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てにすまん 高西ともブログ
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ポーチされないクロスショット
[試合【ダブルス】] 投稿日時:2012/04/19(木) 10:55
ダブルスが苦手だった。
いつまで苦手って思ってただろう。
とにかくずっとシングルスで結果を出したいと
思って、明けても暮れてもシングルスの
練習ばかりだし、頭の中も「どうやったらシングルスで
勝てるだろう」ってことばかり考えていたから、
そんな当時の俺がダブルスの試合に出ると
「人がゴチャゴチャして多過ぎる!!!」って
思ってしまってイライラしたもんだ。
せっかく俺が相手選手の一人とラリーで
勝負しているのに、そこへヒョイってもう一人の選手が
ボレーで割って入ってくるんだよ!!!
「邪魔すんなよー!!!」って思いながら、そいつが
気になって仕方なかった。
そう、でもこれがダブルスなんだよね。
この邪魔してくるボレー選手のポーチをいかに交わすか、
もっと言えばこのボレー選手の動きを封じることが
出来るかがダブルスでのキーポイントだ。
もちろんストレートロブなどで逃げるという手もアリ。
でもストレートに逃げてばかりだと、クロスラリー打ちながら
自分のパートナーの攻撃ボレーを使うってことが出来なくなり、
連携が取れなくなってしまう。
何とか相手にポーチされずに、クロスへ返球し続ける
方法を掴みたいものだ。
そんなポーチされにくいクロスショットの方法は
大きく3つある。
まずは相手ボレーが取れないくらい角度をつけて
しっかりとクロスに返球すること。
これが一番シンプルな考え方だけど、相手のショットが
厳しくなってくると、何でもかんでもクロスに
きっちり返せるとは限らない。
しかもそんなの誰でもまっ先に考える事だよね。
そこで重要になってくるのはストレートのショット。
ん?クロスに打つ方法だって?そう、ボレーに取られず
クロスに返球する方法の大事なポイントはストレート
なんだよ。
どういうことかと言うと、実際にストレート打つわけじゃなく、
相手に対して「俺は今からストレート打つかもよ・・・・」的な
雰囲気を醸し出すこと!!
チラッとストレートを見てもイイし、ガッツリそっちへ打ちそうな
構えを見せつけてもいい。
ボレーの人って、ポーチには出たいけどそれ以上に
「ストレート抜かれたくない」って思うから、その気持ちを
突っついてクロスへ手を出せなくするんだよ。
でもこれをやるには、それまでに何本かストレートロブや
ストレートの足元、ストレートアタックを見せておかないと
いけないし、打つ準備が遅い人はストレートアピールできない。
その辺りを気を付けて。
そして残る一つはクイックショット。
ボールを早いタイミングで打ち返すという作戦。
相手ボレーが「今だ!!」って思ってポーチに出ようとするより
早くボールを返球してしまえば、ボレーの選手は飛び出せる
距離が小さくなるし、出るタイミングも逃しやすい。
これは速いショットって意味じゃないよ、ライジングで
早いタイミングってこと。
ということは逆に、バウンドしてから時間かけて
ボールを打っている人はポーチの餌食になりやすい。
この3つ、「きっちりクロス」、「ストレートを意識させる」、
「早いタイミングの返球」があれば、正面でこっちのショットを
ボレーしようとして狙っている相手のボレー選手も怖くない。
これらを意識して練習し、堂々とクロスに返球しよう。
って言っても、またそういう、『ちゃんとクロスに返球出来る
ストローク選手に対するボレーの動き』ってのもあるんだけどね。
だからテニスは面白い。
いつまで苦手って思ってただろう。
とにかくずっとシングルスで結果を出したいと
思って、明けても暮れてもシングルスの
練習ばかりだし、頭の中も「どうやったらシングルスで
勝てるだろう」ってことばかり考えていたから、
そんな当時の俺がダブルスの試合に出ると
「人がゴチャゴチャして多過ぎる!!!」って
思ってしまってイライラしたもんだ。
せっかく俺が相手選手の一人とラリーで
勝負しているのに、そこへヒョイってもう一人の選手が
ボレーで割って入ってくるんだよ!!!
「邪魔すんなよー!!!」って思いながら、そいつが
気になって仕方なかった。
そう、でもこれがダブルスなんだよね。
この邪魔してくるボレー選手のポーチをいかに交わすか、
もっと言えばこのボレー選手の動きを封じることが
出来るかがダブルスでのキーポイントだ。
もちろんストレートロブなどで逃げるという手もアリ。
でもストレートに逃げてばかりだと、クロスラリー打ちながら
自分のパートナーの攻撃ボレーを使うってことが出来なくなり、
連携が取れなくなってしまう。
何とか相手にポーチされずに、クロスへ返球し続ける
方法を掴みたいものだ。
そんなポーチされにくいクロスショットの方法は
大きく3つある。
まずは相手ボレーが取れないくらい角度をつけて
しっかりとクロスに返球すること。
これが一番シンプルな考え方だけど、相手のショットが
厳しくなってくると、何でもかんでもクロスに
きっちり返せるとは限らない。
しかもそんなの誰でもまっ先に考える事だよね。
そこで重要になってくるのはストレートのショット。
ん?クロスに打つ方法だって?そう、ボレーに取られず
クロスに返球する方法の大事なポイントはストレート
なんだよ。
どういうことかと言うと、実際にストレート打つわけじゃなく、
相手に対して「俺は今からストレート打つかもよ・・・・」的な
雰囲気を醸し出すこと!!
チラッとストレートを見てもイイし、ガッツリそっちへ打ちそうな
構えを見せつけてもいい。
ボレーの人って、ポーチには出たいけどそれ以上に
「ストレート抜かれたくない」って思うから、その気持ちを
突っついてクロスへ手を出せなくするんだよ。
でもこれをやるには、それまでに何本かストレートロブや
ストレートの足元、ストレートアタックを見せておかないと
いけないし、打つ準備が遅い人はストレートアピールできない。
その辺りを気を付けて。
そして残る一つはクイックショット。
ボールを早いタイミングで打ち返すという作戦。
相手ボレーが「今だ!!」って思ってポーチに出ようとするより
早くボールを返球してしまえば、ボレーの選手は飛び出せる
距離が小さくなるし、出るタイミングも逃しやすい。
これは速いショットって意味じゃないよ、ライジングで
早いタイミングってこと。
ということは逆に、バウンドしてから時間かけて
ボールを打っている人はポーチの餌食になりやすい。
この3つ、「きっちりクロス」、「ストレートを意識させる」、
「早いタイミングの返球」があれば、正面でこっちのショットを
ボレーしようとして狙っている相手のボレー選手も怖くない。
これらを意識して練習し、堂々とクロスに返球しよう。
って言っても、またそういう、『ちゃんとクロスに返球出来る
ストローク選手に対するボレーの動き』ってのもあるんだけどね。
だからテニスは面白い。
絶好調に要注意
[考え方] 投稿日時:2012/04/18(水) 09:52
現役の頃は月にだいたい2大会くらいの
ペースで出場していた。
多い時は月3大会も出場していたよ。
だから、試合に出場して負けて、
「終わった・・・」って思っても、
「もう次の試合だ!」って感じで、息つく暇もないし
負けて落ち込んでいる場合じゃなかった。
でもまだ勝てなかった時期は、たくさん出場しても
殆どが初戦負けだったから、大会初日で終わるし、
勝ってもせいぜい2日目くらい。
3日目まで勝ち進むと万々歳だったから、
実際、月3大会出場したとしても、試合ばかりの
毎日っていう感じではなかったね。
そんなレベルの頃は、とにかく初戦突破が
大きな課題だった。
だから試合前の練習も、自ずと初戦突破を
目標に掲げているから、大会の最初の試合でいきなり
自分が最高のプレーが出来るようにしなきゃいけないって
思いを強くして試合を迎える準備をしていた。
しかし・・・そうやってせっかく試合前に調子を上げて
「よし、絶好調だ!!!」って思いながら大会をスタートさせる
ことが出来ても、そういう時ってだいたい負けることが多かった。
逆に「まずい・・・あまり調子良くない」なんて状態で大会が
スタートした時の方が、意外と苦しみながらも初戦を
突破し、次も勝って3回戦まで勝ち進んだりすることも。
そういうのを何度か経験すると、
「あれ?試合前に絶好調の方がダメなんじゃないの?」
って感じるようになってきた。
ちょっと不調気味で大会を迎えたほうが何だか安心感も
出てきたんだよ。
でもそれは今思うと自分のコントロールが出来ていなかった
からに過ぎない。
絶好調で大会をスタートさせた時は、相手が誰でどんな
プレーをしてくる人か関係なしに「俺のテニスを見ろ!」って
ガンガン打ち込んでいたのだ。
一方、不調気味で初戦をスタートさせた時は、自分の
プレーに自信がないから、黙々と相手のショットを返し続けて
チャンスが来るのを待つテニスが出来ていたから、結果的に
手堅くプレーが出来たのだ。
と言いながらも、試合前の練習はやっぱり絶好調な状態に
仕上げて大会を迎えなきゃいけない。
ただ気を付けなきゃいけないのは、テニスは相手あっての
スポーツなんだから、絶好調でも自分一人で空回り
するようなプレーに走らないこと。
調子に乗るなってことだ。
それと大会は初戦が大事ではあるけれど、2回戦、3回戦
そして準決勝、決勝と続くのだ。
ピークを初戦に設定しないで、勝ち上がるたびに調子を
上げていくというイメージを持っておかないと、これまた
「試合前に絶好調にしなきゃ」って焦ってしまうので要注意。
多少、調子が悪くても勝ち上がっていけば自然と
いいリズムになってくる。
気合入れたくなる気持ちも分かるが、とにかく一番結果を
出しやすいテニスは、自分がどういう状態なのかを知っておこう。
テニスの調整だけじゃなく、気持ちの調整も行わないと
結果は安定しないんだよ。
ペースで出場していた。
多い時は月3大会も出場していたよ。
だから、試合に出場して負けて、
「終わった・・・」って思っても、
「もう次の試合だ!」って感じで、息つく暇もないし
負けて落ち込んでいる場合じゃなかった。
でもまだ勝てなかった時期は、たくさん出場しても
殆どが初戦負けだったから、大会初日で終わるし、
勝ってもせいぜい2日目くらい。
3日目まで勝ち進むと万々歳だったから、
実際、月3大会出場したとしても、試合ばかりの
毎日っていう感じではなかったね。
そんなレベルの頃は、とにかく初戦突破が
大きな課題だった。
だから試合前の練習も、自ずと初戦突破を
目標に掲げているから、大会の最初の試合でいきなり
自分が最高のプレーが出来るようにしなきゃいけないって
思いを強くして試合を迎える準備をしていた。
しかし・・・そうやってせっかく試合前に調子を上げて
「よし、絶好調だ!!!」って思いながら大会をスタートさせる
ことが出来ても、そういう時ってだいたい負けることが多かった。
逆に「まずい・・・あまり調子良くない」なんて状態で大会が
スタートした時の方が、意外と苦しみながらも初戦を
突破し、次も勝って3回戦まで勝ち進んだりすることも。
そういうのを何度か経験すると、
「あれ?試合前に絶好調の方がダメなんじゃないの?」
って感じるようになってきた。
ちょっと不調気味で大会を迎えたほうが何だか安心感も
出てきたんだよ。
でもそれは今思うと自分のコントロールが出来ていなかった
からに過ぎない。
絶好調で大会をスタートさせた時は、相手が誰でどんな
プレーをしてくる人か関係なしに「俺のテニスを見ろ!」って
ガンガン打ち込んでいたのだ。
一方、不調気味で初戦をスタートさせた時は、自分の
プレーに自信がないから、黙々と相手のショットを返し続けて
チャンスが来るのを待つテニスが出来ていたから、結果的に
手堅くプレーが出来たのだ。
と言いながらも、試合前の練習はやっぱり絶好調な状態に
仕上げて大会を迎えなきゃいけない。
ただ気を付けなきゃいけないのは、テニスは相手あっての
スポーツなんだから、絶好調でも自分一人で空回り
するようなプレーに走らないこと。
調子に乗るなってことだ。
それと大会は初戦が大事ではあるけれど、2回戦、3回戦
そして準決勝、決勝と続くのだ。
ピークを初戦に設定しないで、勝ち上がるたびに調子を
上げていくというイメージを持っておかないと、これまた
「試合前に絶好調にしなきゃ」って焦ってしまうので要注意。
多少、調子が悪くても勝ち上がっていけば自然と
いいリズムになってくる。
気合入れたくなる気持ちも分かるが、とにかく一番結果を
出しやすいテニスは、自分がどういう状態なのかを知っておこう。
テニスの調整だけじゃなく、気持ちの調整も行わないと
結果は安定しないんだよ。
反省すべきは序盤にあり
[考え方] 投稿日時:2012/04/17(火) 00:57
相手にショットを決められるとムカッとなる。
悔しい!悲しい!
次のポイントで何とか相手に、一泡吹かせたいと
思ってしまう。
だって最後にバシッて決められるの、スゴイ腹が立つ。
そうやって感情的になりすぎて、次のポイントで
ミスをしてしまうなんて経験無いだろうか。
試合の時って、どうしても最後に決められたショットの
印象って強く残ってしまう。
例えば最後にスマッシュをオープンスペースにバシッと
決められたとすると、そのスマッシュが印象に残る。
でも、その前にオープンコートに走らされたボレーがあり、
更にその前、アプローチで前に出てくるというのがあり、
もっと前にはストロークの打ち合いがあったとしても
最後にバシッと決められたスマッシュが特別印象に残りやすい。
しかも決められたと同時に「カモン!」なんて叫ばれたら
もうイライラすると同時に、何とか次のポイントでは
相手をギャフンと言わせたいという復讐心が生まれてしまい
それが感情的なプレーに走らせる。
次、その相手がネットプレーに出てきたらロブなんかで
逃げないで、絶対パスを抜いてやるっ!!!・・・なんてね。
でも反省すべき点はもっと序盤の場面にあることが多い。
もちろんネットプレーをしている相手に甘いロブを上げた
のなら、そのロブをもっとちゃんと上げられれば良かったの
かもしれないし、そこはロブを上げないで、ストレートの
パスを選択した方が良かったってこともある。
でも試合中の反省ってそんな最後に「決めた」「決められた」
のショットだけにこだわっていると、どうしてもショットの
質の高さを自分に求めてしまい、逆にそれが自分の首を
締める結果になりやすい。
最後ネットプレーで追い込まれたのは、その前の
ストロークラリーで自分のショットが甘くなったのが原因かも。
そうだったら、ストロークラリーの部分を反省して工夫しないと
いけないし、もしかしたらそのストロークラリーが相手優勢で
行われていたのは、実は自分の1stサーブが全然入らず、
セカンドサーブを狙われてレシーブで打ち込まれ、それで
ラリーがスタートしたからかもしれない。
そうなると反省すべきは
「ちゃんと1stサーブを入れて、ラリーで優勢に立てるように」
ってことになる。
テニスって何十ポイントも行うし、3セットマッチだったら、
100ポイント以上行うでしょ?
そうなると大事なことは、安定した展開なんだよ。
どれだけ、安定したイメージ通りのスタートのプレーが出来たか、
どれだけ、安定したイメージ通りの途中の組立が出来たか。
ポイント始めのスタートの仕方、それと途中の流れ、
そこをしっかりイメージして、ダメならそこを反省して
修正しないとね。
そこに目を向けないで、最後の「決め」の段階ばかり
目を向けていると、結局全体が見えなくなって、本当に
反省すべき点を見逃してしまうよ。
やられて悔しい気持ちも分かるが、次のポイントもまた
サーブもしくはレシーブから、黙々と組み立て行きましょう。
悔しい!悲しい!
次のポイントで何とか相手に、一泡吹かせたいと
思ってしまう。
だって最後にバシッて決められるの、スゴイ腹が立つ。
そうやって感情的になりすぎて、次のポイントで
ミスをしてしまうなんて経験無いだろうか。
試合の時って、どうしても最後に決められたショットの
印象って強く残ってしまう。
例えば最後にスマッシュをオープンスペースにバシッと
決められたとすると、そのスマッシュが印象に残る。
でも、その前にオープンコートに走らされたボレーがあり、
更にその前、アプローチで前に出てくるというのがあり、
もっと前にはストロークの打ち合いがあったとしても
最後にバシッと決められたスマッシュが特別印象に残りやすい。
しかも決められたと同時に「カモン!」なんて叫ばれたら
もうイライラすると同時に、何とか次のポイントでは
相手をギャフンと言わせたいという復讐心が生まれてしまい
それが感情的なプレーに走らせる。
次、その相手がネットプレーに出てきたらロブなんかで
逃げないで、絶対パスを抜いてやるっ!!!・・・なんてね。
でも反省すべき点はもっと序盤の場面にあることが多い。
もちろんネットプレーをしている相手に甘いロブを上げた
のなら、そのロブをもっとちゃんと上げられれば良かったの
かもしれないし、そこはロブを上げないで、ストレートの
パスを選択した方が良かったってこともある。
でも試合中の反省ってそんな最後に「決めた」「決められた」
のショットだけにこだわっていると、どうしてもショットの
質の高さを自分に求めてしまい、逆にそれが自分の首を
締める結果になりやすい。
最後ネットプレーで追い込まれたのは、その前の
ストロークラリーで自分のショットが甘くなったのが原因かも。
そうだったら、ストロークラリーの部分を反省して工夫しないと
いけないし、もしかしたらそのストロークラリーが相手優勢で
行われていたのは、実は自分の1stサーブが全然入らず、
セカンドサーブを狙われてレシーブで打ち込まれ、それで
ラリーがスタートしたからかもしれない。
そうなると反省すべきは
「ちゃんと1stサーブを入れて、ラリーで優勢に立てるように」
ってことになる。
テニスって何十ポイントも行うし、3セットマッチだったら、
100ポイント以上行うでしょ?
そうなると大事なことは、安定した展開なんだよ。
どれだけ、安定したイメージ通りのスタートのプレーが出来たか、
どれだけ、安定したイメージ通りの途中の組立が出来たか。
ポイント始めのスタートの仕方、それと途中の流れ、
そこをしっかりイメージして、ダメならそこを反省して
修正しないとね。
そこに目を向けないで、最後の「決め」の段階ばかり
目を向けていると、結局全体が見えなくなって、本当に
反省すべき点を見逃してしまうよ。
やられて悔しい気持ちも分かるが、次のポイントもまた
サーブもしくはレシーブから、黙々と組み立て行きましょう。
苦手って思わないことが一番だけど・・・
[テニス技術] 投稿日時:2012/04/16(月) 00:12
得意なショットと不得意なショットがある。
でもそれはね、意外と最初の頃のキッカケによって
分かれるんだと思う。
俺の場合は、テニス始めた最初の頃、
バックハンドストロークとボレーが苦手だったんだけど、
その理由は最初習ったときに
「全部回り込んでフォアハンドストロークで打つこと」
って先輩に言われたから、バックハンドは避ける傾向に
なってしまい、どうやって打つのかイマイチ分からないまま
何となく続けていた。
分からないから余計にフォアに頼って、バックを
使わないようにしているうちに、どんどん苦手になったのだ。
ボレーは、そもそもネットプレーの真意が分からなかったし
ネットプレートはストロークをマスターした者が
トライ出来る技って最初に思ってしまったから
もうダメだった。
でもそうやって「出来ない!」「苦手だ!」ってそのショットを
思ってしまったことで、どんどん苦手意識って膨らんでしまう。
そうなると、そこから脱却してそのショットを成長させるのは難しい。
いや、難しい訳じゃない。
簡単は簡単なのだ。
どういうことかと言うと、ダメなショットを良くすることは
そんなに難しいことじゃない。
でも、「俺はこのショット苦手だ」って思い込んでいるショットを
上達させることが難しいのだ。
言い方を変えると、「苦手」と思っていたら上達しにくく、
「得意」と思わないまでも、そんなことを考えずに、
無心で打てれば上達させやすい。
そして、この「苦手!」って思ってしまうことで影響が
出やすいのは、打点なんだよ。
苦手意識を持つことで、まず相手が打ったボールが
来るのを待ってしまうのだ。
そのせいで本来の打ちやすい打点よりも、食い込まれて
しまったり、打点が落ちてしまったりしてしまい、イメージと
程遠い打ち方になってしまい、それが余計にミスを増やし、
結局「やっぱりこのショットは苦手だ!」って思ってしまうのだ。
でもね、苦手意識なんて一度身に付くと、そう簡単に
無くなるもんじゃない。
無くなったとしても、試合中の緊張した場面ではまた
復活してしまったりするものだ。
だからそんな時には、まず打点を気を付けよう。
ストロークやボレーだったら、前に踏み込んでいかないと
いけないくらい、思い切って前の打点を選んでみたり
スマッシュとかサーブだったら、背伸びしたり時にはジャンプ
するほど高い打点で思い切って打ってみたりしてごらん。
思い切ってそうやるくらいが、本来丁度いい打点なんだよ。
皆、ショットによって、良い悪いはあるけれど、どのショットも
「苦手意識」だけは持たないように頑張ろう。
でも万が一「入る気しない・・・」って思ってしまったら、打点を
前にしたり高くすることを心掛けてみよう。
自然と足が動いてくれて、本来の良い打ち方になりやすいから。
間違っても、「待って打つ」のはダメだからね。
でもそれはね、意外と最初の頃のキッカケによって
分かれるんだと思う。
俺の場合は、テニス始めた最初の頃、
バックハンドストロークとボレーが苦手だったんだけど、
その理由は最初習ったときに
「全部回り込んでフォアハンドストロークで打つこと」
って先輩に言われたから、バックハンドは避ける傾向に
なってしまい、どうやって打つのかイマイチ分からないまま
何となく続けていた。
分からないから余計にフォアに頼って、バックを
使わないようにしているうちに、どんどん苦手になったのだ。
ボレーは、そもそもネットプレーの真意が分からなかったし
ネットプレートはストロークをマスターした者が
トライ出来る技って最初に思ってしまったから
もうダメだった。
でもそうやって「出来ない!」「苦手だ!」ってそのショットを
思ってしまったことで、どんどん苦手意識って膨らんでしまう。
そうなると、そこから脱却してそのショットを成長させるのは難しい。
いや、難しい訳じゃない。
簡単は簡単なのだ。
どういうことかと言うと、ダメなショットを良くすることは
そんなに難しいことじゃない。
でも、「俺はこのショット苦手だ」って思い込んでいるショットを
上達させることが難しいのだ。
言い方を変えると、「苦手」と思っていたら上達しにくく、
「得意」と思わないまでも、そんなことを考えずに、
無心で打てれば上達させやすい。
そして、この「苦手!」って思ってしまうことで影響が
出やすいのは、打点なんだよ。
苦手意識を持つことで、まず相手が打ったボールが
来るのを待ってしまうのだ。
そのせいで本来の打ちやすい打点よりも、食い込まれて
しまったり、打点が落ちてしまったりしてしまい、イメージと
程遠い打ち方になってしまい、それが余計にミスを増やし、
結局「やっぱりこのショットは苦手だ!」って思ってしまうのだ。
でもね、苦手意識なんて一度身に付くと、そう簡単に
無くなるもんじゃない。
無くなったとしても、試合中の緊張した場面ではまた
復活してしまったりするものだ。
だからそんな時には、まず打点を気を付けよう。
ストロークやボレーだったら、前に踏み込んでいかないと
いけないくらい、思い切って前の打点を選んでみたり
スマッシュとかサーブだったら、背伸びしたり時にはジャンプ
するほど高い打点で思い切って打ってみたりしてごらん。
思い切ってそうやるくらいが、本来丁度いい打点なんだよ。
皆、ショットによって、良い悪いはあるけれど、どのショットも
「苦手意識」だけは持たないように頑張ろう。
でも万が一「入る気しない・・・」って思ってしまったら、打点を
前にしたり高くすることを心掛けてみよう。
自然と足が動いてくれて、本来の良い打ち方になりやすいから。
間違っても、「待って打つ」のはダメだからね。
初心者にまず何を教えよう???
[練習] 投稿日時:2012/04/13(金) 11:00
4月は部活に新入部員が入ってくる。
新しい部員に色んなことを教えないといけないので、
先輩は張り切っているだろうし、新入部員も不安を
抱きつつ、頑張っているのではないだろうか。
その新入部員がテニス経験者で、いきなり団体の
メンバーに選ばれるような選手であれば即戦力に
なるんだけど、そんな選手なんて少なくて、殆どが
初心者って場合が多いんじゃないだろうか。
俺も高校でテニスを始めたけど、一緒に入部した20名の
部員、皆初心者だったからね。
でも先輩としてそういう初心者の部員にも色々とテニスを
教えてあげないといけない。
その時、まず教えるのが「フォアハンドストローク」っていう
パターン、多いんじゃないかな?
グリップ教えて、フォームを教えて、素振りをさせて、
それから先輩のボール出しで実際打ってみる。
俺もそういう感じで最初教えてもらった気がする。
確かに技術的に一番手っ取り早く、手応えが掴めて、しかも
打つ頻度も高いのはフォアハンドストロークなんだけど
最初に「打ち方」と「ボール出し」練習をメインに行うと
テニスというスポーツを誤解することになりかねない。
俺自身もそうだったからね。
まず、ストローク系を最初に習うことで起こりやすいことは
「ボレーは上級者しかやらないプレー」
だと思ってしまうこと。
フォアハンドストロークからやり始めると、
バックハンドもそう感じる可能性がある。
俺は最初、先輩に「全部フォアで回り込んで決めろ!」と
言われてそればっかりやったから、バックが苦手で
しょうがなかったし、ボレーなんて夢のまた夢だと
思ってたからね。
じゃあ右も左も分からない初心者の新入部員には
何を最初に教えたら良いんだろう。
俺は最初ショートラリーをトコトンやることが
大事だと思う。
ショートラリーをしながら簡単なボール感覚を養ったり
大きく飛んできたのをノーバウンドで返球したり、
サービスエリア内だけのショートラリーダブルスで
戦わせたり・・・。
簡単にボールを飛ばせるってことを知ってもらいたいし、
ワンバウンドとノーバウンドの切り替えをスムーズに
行えるようにし、ストロークとボレーの境界線を無くして
もらいたいし、何よりも初心者でもネット挟んだ相手と
打ち合って戦う面白さを味わってもらいたいって思う。
そういったことを感じてもらってから、本格的な打ち方を
覚えてもらっていけばいいんじゃないかな。
テニスやってる人に「テニスの魅力は何?」って
聞いたとき、なんて答えるだろう?
その魅力を最初に新入部員へ伝えてあげる練習を
することが一番だと思うよ。
「綺麗なフォーム」は後々いじればイイんじゃない?
新しい部員に色んなことを教えないといけないので、
先輩は張り切っているだろうし、新入部員も不安を
抱きつつ、頑張っているのではないだろうか。
その新入部員がテニス経験者で、いきなり団体の
メンバーに選ばれるような選手であれば即戦力に
なるんだけど、そんな選手なんて少なくて、殆どが
初心者って場合が多いんじゃないだろうか。
俺も高校でテニスを始めたけど、一緒に入部した20名の
部員、皆初心者だったからね。
でも先輩としてそういう初心者の部員にも色々とテニスを
教えてあげないといけない。
その時、まず教えるのが「フォアハンドストローク」っていう
パターン、多いんじゃないかな?
グリップ教えて、フォームを教えて、素振りをさせて、
それから先輩のボール出しで実際打ってみる。
俺もそういう感じで最初教えてもらった気がする。
確かに技術的に一番手っ取り早く、手応えが掴めて、しかも
打つ頻度も高いのはフォアハンドストロークなんだけど
最初に「打ち方」と「ボール出し」練習をメインに行うと
テニスというスポーツを誤解することになりかねない。
俺自身もそうだったからね。
まず、ストローク系を最初に習うことで起こりやすいことは
「ボレーは上級者しかやらないプレー」
だと思ってしまうこと。
フォアハンドストロークからやり始めると、
バックハンドもそう感じる可能性がある。
俺は最初、先輩に「全部フォアで回り込んで決めろ!」と
言われてそればっかりやったから、バックが苦手で
しょうがなかったし、ボレーなんて夢のまた夢だと
思ってたからね。
じゃあ右も左も分からない初心者の新入部員には
何を最初に教えたら良いんだろう。
俺は最初ショートラリーをトコトンやることが
大事だと思う。
ショートラリーをしながら簡単なボール感覚を養ったり
大きく飛んできたのをノーバウンドで返球したり、
サービスエリア内だけのショートラリーダブルスで
戦わせたり・・・。
簡単にボールを飛ばせるってことを知ってもらいたいし、
ワンバウンドとノーバウンドの切り替えをスムーズに
行えるようにし、ストロークとボレーの境界線を無くして
もらいたいし、何よりも初心者でもネット挟んだ相手と
打ち合って戦う面白さを味わってもらいたいって思う。
そういったことを感じてもらってから、本格的な打ち方を
覚えてもらっていけばいいんじゃないかな。
テニスやってる人に「テニスの魅力は何?」って
聞いたとき、なんて答えるだろう?
その魅力を最初に新入部員へ伝えてあげる練習を
することが一番だと思うよ。
「綺麗なフォーム」は後々いじればイイんじゃない?
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