズを入れながら
相手を崩していくことが面白い。
そう、相手と向き合うことがテニスの楽しさだと思う。
そこを自覚しておかないと、ついつい試合中、
劣勢になればなるほど、相手との駆け引きから逃げ出し
無理なショットを打ってしまうのだ。
そしてそうやって負けた次の日は、駆け引きに
応じないで逃げた事を反省しなきゃいけないのに、
「もっと凄いショットを!!!」って感じで練習をするのだよ。
例え出来なかったとしても、ちゃんとテニスの面白さが
分かっていれば、負けた時の反省は上達に結びつき
やすいのだ。
だからテニスの面白さが分かっている方が、上達は
早いんだよ。
「テニスのスポーツの魅力は?」
なんて誰かに聞かれたときはちゃんと自分の意見として
テニスの楽しみ方を説明できるようにしておこう。
そしてその楽しみ方を意識して普段の練習をして
おくようにね。
やっぱりテニスを心から楽しめる人が、テニスの
名人になるんだよ。
頑張れ。
ワガママテニスプレーヤー
[考え方] 投稿日時:2012/05/08(火) 23:09
君の得意なショットはなんだろう。
やりたいことはなんだろう。
どういうプレーをしたいんだろう。
そう聞かれると、
「えーっと、俺はフォアが得意で、しかもそれを
回り込んで逆クロスに打ち込むのが好きだから
それを活かして戦いたい」
なんて答え方をするでしょ?
出来るだけ苦手なプレーは避けて、得意なパターンに
持ち込んで試合をしたい。
そう思って試合に臨む人が多い。
でも実はこの考え方ってちょっと違うんだよ。
だってテニスって相手と戦うでしょ?
相手と戦うんだから、
「相手が嫌がること」って項目を加えなきゃいけないのだ。
得意な事以上に、嫌がる事を優先的に試合の中では
実行しないと相手の調子が落ちないでしょ。
相手が嫌がることが自分の得意なパターン、
これだったら一番楽なんだけど、そう簡単には
いかないことが多い。
回り込んで逆クロス・・・が得意だったとしても、相手は
バックハンドスライスで繋ぎ続けるタイプだと、効果が
薄くなるし、けっこうこのパターンで空回りさせられる選手
見掛ける。
それなのに「俺はこれが好きなんだ!」ってそのまま
意地でも続けるのはリスクが伴う。
もちろん相手が根負けするくらい徹底的に出来るなら
いいけど、そこで相手が嫌がることを混ぜてプレーするという
選択肢も必要だと思うよ。
もちろん得意ショットと得意コースはちゃんと自覚して、
普段から練習しておくべし。
だけど、同じくらい苦手ショットと苦手なコースも
自覚して練習しておこう。
でも、苦手ショット&苦手コースなんだから、そんなに
スゴイショットじゃなくていい。
地味だけど確実に、そして安定感をアピール出来れば
それでいいんだよ。
そして大事なことは試合中の満足感の方向性。
どういうことかと言うと、自分の得意ショットが
カッコよく決まったら嬉しいでしょ?
でもそれ以上に大事にしてもらいたいモノは、
相手が嫌がっていること。
テニスってポイントを何ポイントも積み重ねて
勝利を得るというスポーツなんだから、結局相手から
どれだけミスをもらえるかが重要なんだよ。
となると、自分の好きなことを沢山行なってポイントを
取り続けることより、相手が嫌がることを増やして、
相手からポイントをもらうことを優先しないと
成り立たないのだ。
自分のことばっかり考えて、ネット挟んだ相手のことを
全然考えないテニスをやっている選手は、言い方変えれば
ワガママだね。
自分のことは二の次で、とにかく相手のことを最優先で
考えてあげられる「思いやりテニス」で効率良く勝つ
テニスを覚えよう。
ただし、たまには自己主張も必要。
時々そうやってワガママになるために、普段は
謙虚にプレーしておかなきゃいけないんだよ。
思いやりテニス、時々ワガママって感じで。
やりたいことはなんだろう。
どういうプレーをしたいんだろう。
そう聞かれると、
「えーっと、俺はフォアが得意で、しかもそれを
回り込んで逆クロスに打ち込むのが好きだから
それを活かして戦いたい」
なんて答え方をするでしょ?
出来るだけ苦手なプレーは避けて、得意なパターンに
持ち込んで試合をしたい。
そう思って試合に臨む人が多い。
でも実はこの考え方ってちょっと違うんだよ。
だってテニスって相手と戦うでしょ?
相手と戦うんだから、
「相手が嫌がること」って項目を加えなきゃいけないのだ。
得意な事以上に、嫌がる事を優先的に試合の中では
実行しないと相手の調子が落ちないでしょ。
相手が嫌がることが自分の得意なパターン、
これだったら一番楽なんだけど、そう簡単には
いかないことが多い。
回り込んで逆クロス・・・が得意だったとしても、相手は
バックハンドスライスで繋ぎ続けるタイプだと、効果が
薄くなるし、けっこうこのパターンで空回りさせられる選手
見掛ける。
それなのに「俺はこれが好きなんだ!」ってそのまま
意地でも続けるのはリスクが伴う。
もちろん相手が根負けするくらい徹底的に出来るなら
いいけど、そこで相手が嫌がることを混ぜてプレーするという
選択肢も必要だと思うよ。
もちろん得意ショットと得意コースはちゃんと自覚して、
普段から練習しておくべし。
だけど、同じくらい苦手ショットと苦手なコースも
自覚して練習しておこう。
でも、苦手ショット&苦手コースなんだから、そんなに
スゴイショットじゃなくていい。
地味だけど確実に、そして安定感をアピール出来れば
それでいいんだよ。
そして大事なことは試合中の満足感の方向性。
どういうことかと言うと、自分の得意ショットが
カッコよく決まったら嬉しいでしょ?
でもそれ以上に大事にしてもらいたいモノは、
相手が嫌がっていること。
テニスってポイントを何ポイントも積み重ねて
勝利を得るというスポーツなんだから、結局相手から
どれだけミスをもらえるかが重要なんだよ。
となると、自分の好きなことを沢山行なってポイントを
取り続けることより、相手が嫌がることを増やして、
相手からポイントをもらうことを優先しないと
成り立たないのだ。
自分のことばっかり考えて、ネット挟んだ相手のことを
全然考えないテニスをやっている選手は、言い方変えれば
ワガママだね。
自分のことは二の次で、とにかく相手のことを最優先で
考えてあげられる「思いやりテニス」で効率良く勝つ
テニスを覚えよう。
ただし、たまには自己主張も必要。
時々そうやってワガママになるために、普段は
謙虚にプレーしておかなきゃいけないんだよ。
思いやりテニス、時々ワガママって感じで。
コントロール系スィング
[テニス技術] 投稿日時:2012/05/07(月) 17:10
テニスで勝つには、何が必要かな?
パワー?
それも大事だけど、パワーだけの選手が
勝ち続けているのを見たことがない。
やっぱり安定感とか戦術なんかが重要になってくるし
それがあって初めてパワーも生きてくる。
さてこの安定感、言い方変えればコントロール力だ。
戦術を使いこなすのも、もちろん発想力とか観察力が
必要だけど、思いついた戦術通りに打つためには
コントロール力が重要になってくる。
サーブもストロークもボレーも、普段からコントロール力を
養う練習をしておかないといけない。
でもコントロール力ってどうやって身に付けるんだ?
もちろん打点や軸足など、色んな要素がちゃんと機能して
コントロールが成り立つんだけど、今回はスィングを中心に
考えてみよう。
スィングでコントロール。
意外とこれがピンとこない人は多い。
そんな「スィングする=ボールを飛ばす」というイメージを
持っている人は、実際試合の中で確実にボールを
コートへ入れたい時に振り切れなくなるのだ。
でも逆なんだよ。
大事な場面でしっかりと安定感を発揮させる場合は
ちゃんと振り切ることが重要。
それがスィングでコントロールするってこと。
でもイメージとしてはラケット振った分だけボールは
速くなり、遠くへ飛びそうでしょ?
実際パワーショットを打つ場合もラケットを振るんだから。
じゃあパワー系スィングと、コントロール系スィングの違いは
何かというと・・・スィングの方向なんだよ。
パワー系はまさにボールを前へ飛ばすために引っぱたく
から、前後のスィング。
それに対して、コントロール系はスィングによって
回転量を増やしたいから上下動のスィングとなるのだ。
ストロークの場合、ボールと同じ高さでラケットが近づいて
そのまま前に振り抜けば、振った分だけパワーになり
しっかり前に飛ぶでしょ?
でも同じスィングスピードでも、ボールに対して真下から
ラケットが近づいて打った後そのまま上に抜けていけば
パワーではなくボールが持ち上がるるし、回転にも変わる。
要するに、横軸はパワー系、縦軸は回転系・・・いわゆる
コントロールに繋がるってことだ。
だからコントロール力を上げたい場合は、この上下動の
スィングを強調させたシチュエーションを作ればいい。
ラケットと打点の位置関係の確認はもちろんのこと、
実際上下動にスィングさせることも考えると体の向きも重要。
やっぱり正面向きより、横向きを作ったほうが上下動は
やりやすいからね。
ストロークのトップスピンであれば、後ろに大きい
テイクバックよりも、しっかりとしたラケットダウンと、それに
対しての高めの打点で、落差を作れば上下動にしやすい。
それがせっかくラケットダウンさせたのに、ビビって打点を
低く落とすと上下動の関係が無くなり、前後のスィングに
なってしまう。
大き過ぎるテイクバックも前後のスィングになりやすいから
ビビッた場面では振り切れなくなる。
ボレーも含めたスライス系ショットも、ラケットヘッドを
グリップよりも上にして、立てた状態からボールを
打ちに行けば上下動を作りやすい。
サーブも、一度背中側でラケットがヘッドダウンした
状態からどこに打点を設定してボールを打ちに行けば
上下動を作ることが出来て、安定感を作れるのかを
考えてもらいたい。
もちろん体の向きもセットで考えてみよう。
この「上下動スィング=コントロール力」という
考え方が身に付くと、大事な場面でもしっかりと
振り切ることが出来るんだよ。
逆に言うと、しっかり振り抜くことが安心感に繋がる。
そうすると、調子いい時は前後の動きを強調した
フルスィングでパワーを、大事な場面やビビッた場面では
上下動のフルスィングでコントロール・・・という打ち分けが
できるから常に同じリズムで戦えるんだよ。
試合中、ミスが怖くなってラケットを振れなくなるって
人は、上下動スィングを意識して練習してみよう。
スィングするからコントロール出来るのだ。
パワー?
それも大事だけど、パワーだけの選手が
勝ち続けているのを見たことがない。
やっぱり安定感とか戦術なんかが重要になってくるし
それがあって初めてパワーも生きてくる。
さてこの安定感、言い方変えればコントロール力だ。
戦術を使いこなすのも、もちろん発想力とか観察力が
必要だけど、思いついた戦術通りに打つためには
コントロール力が重要になってくる。
サーブもストロークもボレーも、普段からコントロール力を
養う練習をしておかないといけない。
でもコントロール力ってどうやって身に付けるんだ?
もちろん打点や軸足など、色んな要素がちゃんと機能して
コントロールが成り立つんだけど、今回はスィングを中心に
考えてみよう。
スィングでコントロール。
意外とこれがピンとこない人は多い。
そんな「スィングする=ボールを飛ばす」というイメージを
持っている人は、実際試合の中で確実にボールを
コートへ入れたい時に振り切れなくなるのだ。
でも逆なんだよ。
大事な場面でしっかりと安定感を発揮させる場合は
ちゃんと振り切ることが重要。
それがスィングでコントロールするってこと。
でもイメージとしてはラケット振った分だけボールは
速くなり、遠くへ飛びそうでしょ?
実際パワーショットを打つ場合もラケットを振るんだから。
じゃあパワー系スィングと、コントロール系スィングの違いは
何かというと・・・スィングの方向なんだよ。
パワー系はまさにボールを前へ飛ばすために引っぱたく
から、前後のスィング。
それに対して、コントロール系はスィングによって
回転量を増やしたいから上下動のスィングとなるのだ。
ストロークの場合、ボールと同じ高さでラケットが近づいて
そのまま前に振り抜けば、振った分だけパワーになり
しっかり前に飛ぶでしょ?
でも同じスィングスピードでも、ボールに対して真下から
ラケットが近づいて打った後そのまま上に抜けていけば
パワーではなくボールが持ち上がるるし、回転にも変わる。
要するに、横軸はパワー系、縦軸は回転系・・・いわゆる
コントロールに繋がるってことだ。
だからコントロール力を上げたい場合は、この上下動の
スィングを強調させたシチュエーションを作ればいい。
ラケットと打点の位置関係の確認はもちろんのこと、
実際上下動にスィングさせることも考えると体の向きも重要。
やっぱり正面向きより、横向きを作ったほうが上下動は
やりやすいからね。
ストロークのトップスピンであれば、後ろに大きい
テイクバックよりも、しっかりとしたラケットダウンと、それに
対しての高めの打点で、落差を作れば上下動にしやすい。
それがせっかくラケットダウンさせたのに、ビビって打点を
低く落とすと上下動の関係が無くなり、前後のスィングに
なってしまう。
大き過ぎるテイクバックも前後のスィングになりやすいから
ビビッた場面では振り切れなくなる。
ボレーも含めたスライス系ショットも、ラケットヘッドを
グリップよりも上にして、立てた状態からボールを
打ちに行けば上下動を作りやすい。
サーブも、一度背中側でラケットがヘッドダウンした
状態からどこに打点を設定してボールを打ちに行けば
上下動を作ることが出来て、安定感を作れるのかを
考えてもらいたい。
もちろん体の向きもセットで考えてみよう。
この「上下動スィング=コントロール力」という
考え方が身に付くと、大事な場面でもしっかりと
振り切ることが出来るんだよ。
逆に言うと、しっかり振り抜くことが安心感に繋がる。
そうすると、調子いい時は前後の動きを強調した
フルスィングでパワーを、大事な場面やビビッた場面では
上下動のフルスィングでコントロール・・・という打ち分けが
できるから常に同じリズムで戦えるんだよ。
試合中、ミスが怖くなってラケットを振れなくなるって
人は、上下動スィングを意識して練習してみよう。
スィングするからコントロール出来るのだ。
試合に出たくない
[過去の思い出] 投稿日時:2012/05/04(金) 10:10
遠征に行くのは嫌いだった。
詳しく言うと、何かストレスを感じる部分が若干
あったと言うべきかな。
大部分は「よし!勝ってやる!!」とか「俺の実力を
見せてやろう!!」って感じでワクワク感なんだけどね。
でもそれは、俺がシード付いているようなレベルの大会は
そうでは無いんだよ。
予選突破も難しいようなレベルの高い大会の遠征では
決まってストレスを感じる部分があった。
フューチャーズなんかの国際大会は特にそう。
当時は前日に現地へ行って「予選に出場したいです」という
サインをして、その夜に出場できるかどうかが決まるんだけど
心のどこかに「出られませんように」という気持ちが
正直あったのだ。
でもそれで実際出られなかったら、かなりショックなんだけど
ホッとしている自分もあったんだよ。
なんでそんなストレスを感じるかというと、居心地が
良くないからだ。
予選に入れるかどうかの選手として、大会の会場に
いるのが屈辱だったのだ。
「俺を馬鹿にするような目で見るんじゃない!」って。
誰もそんな目で見てはいないんだけど、
やっぱり会場にいる以上は注目される選手でありたいし、
本戦出場選手としてどこまで勝ち上がるかを
考えたいのに、予選一回戦を勝てるのか、それどころか
予選に出場できるのか・・・なんて立場にいる自分に
腹が立ってくるのだ。
だから予選に出られるかどうかのサインをするために
並んで待っている時、本戦出場選手達のグループを見ると
何とも言えない思いだった。
でもその時の自分の実力ではかなり厳しい・・・となると
その場から退散したくなってしまったのだ。
そんなストレスを感じながらも、俺は出来るだけ
フューチャーズに出場する機会を作った。
スペインにいる時も、コーチを連れて選手たちでチームを
作って遠征行くのに混ぜてもらったし、日本国内でも
可能な限り出場した。
相変わらずサインの時には「出られませんように」という
気持ちがほんの少し持ったままだったんだけど
出場し続けた理由は、そんな少しのストレス以上にやっぱり
得るものが大きかったからだ。
単純に考えられないようなレベル差の選手と対戦する
ことも出来たし、時には一緒に練習することも出来た。
フューチャーズなんて3週、4週と大会が連続で続くから
そのうちそういう選手と友達になったりする。
それから予選の一回戦でも勝つと、やっとそこが自分の
居場所として感じられるようになるし、そうなった時の
充実感って優勝狙えるような大会で決勝進んだ時なんかと
また違うものがあるんだよ。
フューチャーズで予選決勝まで行った時なんかは、まるで
自分はもう本戦選手って気持ちだったしね。
それが分かっていたから、ストレスを感じながら嫌いな
レベルの高い大会の遠征を続けていたのだ。
その大会にエントリーしなければ、ストレスを感じないで
済むし、自分が優勝できそうな大会ばかり選べば、
居心地のいい会場で大会期間中、ずっと過ごすことが出来る。
でもね、ストレス抱えながら下っ端としてコートを駆け回り
そこから少しでも這い上がれた時の充実感を一度
味わうと、やっぱりそういうハイレベルな大会の遠征は
止められなくなるのだ。
でもその充実感を知らないでいると、ストレスを感じる
こういうレベルの大会にトライすることを避けていたかも
しれない。
そういう選手生活を送っていたら、間違いなく今の自分の
テニスはないよなぁ。
それにしてもATPポイント取りたかった・・・。
せめて一度でいいからフューチャーズの本戦に
上がりたかった。
詳しく言うと、何かストレスを感じる部分が若干
あったと言うべきかな。
大部分は「よし!勝ってやる!!」とか「俺の実力を
見せてやろう!!」って感じでワクワク感なんだけどね。
でもそれは、俺がシード付いているようなレベルの大会は
そうでは無いんだよ。
予選突破も難しいようなレベルの高い大会の遠征では
決まってストレスを感じる部分があった。
フューチャーズなんかの国際大会は特にそう。
当時は前日に現地へ行って「予選に出場したいです」という
サインをして、その夜に出場できるかどうかが決まるんだけど
心のどこかに「出られませんように」という気持ちが
正直あったのだ。
でもそれで実際出られなかったら、かなりショックなんだけど
ホッとしている自分もあったんだよ。
なんでそんなストレスを感じるかというと、居心地が
良くないからだ。
予選に入れるかどうかの選手として、大会の会場に
いるのが屈辱だったのだ。
「俺を馬鹿にするような目で見るんじゃない!」って。
誰もそんな目で見てはいないんだけど、
やっぱり会場にいる以上は注目される選手でありたいし、
本戦出場選手としてどこまで勝ち上がるかを
考えたいのに、予選一回戦を勝てるのか、それどころか
予選に出場できるのか・・・なんて立場にいる自分に
腹が立ってくるのだ。
だから予選に出られるかどうかのサインをするために
並んで待っている時、本戦出場選手達のグループを見ると
何とも言えない思いだった。
でもその時の自分の実力ではかなり厳しい・・・となると
その場から退散したくなってしまったのだ。
そんなストレスを感じながらも、俺は出来るだけ
フューチャーズに出場する機会を作った。
スペインにいる時も、コーチを連れて選手たちでチームを
作って遠征行くのに混ぜてもらったし、日本国内でも
可能な限り出場した。
相変わらずサインの時には「出られませんように」という
気持ちがほんの少し持ったままだったんだけど
出場し続けた理由は、そんな少しのストレス以上にやっぱり
得るものが大きかったからだ。
単純に考えられないようなレベル差の選手と対戦する
ことも出来たし、時には一緒に練習することも出来た。
フューチャーズなんて3週、4週と大会が連続で続くから
そのうちそういう選手と友達になったりする。
それから予選の一回戦でも勝つと、やっとそこが自分の
居場所として感じられるようになるし、そうなった時の
充実感って優勝狙えるような大会で決勝進んだ時なんかと
また違うものがあるんだよ。
フューチャーズで予選決勝まで行った時なんかは、まるで
自分はもう本戦選手って気持ちだったしね。
それが分かっていたから、ストレスを感じながら嫌いな
レベルの高い大会の遠征を続けていたのだ。
その大会にエントリーしなければ、ストレスを感じないで
済むし、自分が優勝できそうな大会ばかり選べば、
居心地のいい会場で大会期間中、ずっと過ごすことが出来る。
でもね、ストレス抱えながら下っ端としてコートを駆け回り
そこから少しでも這い上がれた時の充実感を一度
味わうと、やっぱりそういうハイレベルな大会の遠征は
止められなくなるのだ。
でもその充実感を知らないでいると、ストレスを感じる
こういうレベルの大会にトライすることを避けていたかも
しれない。
そういう選手生活を送っていたら、間違いなく今の自分の
テニスはないよなぁ。
それにしてもATPポイント取りたかった・・・。
せめて一度でいいからフューチャーズの本戦に
上がりたかった。
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