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てにすまん 高西ともブログ

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お国柄

[過去の思い出] 投稿日時:2010/08/11(水) 07:26

スペインのアカデミーで練習していた時、

 

周りには世界各国から選手が集まってきていた。

 

気候が良いから一年中テニスが出来るし、

 

こうやって集まるからレベルの高い大会もたくさん

 

開催されるし、とにかく毎日世界各国の選手達と一緒に

 

練習をした。

 

 

もちろん、それぞれ個々に性格や人間性は違うんだけど

 

やっぱりお国柄ってある。

 

当時はロシアからたくさん選手が来ていたんだけど

 

ロシア人の男子選手はとにかく揉め事が多かったよ。

 

ロシア人同士でもケンカをよくするし、コーチに対してケンカ腰で

 

いくのもロシアの男子選手。

 

でもロシア人の女子選手は全員って言って良いほど

 

社交的で明るい子達が多かった。

 

語学にも堪能で友達も多く出来る子ばかり。

 

 

イタリア人は何かと遊ぶ事ばかり考えている感じ。

 

男子選手は女の子の事、女子選手は男の子の事ばかり。

 

明るい性格は良いんだけど、一緒のアパートだったり

 

一緒に遠征なんか行くと、たまに面倒に思うのがイタリア人。

 

 

スペイン人は皆良い人!!

 

でも楽観的過ぎたり、いい加減過ぎたりするのが、ちょっと

 

気になる事もあった。

 

「この人、性格悪いなぁ」とか「この人、暗いなぁ」って

 

人とは殆ど会ったこと無かったね。

 

その代わり、すぐに感情的になって言い合いになることも。

 

でもすぐにそんなことも忘れて、また楽しく話が出来る。

 

そんな人達。

 

 

ま、他の国の選手達も色々と特徴はあるんだけど、

 

我々日本人もかなり不思議な民族と思われていたようだ。

 

とにかくそういう人達が集まる場所ってのは面白い。

 

リーダー作り

[テニスいろいろ] 投稿日時:2010/08/10(火) 10:20

俺はもともとテニススクールのコーチをずっと

 

やってきたんだけど、その中で大人にレッスンもしたし

 

ジュニアにもレッスンした。

 

選手なんかにもレッスンしたんだけど、スクールの中って

 

コーチがリーダーになるから、コーチである俺が仕切って

 

レッスンを進めていけば良い。

 

 

でも現在活動している「部活支援活動」をやりながら、色んな学校の

 

部活を見るようになって思ったのは、コーチがいない部活が殆どだから、

 

ちゃんとリーダーを作らなきゃ・・・ということ。

 

顧問の先生は、常にコートへ立てる訳ではないので、リーダーとは

 

違うよね。

 

あくまでも監督である。

 

となると、キャプテン、部長・・・などの生徒代表がリーダーシップを

 

発揮させないといけない。

 

 

このリーダーシップ発揮出来るキャプテン、もしくは部長がいるかどうかが

 

部全体の成長に関わって来る。

 

スクールは、テニスコーチの目の届く範囲に定員を設定しているから

 

全員が横並びで良いんだけど、部活ってのは皆で活動しながら

 

上達を目指さないといけないから、リーダーを筆頭にちゃんとした

 

体制が出来ていないと、自分勝手な輩や落ちこぼれて付いていけない

 

生徒が出てきてしまう。

 

 

高校の部活は、この時期はもう3年生が引退して2年生中心で

 

回っていると思う。

 

しっかりと2年生のキャプテン、部長はリーダーとして計画、実行、

 

そして全体が上手く機能していない時には「こらぁ!!」って怒れるように

 

しておかないといけないし、今の段階から来年のリーダーとなる1年生の

 

ことも考えておかないといけないね。

 

 

テニスは個人競技だけど、部活は団体活動。

 

テニス部皆が全力で頑張れるように、しっかりとしたリーダーを作る事が

 

出来れば、必ず良い結果と良い思い出が築けるはず。

 

頑張れ!!!

 

のんびりロブばかりの相手を許すな!

[戦術] 投稿日時:2010/08/09(月) 10:19

試合相手が強烈なショットで打ち込んでくるのは

 

嫌なもんだ。

 

でも意外とロブばっかりでのんびり繋いで来る相手も

 

嫌じゃない?

 

自分が打ったショットの3倍くらいの時間をかけて

 

返球してこられると、イラッとしてしまう。

 

 

高いロブの返球をしっかりバウンドさせて打とうとすると

 

ベースラインからかなり後ろへ下がって打たなきゃいけない。

 

攻めたいのにポジション的にも攻撃しにくいし、ゆっくりの

 

このショットは相手の力を利用する事も出来ないから

 

スウィングもでかくなってしまうから、力んでしまうしミスも

 

多くなりやすい。

 

 

結果、のんびりロブばかりの相手に、ミスを連発してしまい

 

敗退・・・・なんて経験は誰にでもあるでしょう?

 

そういう相手にはどうすればいいのだろう。

 

 

こういう相手には、ロブを上げて来るのを見越して

 

ノーバウンドカットでネットプレーに持ち込む・・・という

 

技が有効なのだよ。

 

当然、ロブばかりの相手は迷いなくロブばかり使ってくる

 

可能性が高い。

 

いちいち確認しないで、相手が打つ瞬間少しベースラインの

 

内側に入っておいて、ロブ上げた瞬間に前へダッシュし、それを

 

ノーバウンドでカット。

 

あとは、それをオープンコートに打ったり相手の苦手なサイドに

 

流したりしてアプローチ・・・というネットプレーでのアプローチと

 

同じ展開に持ち込めばいい。

 

 

ノーバウンドカットはドライブボレーでも良いし、普通にスライス系の

 

ボレーでも良い。

 

技術的には難しいかもしれないけど、大事なのは判断力。

 

勇気・・・だね。

 

ミス待ちしながらのんびりプレーしている相手を許しちゃいけない。

テニスで養う自分力

[過去の思い出] 投稿日時:2010/08/08(日) 11:40

皆、夏休み楽しんでる?

 

ちゃんと夏休みの宿題はやってる?

 

俺が高校の頃は・・・・うーん、あまりちゃんと

 

やらなかったかな?

 

 

そんなに勉強しなかったから、成績もそんなに良くは無かった。

 

でも高校卒業して選手をスタートしてから、アメリカ行っては

 

英語をもう一度勉強し直し、スペイン行ってはスペイン語を

 

勉強したもんだ。

 

だってそこの土地の言葉を喋れないと、テニスコーチからは

 

良いアドバイスをもらえないし、レストランでは美味しいものを

 

選べないんだよ。

 

 

目的持てば、自分という人間はしっかりと勉強出来ると

 

その時に思ったね。

 

それまで自分は努力なんて出来ない人だって思ってたから。

 

でもそうやって「アメリカ行って頑張ろう」、「スペイン行って

 

強くなってやろう」という気持ちがあったのは、もちろんテニスを

 

頑張ってテニスの魅力を発見したから。

 

 

テニスというスポーツを通して、体力、脚力、観察力、洞察力

 

そして自分自身をコントロールする力、周りの人達との

 

コミュニケーション能力、そのための語学力、思いやり、リーダーシップ

 

自己表現力・・・などを培うことが出来たと思う。

 

結果的にそうなったんだけど、もちろんテニス始めた頃は

 

こういうことに繋がるなんて思わなかったよ。

 

 

今、テニス頑張っている皆、もちろんテニス自体も頑張ってほしいだけど

 

テニスを頑張り続けると、その他の色んな事にも繋がって来るよ。

 

だから・・・今目の前にある夏休みの宿題も気合入れてしっかり

 

頑張ろう!!

 

初志貫徹・・・したいよね。

[メンタル] 投稿日時:2010/08/07(土) 09:18

「絶対、俺は強くなってやる!」

 

何かを新たにスタートさせる時って、そういう

 

意気込みを持って気合入れて頑張れる。

 

だけど、やっていて壁にぶち当たり、その壁をなかなか

 

超えられない時、その気合は段々萎んできてしまう。

 

 

「俺は上手くなるのだろうか?」

 

「俺には才能が無いんじゃないのか?」

 

「そもそもこんなのどこが面白いんだ?」

 

 

目の前の問題や課題をクリアすることを考えなきゃ

 

いけない頭が、そんなことを考え始めるとマズイ。

 

ネガティブな自問自答は大抵答えもネガティブなもの。

 

そこで周りの人達・・・先輩や同期、顧問の先生とかコーチ、

 

家族なんかが

 

「いや、そんなこと考えずに、目の前の課題に取り組もうぜ!」

 

って言ってあげられると解決する。

 

やはり自分一人で考えて、自分一人で壁を乗り越えていくって

 

難しいことだからね。

 

 

俺なんかも、これまでのテニス人生の殆どを悩みまくっていた。

 

最初は「サーブが入らない」「バックが打てない」というのだったけど

 

「勝てない・・・」

 

「成長しない・・・」

 

「自分のテニスが分からない・・・」

 

など、とにかく悩みは尽きなかった。

 

でもその都度、周りの人達の「頑張ろうよ」という言葉に

 

励まされて、悩みつつもネガティブにだけはならないように

 

活動を続けられた。

 

 

解決方法を見付けるのって難しい。

 

ある程度専門的な知識が必要だし、時間も掛かるし。

 

でもその解決方法を見付ける前に精神的にダメな感じになって

 

しまわないように、周りの人達とのコミュニケーションをしっかりと

 

保っておかないとテニスは成長しない。

 

今、抱えている課題や問題を聞いてくれる人間は周りに

 

どのくらいいる?

 

テニス始めたばかりの頃の勢いとか気合を、しっかりと

 

保ちながら頑張り続けるようにしたいものだね。
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