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てにすまん 高西ともブログ ブログテーマ:技術【ストローク】

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踏み込む着地は踵から

[技術【ストローク】] 投稿日時:2012/01/06(金) 09:23

ボールを打つのはラケットだけど、
パワーを生むのは足である。
腕力だけではとてもじゃないけど難しい。
でも足はパワーを生むためだけじゃない。
もちろん、ボールに近づくことも足の役割。
パワーと移動、この二つをちゃんと足が仕事して
くれないとテニスは上達していかない。
 
ラケット振る腕が、足からパワーをもらうためには
ちゃんとバランスを整えないといけない。
軸足が前足なら前足、後ろ足なら後ろ足にしっかり
体重乗っけてあげよう。
腰が曲がってへっぴり腰だと、足からのパワーが
もらえないでしょ?
 
でもこのバランス良く軸足に乗るってことが意外と
難しいのだ。
そこで意識してもらいたいのが、軸足にする足が
踏み込む時に、踵から着地させるということ。
ボールを追いかけるとき、当然向かう方向に
重心傾くでしょ?
そのまま追いついてボールを打とうとすると
つま先で軸足を着地させやすい。
そうなると、前にバランス崩すし、スタンスも
狭くなりやすい。
 
毎日走って、足を早くするのも重要だけど、
移動で頑張った足の仕事は、ボールに追いついた後
パワーを生まないといけない。
そのためにも、ボールに追いついた後、今度は軸足を
踵から着地させることが出来ないといけない。
踵に体重を乗せることでバランスがまっすぐになるし
スタンスも大きく広く取りやすいし、膝も曲がりやすいから
タメも作れてタイミングよくパワーを生みやすい。
 
ボレーの時ももちろんこれは重要。
意識して練習してみて。

下向き面で安定させろ

[技術【ストローク】] 投稿日時:2011/12/28(水) 13:43

ストロークでトップスピンを打つときのラケット面、
どのくらい下を向けている?
しっかり被せているからこそ、スィングスピードも
上がるし、回転量も増えるからコントロールも
しやすくなる。
 
「でも、そうすると回転ばかり掛かって、かすれた
当たりになり、ネットに引っ掛かりやすい・・・」
そういう人っているよね。
調子がいいときは大丈夫なのに、ビビッたときに
こうなってしまう人も結構多い。
そうなるとラケット面の下向きを緩めたくなるけど
そうすると今度はフラットに当たりすぎて、アウトが
怖くなる。
 
ラケット面のしっかりした下向きは絶対重要。
トップスピンの回転量の調整や、フルスィングでの
リズムあるプレーには欠かせられない。
でもそのしっかりした下向き具合を安定させてプレー
し続けるには、安定した打点が重要になってくるんだよ。
特にライジング気味でしっかり踏み込んで打つことや
高い打点のまま打つことを普段のストロークの時には
出来ているのに、その時の心境で急に変えて、
ボールが落ちてくるのを待ってしまうと途端に
おかしくなる。
 
だってライジングで打つ時、ボールは上に上がろうと
するでしょ?
上がろうとするボールだからこそ、しっかりと被せた面の
意味が出てくるわけだ。
高い打点のボールも、落ち始めだったとしてもまだ
ボールは落ちようとする勢いが少ないから、下向きの
ラケット面は有効になる。
 
が、ビビった時、慎重になった時ってちょっとボールを
よく見ようとしてしまって、その間打点がいつもより少し
落ちてしまうんだよ。
そうなると、ボールは慎重によく見たものの、ボールは
落ちた分だけより落下の勢いが増してしまう。
落ちようとするボールにラケット面を被せても効果は
薄いどころか逆効果だ。
 
試合中にビビったり、慎重になるのは仕方ない。
負けたくない、絶対勝ちたい試合ってそういうもんだ。
でもその気持ちが「ボールを見過ぎて打点を落とす」という
方向に働いてしまうとラケット面の下向きがあまり
使えなくなるし、そうなるとフルスィングも出来なくなる。
被せたラケット面を活かせる打点をどんな状況でも
維持しよう。
ライジングで取るべきところはライジングで、高い打点で
打つべきところは高い打点で。
それが安定に繋がるって信じてプレーしよう。

ボールが持ち上がらない・・・

[技術【ストローク】] 投稿日時:2011/12/15(木) 12:51

速いショットを打てるようになりたい。
これは誰もが思っていること。
でも試合経験を重ねていくと、速いショットだけじゃ
なくって、安定したショットや、ショートクロス、
ロブ・・・などの山なり系ショットも必要だと
感じるようになってくる。
でもなかなかボールが持ち上がらないで、
ビームみたいなライナーショットしか打てない人は
なんでそうなってしまうんだろう?
 
まずトップスピンのストロークの場合、
単純に考えると、持ち上げるためにはラケットを
上下動に振ればいい。
前後に振るとボールは前に飛ぶけど上には上がりにくい。
なので、スィングの途中のラケットダウンを
しっかり且つ、打点の下の方で行うとそこからボールを
めがけて上に振り抜きやすく、上下動のスィングと
なるんだよ。
 
でも、そんなことは分かっていてもラケットダウンが
出来ない・・・って人もいる。
そんな人たちにはちょっと打ち方に問題がある。
例えば体の横向き具合が足りない人。
横向き不足だとしっかりラケットダウンはしにくい。
ただし、グリップが厚めだと体が開いてもラケットダウンは
可能なのだが、基本的にはまず骨盤がしっかりと
横向き状態にあることを確認したい。
 
それから準備が遅い人もラケットダウンをしにくい。
テイクバックしておいて、そこからラケットダウン、そして
ボールをヒットという順番にしたいんだけど、準備が
遅くなると、テイクバックから直接ボールをヒット
しなきゃいけなくなるでしょ?
ラケットダウンを省いてしまうんだよ。
 
そして打点が喰い込まれて、詰まった当たりの人。
ラケットダウンするにはテイクバックと打点の間に
ある程度のスペースが必要なんだけど、
打点が詰まってしまうとラケットダウンするスペースが
なくて、これまたテイクバックから直接打点にラケットが
向かってしまう。
 
腰が曲がって頭が低すぎる人も弾道は低くなりやすいし、
打点が低すぎる人もボールは持ち上がりにくいね。
とにかく横向きを作って準備を早くし、ラケットダウンを
打点の近くでしっかりと行いながら、上体を曲げすぎない
ようにしてボールを落としすぎないで、前の打点で
打つことが出来ればボールはしっかりと持ち上がってくれる。
 
ライナーみたいなショットは一見カッコイイけど
意外と使う場面は少ない。
特に繋ぎショットとしてはリスクが高い。
しっかりボールを持ち上げて、深くて弾むショット、
相手がボレーに出てきたときには、足元や
トップスピンロブをきっちり打てるようにしたいもんだね。

軸足の使い分けで臨機応変プレーを。

[技術【ストローク】] 投稿日時:2011/11/21(月) 07:50

足って二本付いているが、ショットを打つときの
軸足は当然どっちかの足一本である。
ストロークの場合、前に踏み込んでライジングなんかで
打つ時は前足を使う場合が多いし、横に大きく振られた時や
下がらされた時には後ろ足を使うことが多い。
その辺、臨機応変に使い分けをしないといけないんだけど、
その判断が出来ない人、同じ足ばかりで軸を使っている人が
結構多いんだよ。
 
その判断をしっかり行うには、まずはそれぞれ
前足と後ろ足の特徴の違いを覚えておくことが大事だね。
まず前足の特徴は、踏み込んで打つことになるので、打点は前に
なるからライジング系のショット、浅いショットを打つときに適している。
この前足を軸にした打ち方を覚えると、弱々しい相手の
セカンドサーブとか、チャンスボールをしっかり迎えに行きながら
打ち込む・・・なんてパターンに持っていきやすい。
 
だけど横に振られた時なんかは、前足を軸にした打ち方で
返球すると厳しい。
スライスの場合はある程度可能ではあるが、トップスピン系の
場合は横に振られたり、斜め後ろに下がらないといけないような
ショットを相手から打たれた場合は後ろ足を軸にするのが
便利である。
しっかり上に持ち上げて打つショットもしやすいし、安定感と
粘りを相手にアピールすることが出来るんだよ。
 
出来ればフォアもバックも、前足と後ろ足両方の軸足を
使えるようにしておきたいもんだ。
ビビッた時なんかはどうしても後ろ足を軸にしてしまいがち
だから、そんな場合のチャンスボールでは意識して
前足を使おうとしなきゃいけないし、難しいショットを
受けるときには、きっちりと後ろ足を軸にすることを
意識して無理させないようにしたり、その時の状況で
使い分け出来れば、攻守の切り替えがしやすくなるよ。
ラケットを振ることばかり考えてないで、自分の足の使い方が
ちゃんと出来ているか今一度考えてみよう。

バウンド地点を追いかけろ!

[技術【ストローク】] 投稿日時:2011/11/08(火) 08:52

強い相手と試合をしていると、いつの間にか
ジリジリ下がらされてしまう。
下がらされるとコートの後ろの方から打つ訳だから
こちらが打ち返したボールは相手コートに届く頃には弱々しく
なってしまうので、それをまた相手に打ち込まれて更に
厳しい状況になっていく。
 
何で下がってしまうかと言うと、ボールが深い・・・というのも
あるけど、トップスピン系のショットはしっかり弾むし、
スライスであればグーンと伸びて来るので、どうしても思い切って
踏み込めず、ボールを見てしまっているうちに下がってしまうのだ。
弱々しいショットであればしっかり踏み込めるのに・・・・。
弾むボールや伸びて来るボールはバウンド直後に打つのを
ためらってしまいやすい。
 
でもそこで下がって何が出来るか・・・というと、ただ黙々と
繋ぎ続けることしか出来ないでしょ?
どっかでしっかり踏み込んで攻撃に転じないと相手に
プレッシャーを掛けられなくて結局、自分がミスするか甘いショットを
プレゼントしてしまうか・・・の結末になってしまう。
だから普段からしっかりとバウンドに向かって踏み込んで行く
練習をしておこう。
 
特にレシーブの時なんか重要だよね。
いくら凄く速いサーブだったとしても、必ずサービスラインの内側
なんだから、踏み込めるはず。
それをボールが来るのを待ってレシーブする人は、どうしても
バウンド後のボールの変化に苦しんでしまう。
トップスピンサーブであれば、バウンドが一番高く弾んだ所で
苦しみながら取らされたり、ワイドへのスライスサーブ
の場合はコートの外に追い出されたり・・・。
左利きサーバーの曲がるサーブに苦しんでいる人も
大抵はレシーブを待って打つ人が多いよね。
大事なことは「ボールに向かう」のではなくて、
「バウンドに向かっていく」ということなんだよ。
 
もちろん全てストロークショット打つ時はバウンドに向かえる
わけじゃないけど、バウンドに向かうって事から
知らず知らず逃げてしまいがちな人って多いんだよ。
ボールを打てればどこでも良い訳じゃない。
しっかりバウンドに向かって踏み込んでいけるようにしておかないと
防戦一方の展開に陥ってしまうので要注意。
レシーブの時、しっかり踏み込んで行けよ!!
ボールを追いかけるな!!
バウンド地点を素早く予測し、バウンドに向かって行け!
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