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てにすまん 高西ともブログ

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パワーサーブは足から!

[技術【サーブ】] 投稿日時:2010/11/11(木) 08:41

サーブのスピードを上げたい!
誰もがそう思うよね。
サーブが強ければキープもしやすい。
でもサーブを強化するには足からパワーをもらわないと
いけない。
足の筋力は強力だから、腕力に頼るより効率的だ。
 
でも足からどうやってパワーをもらうんだ?
それは・・・他のショットも同様だけど、しっかり地面を踏んで
膝の曲げ伸ばしを行い、その床反力の反動でラケットへ
パワーを伝えるのだ。
 
「でも、打つことに精いっぱいで膝の曲げ伸ばしへ意識を
向ける余裕がない・・・」
そう思っている人は多いよね。
俺も以前はそう思ってた一人だったから。
でも無意識に膝を上手く使える方法がある。
それは・・・ボールを打つ位置、いわゆる打点を高くすること!
 
どのくらい高い打点かと言うと、ジャンプしないと届かない
くらいの打点に設定。
ジャンプしないと届かない・・・すると、ジャンプしようとするのだが
一般的にジャンプする前には膝を曲げるでしょ?
だから無意識に膝の曲げ伸ばしが出来るのだ。
 
もちろん打点を高くすればするほど、ジャンプ力も強力になり
それがサーブのパワーになってくれるんだけど、高いほど
それだけ腹筋や背筋でしっかりバランスを取らないといけないから
難易度も上がる。
難しい人は、軽く背伸びをする程度に打点を上げよう。
背伸びでも膝の曲げ伸ばしをするからね。
普段のサーブ練習で、ちょっとずつ打点を高くしながら
トライしてみて!

シングルスなんだから

[試合【シングルス】] 投稿日時:2010/11/10(水) 14:44

レッスンをする時、当然シングルスのレッスン
なのかダブルスのレッスンなのかを考えて行う。
同じテニスではあるけど、駆け引きや勝負どころが微妙に
違ってくるからね。
 
もちろん打ち方に関しては、シングルスだからこの打ち方、
ダブルスだからあの打ち方・・・というのは無いけど
ダブルスの場合はせっかくパートナーいる訳だから
パートナーを利用したテニスをしよう!!・・・みたいな
戦術的な部分は大きく違ってくる。
 
となるとシングルスのレッスンってのはどうなるのか・・・。
普段、部活の中で練習しているのは基本的にシングルスを
前提にしていることが多いかな?
その中で「シングルスだから、この部分を特に意識しています!」
というこだわりをちゃんと持ってやっていないといけない訳だ。
そこを抑えておかないと勝てるシングルスプレーヤーには
なれません!!
 
まずダブルスと比べると何が違うか・・・・。
当たり前だが人数が違う。
自分のペアはいないし、相手も一人しかいない(当たり前だが)。
だから、攻撃と守りと全て自分一人でやらないといけないのだ。
となると、中途半端に攻撃を始めると、ディフェンスが甘い状態に
なるので反撃を喰らってカウンターパンチでやられることが
多くなってしまう。
 
ということで、まずはきっちりとディフェンス手堅くしつつ
相手を崩せるようなショットを繰り出せるか・・・がシングルスでは
必要になって来る。
崩すショットって言っても派手な一発ではなくて、
しっかり下がらせたり、左右にきっちり相手を揺さぶったり
しながらジワジワ系でいきたいね。
 
まず「手堅さ」を相手にアピールして、その手堅さを崩さないで
何が出来るか・・・というのがシングルス練習では重要だ。
チャンスボールが来ても喜んで一気に決めようとすると
危ないよ!!
アプローチで前に行く時も、しっかり打って来る相手の
パスを手堅く返せるようなボレーをするつもりで出ないと。
 
相手と1対1で向き合うわけだから、徹底して相手が
ウンザリするような粘りの部分がないと格上に勝てないよ。

腹いっぱい食べたい

[過去の思い出] 投稿日時:2010/11/09(火) 09:58

「あまり食べないね」
よく周りの人にそう言われる。
別に小食ではないんだけど、テニスコーチとして
毎日コートに立って、少なからず運動をしているから
どうしても「よく食べる」と思われているのかも。
 
だいたい食事はご飯茶わん一杯くらい。
もちろん食べようと思えば食べられるんだけど
食べ過ぎると必ずそれがすぐに体重に反映されるので
セーブしているうちに茶碗一杯のご飯でもとりあえずは
満足出来る胃になってきた。
 
でも昔はよく食べたよ。
高校生の頃、一気に食べるようになったのだが
一番ピークだったのは20歳を過ぎてから。
既にテニスコーチしながら毎日毎日練習に明け暮れて
いた時期。
お金が無いのでいつもご飯は会社の寮で、先輩と
お金を出し合って買った食材を俺が料理して食べていた。
その一緒に食べていた先輩がまた大食いの人で
どんどんおかずもご飯もお代わりしてしまう。
 
「ん?ちょっと俺の分は・・・・?」と内心イラッとしていたので
俺も負けないように早く食べて、どんどんお代わりをして
その先輩と張り合う毎日だった。
そんな日々を過ごしていると当然食べる量も増えて来る。
そして遂に・・・一つの炊飯器では足りなくなってしまったのだ。
そこで先輩は先輩の炊飯器、俺は俺の炊飯器と別々になり
それぞれ自分のメシを好きなだけ炊いて食べるようになった。
 
今でも覚えているが、一番食べていた頃はホントに凄い量だった。
驚くなかれ、そのお米の量は一食4合!!!!
だいたいラーメン丼で大盛り3杯くらいだったと記憶している。
ホント、張り合って食べているとここまで胃は大きくなるのかって
思った。
 
でも太らなかった。
運動量が半端じゃなかったし、代謝も良かったからね。
それが23歳過ぎると徐々に体重に表れるようになった。
その頃俺はもう寮を出て一人で暮らしてたから、張り合う相手も
いなくて食べる量も人並み・・・とはいかないが、極々普通の
大食漢だった。
 
それが25歳を過ぎるとダメになってきた・・・。
食べた分だけ体重は確実に増えていくようになったのだ。
練習量もトレーニング量も逆にハードになったというのに・・・。
体重コントロールの難しさを徐々に感じ始めてから
食べる量も制限し始め、結果今の俺は普通の成人男性より
食べなくなったのだ。
 
ホントはお米好きだから、毎晩3杯くらいは
ガツガツかきこみたいんだけどね・・・。

レシーブ上手になりたいね

[技術【ストローク】] 投稿日時:2010/11/08(月) 10:47

サーブレシーブからテニスはスタートする。
最初のこの部分で勝負が決まる事も多いので
サーブもレシーブもしっかり練習しておきたい。
 
サーブはちょっと特殊なショットと言えるけど
レシーブとなると「レシーブ」という言い方をしているが
ま、ストロークってことになる。
相手サーブをストロークで受ける事をレシーブと言うので
ストロークが上手くなりゃレシーブも上手くなる。
でもやはり違う部分も多いので、その辺りはきっちりと
頭に入れてレシーブをやらないといけない。
 
まず大事なのは「ミスをしない」ということ。
そんなの当たり前だ!!と思った人も多いだろうが
とにかくサーブ打つ人はレシーブミスしてくれる人ほど
ありがたいものは無いのだ。
もちろん強烈なレシーブを返して来るのも嫌だけど、
テニスは所詮どっちがミスするか・・・というスポーツ。
ミスが期待できる方がやりやすい。
 
「じゃあのんびりスライスなんかで、ミスしないように返球します」
と、ただ返すだけもマズイので、最低限クロスとストレートの
打ち分けだけはしておきたい。
ダブルスの場合は、クロスとストレートロブの打ち分けが
欲しいかな。
打ち分けが出来れば、ゆっくりのショットでも十分ある程度の
レベルであれば対応出来る。
攻めたいのであれば、その次のショットから様子を窺って
攻撃を仕掛けた方がリスクは少ない。
 
それからもう一つは「しっかりと踏み込む」ということ。
サーブは必ずサービスラインより浅いのだ。
「サービスラインを越えて来るくらい深いサーブ」というのは
単なるフォルトだからね。
なので、しっかり踏み込んで前で捕らえられるようにして
おきたい。
それを待ってしまうと、逆に相手サーブに食い込まれてしまう
ことになりやすいし、ワイド系のサーブの場合、簡単に外へ
逃げられてしまうのだ。
 
相手サーブを返すって難しい部分はあるけれど、
サーブはサービスエリアという小さな枠にしか入って来ないので
レシーブはそれに合わせた対応をすれば良い。
単なるストロークショットではあるが、最初にも言ったように
ポイントとして一番最初の山場なので、きっちり乗り切れるように
普段からしっかり練習しておこう。

ダブルスペアとの話し合い

[試合【ダブルス】] 投稿日時:2010/11/05(金) 11:09

ダブルスは二人で戦う。
二人で戦うんだから、コミュニケーションが取れてないと
いけない。
やっぱり強いペアは、ポイントとポイントの間で
ちゃんとヒソヒソ何かを話し込んでいる。
ああいうのって何を話しているんだろう?
 
「僕はまだまだ試合経験が浅いから、何を話して良いのか
分かりません・・・」
「自分の意見が合っているか自信ないので・・・」
と言って、結局ダブルスの試合中あまり話さない人がいる。
「ドンマイ!」とか「惜しい!」とか「ナイスショット!」という
声は頑張って掛けるんだけど、こういう掛け声はちょっと元気に
なるけど、話し合いとは言えないね。
 
もちろん「次はあの作戦で行こう!」などの戦術的な
話し合いが出来るようになるのは、ある程度経験積んだり
レベルが上がって、色んな事が出来るようになってからの話だけど、
そのレベルに達する前も、ちゃんと話し合いはしなきゃいけないよ。
ただし「話し合い」というのとはちょっと違うかな?
 
では何をすればいいのか・・・・。
それは「情報交換」である。
今やったポイントの内容をただ何も考えず相手に喋るだけ。
 
「サーブ、速かったねl
「右側の人、フォアハンドでストレート打ってきたね」
「左の人、バックハンドはスライスだね」
「俺の方ばっかり狙って来るね」
「ボレーで右端狙ってきたね」
などなど。
 
ポイントが終わる都度、二人で駆け寄って今起きた
ことの情報をただ言うだけで、意外とその情報が二人の
頭の中にインプットされて、無意識のうちにその情報を
プレー中に利用出来るようになるんだよ。
相手のパターンも見えるようになってくるしね。
 
でももう一つ大事なのは、掛け声ってのは外から応援している
他の人の声援とさほど変わらないが、情報交換をヒソヒソ
やっていると、「近くに味方がいる」という安心感も生まれて来る。
ミスして「あー!!!俺、何やってんだよぉ!!」って
感情的になっているところに、パートナーが来て
「相手はしつこくスライス打って来るね」なんて冷静に情報を
言いに来てくれると「ん?あぁ、そうだね」とこちらも冷静モードに
戻って対応出来るから、試合にも集中出来るんだよ。
 
ダブルスはパートナーとの連係プレー。
まずは組んでいる人とポイント毎に情報交換をする
習慣を身に付けよう。
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