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てにすまん 高西ともブログ
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ネットに引きずり出してしまえば?
[戦術] 投稿日時:2012/01/05(木) 13:31
ネットプレーが苦手だった頃、
シングルスの試合だと、1試合の中で
ボレーする回数は1、2回くらいだった。
それも、甘いショットを打ち込んだ勢いで、戻るに
戻れずそのままボレーといった時だけ。
狙って前に行ったんじゃない。
シングルスでもネットプレーの必要性は
感じていたけど、自分のコートが無防備に
なるような気がしたし、何よりボレーミスが多かったから
正直「ネットに出ない方がマシ」という考えを
持ってたよ。
そう思ってる人、多いでしょ?
確かにネットに出るアプローチが甘いと
相手のパスでカウンターを喰らってしまう。
ちょっとしたミスで失点する可能性あるネットプレーは
避けたくなるもんなんだよ。
今はネットプレーが好きだから、どういう形で
ネットプレーを仕掛ければ、手堅さをある程度維持
したまま前に出られるかは分かってきたけど、それでも
慎重に出ることには違いない。
ということは・・・相手も同じことを考えているってことでしょ?
ここに相手を崩すチャンスが隠されている。
もちろん自分がどうやったらネットに上手く出られるかも
考えてもらいたいんだけど、皆が慎重になるネットプレー、
相手が自分のパターンで前に出てくる前に、こちらから
相手を前に誘って、ネットへ引きずり出すプレーが出来れば
相手は嫌がると思わない?
自分がネットプレー苦手なときには、そんな考えは
浮かばなかったんだけど、ネットプレーを積極的に
取り入れるようになってからは、
「あれ?あの相手、ネットに出たがらないな」って
分かるようになり、そんな前へ出たがらない相手を
嫌なタイミングでネットへ引きずり出すようなパターンを
使うようになったのだ。
特にベースラインより後ろに居座って、がっちりと
守備を強固にしている相手は、こちらからネットに
出させるようにしないと、その手堅いテニスが崩れないからね。
もちろん前への誘い方が甘いと、相手へチャンスを与えて
逆にやられる可能性はあるんだけど、ネットに誘う作戦を
使い始めると結構相手は崩れやすくなる。
相手を左右に振り回すだけじゃ物足りない。
ネットに引きずり出しちゃえ。
そのためのスライスのドロップショットなんかを
練習しておくように。
シングルスの試合だと、1試合の中で
ボレーする回数は1、2回くらいだった。
それも、甘いショットを打ち込んだ勢いで、戻るに
戻れずそのままボレーといった時だけ。
狙って前に行ったんじゃない。
シングルスでもネットプレーの必要性は
感じていたけど、自分のコートが無防備に
なるような気がしたし、何よりボレーミスが多かったから
正直「ネットに出ない方がマシ」という考えを
持ってたよ。
そう思ってる人、多いでしょ?
確かにネットに出るアプローチが甘いと
相手のパスでカウンターを喰らってしまう。
ちょっとしたミスで失点する可能性あるネットプレーは
避けたくなるもんなんだよ。
今はネットプレーが好きだから、どういう形で
ネットプレーを仕掛ければ、手堅さをある程度維持
したまま前に出られるかは分かってきたけど、それでも
慎重に出ることには違いない。
ということは・・・相手も同じことを考えているってことでしょ?
ここに相手を崩すチャンスが隠されている。
もちろん自分がどうやったらネットに上手く出られるかも
考えてもらいたいんだけど、皆が慎重になるネットプレー、
相手が自分のパターンで前に出てくる前に、こちらから
相手を前に誘って、ネットへ引きずり出すプレーが出来れば
相手は嫌がると思わない?
自分がネットプレー苦手なときには、そんな考えは
浮かばなかったんだけど、ネットプレーを積極的に
取り入れるようになってからは、
「あれ?あの相手、ネットに出たがらないな」って
分かるようになり、そんな前へ出たがらない相手を
嫌なタイミングでネットへ引きずり出すようなパターンを
使うようになったのだ。
特にベースラインより後ろに居座って、がっちりと
守備を強固にしている相手は、こちらからネットに
出させるようにしないと、その手堅いテニスが崩れないからね。
もちろん前への誘い方が甘いと、相手へチャンスを与えて
逆にやられる可能性はあるんだけど、ネットに誘う作戦を
使い始めると結構相手は崩れやすくなる。
相手を左右に振り回すだけじゃ物足りない。
ネットに引きずり出しちゃえ。
そのためのスライスのドロップショットなんかを
練習しておくように。
アリゾナ大のテニスコーチ
[過去の思い出] 投稿日時:2012/01/04(水) 12:52
アメリカに初めて行ったのは22歳の時。
3ヶ月間、色んな地域を無計画で点々としながら
放浪していたんだけど、一応ラケット担いでいたから
本人は「テニス修行」ってことで、テニス出来る場所を
メインにして放浪していた。
最初に行ったのはハワイ州立ハワイ大学。
ここのテニス部の監督は紹介してもらって
行ったのだが、ここで練習をしっかりと出来たので
「大学のテニス部って良い!!」と思って
それから行く先々にある大学を訪ねては
「練習、入れてもらえませんか?」って感じで
お願いしては練習に混ぜてもらった。
そんな中、アリゾナに滞在した時はアリゾナ大の
テニス部に参加させてもらった。
ここはけっこう強いテニスチーム。
ドイツやスウェーデンから留学して入ってきている
選手がやたら強くてびっくり。
コーチも大学と契約しているプロコーチで、これがまた
いいコーチなんだよ。
教え方も上手いし、モチベーションも上げてくれる。
「あっ!こういうのがプロコーチなんだ」って初めて
思った。
学生選手たちは、夕方から3時間ほど練習。
午前中は皆授業を受けているのでコートはがら空き。
その間、コーチは何をやっているかというと、
暇なんだよ。
いや、実際はどうだったか分からないけど、そのコーチは
「午前中、他の選手がいないから、レッスンしてあげるよ」
と言って、大学のコートで毎日午前中はマンツーマンで
俺にテニスを教えてくれた。
これは本当に嬉しかったし、それにより色々テニスとは
どういうスポーツか学ぶことが出来た。
でも何よりもプロコーチって何かってことも学んだ気がする。
アリゾナ大での練習は1週間だったけど、ホントにいい経験
させてもらった。
一生の思い出だし、今の俺の仕事にも大きくその存在は
影響している。
3ヶ月間、色んな地域を無計画で点々としながら
放浪していたんだけど、一応ラケット担いでいたから
本人は「テニス修行」ってことで、テニス出来る場所を
メインにして放浪していた。
最初に行ったのはハワイ州立ハワイ大学。
ここのテニス部の監督は紹介してもらって
行ったのだが、ここで練習をしっかりと出来たので
「大学のテニス部って良い!!」と思って
それから行く先々にある大学を訪ねては
「練習、入れてもらえませんか?」って感じで
お願いしては練習に混ぜてもらった。
そんな中、アリゾナに滞在した時はアリゾナ大の
テニス部に参加させてもらった。
ここはけっこう強いテニスチーム。
ドイツやスウェーデンから留学して入ってきている
選手がやたら強くてびっくり。
コーチも大学と契約しているプロコーチで、これがまた
いいコーチなんだよ。
教え方も上手いし、モチベーションも上げてくれる。
「あっ!こういうのがプロコーチなんだ」って初めて
思った。
学生選手たちは、夕方から3時間ほど練習。
午前中は皆授業を受けているのでコートはがら空き。
その間、コーチは何をやっているかというと、
暇なんだよ。
いや、実際はどうだったか分からないけど、そのコーチは
「午前中、他の選手がいないから、レッスンしてあげるよ」
と言って、大学のコートで毎日午前中はマンツーマンで
俺にテニスを教えてくれた。
これは本当に嬉しかったし、それにより色々テニスとは
どういうスポーツか学ぶことが出来た。
でも何よりもプロコーチって何かってことも学んだ気がする。
アリゾナ大での練習は1週間だったけど、ホントにいい経験
させてもらった。
一生の思い出だし、今の俺の仕事にも大きくその存在は
影響している。
隙間に差し込め
[技術【ネットプレー】] 投稿日時:2012/01/03(火) 07:42
ネットプレーに行くと足元を狙われる。
これは当たり前。
低いボールが自分の足元へ飛んでくる。
その時、ボレーをしようとしている君は何を見ている?
何を見ている・・・と言われても、ボールが自分の方へ
飛んで来るんだから、ボールを見ている・・・と答えた人、
不正解!
いや、ボールも見ないといけないから不正解でも
ないかな・・・・。
俺の場合、足元へ相手が打ってきた時、何を一番
見るかというと、ボールと地面の隙間だ。
どんなに低いボール・・・と言ってもラケットがスッと
入る余地があれば、そこへ上向きしっかり作ったラケットを
差し込むことで、コンパクトなボレーが打てるので
ローボレーでも苦戦しにくい。
どんなに厚いラケットを使っていたとしても、
ボールと地面のちょっとした隙間には入れられるでしょ?
でもボールの下の隙間にスッと入れながら打つには
当然打つ前にラケットはボールよりも上から
スタートさせないといけない。
だって、ボールの下からスタートして、ボールの下に
ラケットを入れたらボールとラケットは当たらない。
ローボレーと言えど、ちゃんと打つ前にヘッドアップ
させて待ってないといけないんだけど、どうしても
低めに飛んでくるボールを見ると、ラケットヘッドも落として
しまい、持ち上げる系のボレーになりやすいんだよ。
気を付けよう。
もし入れる余地が無い場合はどうするかって?
その時はハーフボレーになるんだよ。
でも前足をしっかり出すことが出来れば、かなり自分の
ポジションよりも前に打たれても、ノーバウンドで
ローボレーを打つことが出来る。
ボールと地面との隙間、しっかりチェックだ!!
これは当たり前。
低いボールが自分の足元へ飛んでくる。
その時、ボレーをしようとしている君は何を見ている?
何を見ている・・・と言われても、ボールが自分の方へ
飛んで来るんだから、ボールを見ている・・・と答えた人、
不正解!
いや、ボールも見ないといけないから不正解でも
ないかな・・・・。
俺の場合、足元へ相手が打ってきた時、何を一番
見るかというと、ボールと地面の隙間だ。
どんなに低いボール・・・と言ってもラケットがスッと
入る余地があれば、そこへ上向きしっかり作ったラケットを
差し込むことで、コンパクトなボレーが打てるので
ローボレーでも苦戦しにくい。
どんなに厚いラケットを使っていたとしても、
ボールと地面のちょっとした隙間には入れられるでしょ?
でもボールの下の隙間にスッと入れながら打つには
当然打つ前にラケットはボールよりも上から
スタートさせないといけない。
だって、ボールの下からスタートして、ボールの下に
ラケットを入れたらボールとラケットは当たらない。
ローボレーと言えど、ちゃんと打つ前にヘッドアップ
させて待ってないといけないんだけど、どうしても
低めに飛んでくるボールを見ると、ラケットヘッドも落として
しまい、持ち上げる系のボレーになりやすいんだよ。
気を付けよう。
もし入れる余地が無い場合はどうするかって?
その時はハーフボレーになるんだよ。
でも前足をしっかり出すことが出来れば、かなり自分の
ポジションよりも前に打たれても、ノーバウンドで
ローボレーを打つことが出来る。
ボールと地面との隙間、しっかりチェックだ!!
目標に到達するには
[テニスいろいろ] 投稿日時:2012/01/02(月) 15:36
今年のテニスの目標はなんだろう?
「上手くなること!」「強くなりたい!」
そんな漠然とした目標はいらない。
大事なことは具体的な目標のレベル設定と、
そのレベルに到達するまでの行程がちゃんと
見えないといけないんだよ。
でもその行程ってどうやって見つけたらいい?
そのヒントは具体的なレベル設定にある。
例えば、ランキングでレベル設定する人が、
「今より、50位ランキングを上げる!」としたとする。
そしたらそこに到達するまでの行程を見付けないと
いけないんだけど、参考にするのはその自分より
50位上にいる選手達なんだよ。
その選手たちがどういう選手生活を送っているかを
具体的にチェックして、まずは目的のレベルと
同じ行動を起こしていかないとダメだね。
練習量、練習内容、トレーニング、コンディショニング。
それから練習相手や出場大会数、使っているラケットとか
ストリングなんかも重要だと思うよ。
そして、見逃しがちになりやすいのは、その雰囲気だ。
やっぱり目標とするレベルの選手たちは、それなりの
風貌というか雰囲気を持っている。
そういったことも真似することから入らないといけない。
さぁ、まずは今年の目標をしっかり立てよう。
それが決まったら、その目標レベルの選手を具体的に
挙げてみよう。
そしてその選手がどういう活動をしていて、どういう風に
映っているのか、とことんそれを自分に当てはめよう。
「なれたらいいなぁ・・・」なんてのんびり考えていると
あっという間に一年は終わってしまうよ。
「部内ランキングで一位になる!」
「出場している大会で優勝してやる!」
「地域でナンバー1になってやる!」
それぞれその地位にいる選手、誰か分かるでしょ?
県でベスト4に入ることが目標なら今その地位にいる選手、
分かるでしょ?
もちろんコートに立って黙々と練習することも大事だけど
目標にしているレベルの選手が何をやっているか
分かっていないヤツは、間違いなく夢を掴めない。
頑張れ!!
「上手くなること!」「強くなりたい!」
そんな漠然とした目標はいらない。
大事なことは具体的な目標のレベル設定と、
そのレベルに到達するまでの行程がちゃんと
見えないといけないんだよ。
でもその行程ってどうやって見つけたらいい?
そのヒントは具体的なレベル設定にある。
例えば、ランキングでレベル設定する人が、
「今より、50位ランキングを上げる!」としたとする。
そしたらそこに到達するまでの行程を見付けないと
いけないんだけど、参考にするのはその自分より
50位上にいる選手達なんだよ。
その選手たちがどういう選手生活を送っているかを
具体的にチェックして、まずは目的のレベルと
同じ行動を起こしていかないとダメだね。
練習量、練習内容、トレーニング、コンディショニング。
それから練習相手や出場大会数、使っているラケットとか
ストリングなんかも重要だと思うよ。
そして、見逃しがちになりやすいのは、その雰囲気だ。
やっぱり目標とするレベルの選手たちは、それなりの
風貌というか雰囲気を持っている。
そういったことも真似することから入らないといけない。
さぁ、まずは今年の目標をしっかり立てよう。
それが決まったら、その目標レベルの選手を具体的に
挙げてみよう。
そしてその選手がどういう活動をしていて、どういう風に
映っているのか、とことんそれを自分に当てはめよう。
「なれたらいいなぁ・・・」なんてのんびり考えていると
あっという間に一年は終わってしまうよ。
「部内ランキングで一位になる!」
「出場している大会で優勝してやる!」
「地域でナンバー1になってやる!」
それぞれその地位にいる選手、誰か分かるでしょ?
県でベスト4に入ることが目標なら今その地位にいる選手、
分かるでしょ?
もちろんコートに立って黙々と練習することも大事だけど
目標にしているレベルの選手が何をやっているか
分かっていないヤツは、間違いなく夢を掴めない。
頑張れ!!
出場するから強くなる
[過去の思い出] 投稿日時:2011/12/30(金) 13:51
高校卒業してコーチになり、試合に出始めたのは
19才の頃。
所属していた会社の方針で「義務練習、義務試合」と
なっていたから、なんか流れで渋々試合に出た感じ。
他の先輩コーチ達はいろんな大会に出場しては
そこそこの戦績を挙げていたので、「羨ましい」という
気持ちと「俺には無理かな」という気持ちで出ていたっけ。
最初に出た試合のことはあまり覚えていない。
小さな草大会だった気がするが、とにかくあまり戦績は
良くなかったと思う。
その頃俺は、試合に出場するのが面倒くさいって
思ってたんだよ。
なぜなら、給料安かったから、エントリー代が
もったいないって思ったし、試合の時は仕事も休まないと
いけないから余計に稼ぎが減ってしまう。
そのうえ負けてしまうと惨めな気持ちになる。
だから、会社の方針に従って2、3ヶ月に一回くらいの
割合でしか試合に出なかった。
でも、とある試合で対戦した選手と試合後に話をした時
「毎月開催するワンデートーナメントあるよ」と情報を
教えてくれた。
ウチから近いうえに、ワンデーだからその日で終わる。
しかも仕事が休みの曜日にあるから休みを取る必要がない。
何よりエントリー代も安いってことは大きな魅力だった。
早速その大会に毎月出ることにした。
その月例の大会はとあるテニススクールが、休講の月曜に
月一で開催していて、男女入り交じっての、オープンの
シングルスという大会。
レベルはけっこう低い人はいたけど、逆にかなり上手い人も
多かった。
だから気を抜くと変なおじさんやおばさんに足元をすくわれるし
上手く勝ち上がれば自分よりも断然レベルが高い選手と
対戦ができる。
毎月その大会に出ているうちに、格下相手に手堅く勝つ
テニス、そして格上に競るテニスを意識するようになった。
そしてそれこそがテニスの醍醐味であり、試合の楽しみである
と段々感じるようになった。
テニス、上手くなりたいならとにかく大会に出ることだよ。
そこで学ばないとダメだね。
上手くなったら出場しようって思ってる人は絶対ダメ。
出続けるから上手くなれるんだよ。
でも今でこそ、そう偉そうに言ってるけど、今考えると
俺がお金が無くて、試合出場代をケチっていたあの頃、
そんな俺でも出場出来る大会があって良かったって思う。
19才の頃。
所属していた会社の方針で「義務練習、義務試合」と
なっていたから、なんか流れで渋々試合に出た感じ。
他の先輩コーチ達はいろんな大会に出場しては
そこそこの戦績を挙げていたので、「羨ましい」という
気持ちと「俺には無理かな」という気持ちで出ていたっけ。
最初に出た試合のことはあまり覚えていない。
小さな草大会だった気がするが、とにかくあまり戦績は
良くなかったと思う。
その頃俺は、試合に出場するのが面倒くさいって
思ってたんだよ。
なぜなら、給料安かったから、エントリー代が
もったいないって思ったし、試合の時は仕事も休まないと
いけないから余計に稼ぎが減ってしまう。
そのうえ負けてしまうと惨めな気持ちになる。
だから、会社の方針に従って2、3ヶ月に一回くらいの
割合でしか試合に出なかった。
でも、とある試合で対戦した選手と試合後に話をした時
「毎月開催するワンデートーナメントあるよ」と情報を
教えてくれた。
ウチから近いうえに、ワンデーだからその日で終わる。
しかも仕事が休みの曜日にあるから休みを取る必要がない。
何よりエントリー代も安いってことは大きな魅力だった。
早速その大会に毎月出ることにした。
その月例の大会はとあるテニススクールが、休講の月曜に
月一で開催していて、男女入り交じっての、オープンの
シングルスという大会。
レベルはけっこう低い人はいたけど、逆にかなり上手い人も
多かった。
だから気を抜くと変なおじさんやおばさんに足元をすくわれるし
上手く勝ち上がれば自分よりも断然レベルが高い選手と
対戦ができる。
毎月その大会に出ているうちに、格下相手に手堅く勝つ
テニス、そして格上に競るテニスを意識するようになった。
そしてそれこそがテニスの醍醐味であり、試合の楽しみである
と段々感じるようになった。
テニス、上手くなりたいならとにかく大会に出ることだよ。
そこで学ばないとダメだね。
上手くなったら出場しようって思ってる人は絶対ダメ。
出続けるから上手くなれるんだよ。
でも今でこそ、そう偉そうに言ってるけど、今考えると
俺がお金が無くて、試合出場代をケチっていたあの頃、
そんな俺でも出場出来る大会があって良かったって思う。
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