大きくする 標準 小さくする

てにすまん 高西ともブログ

<<前へ 次へ>>
rss

風上、風下、どっちが好き?

[テニスいろいろ] 投稿日時:2010/09/02(木) 08:09

風が吹いている時に試合って普通にある。

 

風上と風下、どっちが好き?

 

俺の場合・・・・どっちだろ?

 

プレースタイルが粘りまくりだった頃は、間違いなく

 

風下好きだった。

 

自分のショットをゆっくりのんびり返す事が出来れば

 

それでOKだったからね。

 

風上から打つ相手はアウトしやすいから、ミスも誘いやすいし。

 

 

でも風下で粘りまくっていても、しっかり右に左に動かされて

 

ボールが浅くなったところをネットプレーなんかで狙われる。

 

そうなると風下は弱い・・・・。

 

今はオールラウンドプレーヤーだから、風上の時にはこういう

 

展開を相手に使ってプレーするから、風上もけっこう好きになった。

 

 

風上って当然ショットの威力は増すし、楽に深いショットを

 

返球出来るからいい。

 

その代わり、ビビった時にはボールの飛び過ぎでアウトが

 

怖くなる。

 

その点風下は堂々とラケット振り抜いてもアウトする心配が

 

風上より少ないから、精神的に安心感がある。

 

でも当然、風に負けてボールが浅くなりやすいから、サイドに

 

振られた時には厳しい。

 

 

それぞれメリット、デメリットがあるから、結局は

 

どっちが有利って意外と無いかもね。

 

大事なことは、それぞれの特徴をしっかりと整理して

 

頭に入れておいて、風上、風下を活かしたプレーが

 

出来るようになること。

 

風強い日に、そういったことを考えながらプレーしよう。

ボレーで足が動かない・・・

[技術【ネットプレー】] 投稿日時:2010/09/01(水) 00:30

ボレーする時に

 

「足をもっと動かせよ!!」

 

と怒られている人いない?

 

このコラムでも何回か足を動かすための

 

ことを書いたんだけど、足が動かない原因の多くは

 

自分の頭の中で用意している打点が、

 

身体に近過ぎるというもの。

 

 

足を出す必要が無いくらい近くで取ろうとしていたら

 

当然足なんて動くはずもない。

 

足出さないと無理ってくらい前に打点を設定して

 

そこへ迎えに行こうとしないと全然足なんて動かないよ。

 

 

でも足が動かない人は、こういう理由の人もいる。

 

それは構え直しの遅い人。

 

打ち終わった後にちゃんとリセットして構え直し出来ていれば

 

次のショットのイメージを作ったり、相手の表情見たり

 

それまでのデータを思い出したり出来て、ちゃんと次のショットも

 

足を動かす事が出来るんだけど、構え直しが遅い人は、

 

当然次の準備が出来ていないから、ベストなショットを

 

出す事が出来ない。

 

 

でもねぇ、この癖が直らない人が多いんだよ。

 

特にボレーの苦手意識持っている人は、打ち終わった後に

 

構え直しするどころか、今打ったボレーの反省なんか始めて

 

しまうことも多い・・・。

 

打った瞬間の形のまま固まってしまい、反省…だけど、

 

相手が打ち返すと慌てて対処しようとする。

 

でもそんなんじゃ間に合わないから、結局あたふた状態。

 

 

ボレーで足が動かない人は

 

    打点を前に設定して、足が自然と出るようにする

 

    ちゃんと打ち終わったら構え直して、次のボレーを用意する

 

この二つに気を付けて頑張りましょう!

 

失敗トレーニング

[過去の思い出] 投稿日時:2010/08/31(火) 12:13

トレーニングを本格的にスタートさせたのは

 

22歳の頃。

 

ちゃんとトレーナーと相談しながら自分のメニューを

 

作ってもらって、筋力と持久力をアップさせるべく

 

気合入れて頑張った。

 

 

でもこのトレーニングって、中毒になるんだよ。

 

やればやるほど身体はその効果を見せてくれる。

 

テニスは練習した分、勝てるようになるかって言うと

 

そうじゃない。

 

反面、トレーニングは頑張った分だけ筋力付いてくれる。

 

そうなると「俺はもっとハードなトレーニングをしてやる!」と

 

ついトレーニング中毒になってしまう。

 

 

俺も当時、テニスのための筋力トレーニングをしていたが

 

それとは別にカーボローディングというのにトライしていた。

 

それは簡単に説明すると食事の時の炭水化物を極力減らす

 

というもの。

 

エネルギーに変わる炭水化物を取らないようにしておくのだが

 

試合の1週間前に、徐々に増やして行き、試合前日には炭水化物を

 

かなりしっかり摂取する。

 

普段から減らしているので、自分の体は炭水化物を欲していて

 

その状態で炭水化物を増やすと、しっかりと吸収してくれて

 

エネルギーを身体にたっぷり蓄えてくれる・・・というわけ。

 

 

しかしこのカーボローディング、普段の生活では炭水化物不足で

 

生活するために、エネルギー不足で過ごさないといけない。

 

エネルギー不足が起こると、身体はどうなるか・・・・。

 

答えは「寝ようとする」のである。

 

いくら睡眠とっても眠気がとれないどころか、運転中も信号待ちの

 

間にフッと寝てしまったり・・・とかなり危ない状態になった。

 

 

そのおかげで日常生活はボロボロ。

 

もちろん試合にも影響して、結果はダメだった気がする。

 

たった3カ月でこのカーボローディングは終わった。

 

 

でもこの話はもう10年以上前の話。

 

現在のカーボローディングはもっと違う方法で確立されて

 

いるので、よい子の皆はここに書いてあるやり方を

 

真似しないように!!!

 

ダブルスボレーの仕事

[試合【ダブルス】] 投稿日時:2010/08/30(月) 12:12

明学東村山高校の男子テニス部へ

 

ボランティアレッスンで行ってきた。

 

「ダブルス練習、お願いします!」

 

そう事前にリクエストあったから、ダブルス練習を

 

中心に朝9時から13時までみっちり練習。

 

 

もちろんシングルスもダブルスも同じテニスだから

 

技術的なことは大きくは違ってこないけど

 

戦術的なことはかなり違う。

 

特にダブルスはネットに「攻撃専門」のボレー選手が

 

いるんだから、この攻撃のエキスパートを

 

いかに使うか・・・が勝負となる。

 

 

でもこの攻撃専門の人の「攻撃」とは何なのかを

 

勘違いするとエライことになってしまう。

 

一般的にネットプレーヤーの「攻撃」とは、ポーチに出て

 

ポイントを決めることだと思ってしまうが、それだけだと

 

ポーチでポイント取れないと仕事してない事になるし

 

相手が上手いとポーチさえもさせてもらえない。

 

 

じゃあ「攻撃」とは何なのか・・・・?

 

それはポイントに結び付くような活動や行動をすること!

 

だからポーチも然りだけど、フェイント掛けてストレート誘ったり

 

ミスをもらったりすれば、それもポイントに繋がった事になるから

 

OKなんだよ。

 

極端に言うと、一本もポーチ決めなくても、動き回っていれば

 

それだけでもミスしてもらえる事もあるから、それも攻撃と

 

言える。

 

 

ダブルスの練習する時は、このボレーヤーが

 

ポーチを活用して、相手にとって「あいつ面倒だな・・・」と

 

思われる存在になることが大きな仕事だね。

 

そうなるとポイントに繋がりやすいのだ。

 

 

「でも、俺はボレー苦手だから・・・」

 

なんて言ってるやつ、そんなの関係ない!!!

 

ボレー苦手でも、動きまくってポーチ出たり、出るフリしたりして

 

相手の集中を妨げる動きはマスターしておこう!!

高めのバックハンド

[技術【ストローク】] 投稿日時:2010/08/27(金) 10:07

色んなところで色んな高校生とか中学生を

 

レッスンしているが、全体的に見てバックハンドの方が

 

苦手な人は多いね。

 

でも特にバックハンドへ高く弾むショットが来た時の対応が

 

難しいみたい。

 

高めのバックハンド、どう処理したら良いのだろうか?

 

 

まずバックハンドストロークと言っても、両手打ち、片手打ちと

 

両方あるが、どっちにしてもラケットの持ち方とかフォームの違いは

 

あるけど、足の使い方はだいたい同じ。

 

特に苦手意識持っている人は、この足からのパワーをもらえず

 

上半身だけで飛ばそうと頑張るあまり、ミスに繋がるパターンが

 

多いんだよ。

 

 

しかも準備不足で横向き状態がしっかり出来ずに

 

やや正面向きで、ラケット持った腕だけ引いてしまうと

 

これまた足を使えない。

 

足からパワーもらうためには、しっかり横向き状態で

 

前足と後ろ足をちゃんと作る事が重要だ。

 

そしてその後ろの足の膝の曲げ伸ばしの反動でラケットを

 

振ると、深くて高いボールの処理は腕力に頼らずとも

 

出来るのである。

 

 

だから、相手が深くて弾むショットを打ってきたら

 

    まずは横向きをしっかり作り、前足後ろ足をはっきりさせる

 

    十分に下がってポジションに入ったら、後ろ足にしっかり体重乗せる

 

    後ろ足で上に蹴った反動使ってラケットをボールの下から上に振り抜く

 

注意:打点は高めで取りましょう!

 

 

苦手意識持っている人も、まずこういった下準備をしていれば

 

そう難しくはないから、頑張って練習して下さいね。

 

«前へ 次へ»