てにすまん 高西ともブログ
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弾むトップスピンサーブ
[技術【サーブ】] 投稿日時:2010/08/06(金) 09:15
よく「トップスピンサーブのコツを教えて下さい」と
言われるんだけど、そういう質問をする人達の
殆どはトップスピンの回転は掛かっているんだよ。
でもよく見ると、トップスピンの回転は掛かっているんだけど
トップスピンサーブ特有の弾んで伸びていくサーブが
打てていない感じだね。
その原因はどこにあるんだろうか?
トップスピンサーブを打つ時に、多くの人は
トップスピンサーブ特有のその縦回転の回転量が
ボールを弾ませる・・・と思っているようだ。
だから一生懸命回転掛かりやすい頭の真上、それか
頭を超えて身体の後ろの方へトスを上げて打とうと
している。
でももっとトップスピンサーブは単純に考えていいんだよ。
弾む・・・というのは回転量も多少影響しているのだが、
もっと簡単に弾ませる方法をメインとしている。
それは「高いところから落ちていけば弾む」ということ。
回転量以上に、一度ボールを高いところに持ち上げてあげると
単純にボールは弾むんだよ。
一生懸命回転掛けて弾ませるトップスピンサーブを
打とうとしている人、回転を掛けることも大事だけど、
それよりも、ボールがどれだけ高いところを通過するか・・・が
重要なんだよ。
意識して練習してみよう。
テニスだけでは身体に悪い
[コンディショニング] 投稿日時:2010/08/05(木) 07:18
レベルアップして、試合でより上に勝ち上がれるように
なったり、更に高いレベルの大会に出場するように
なると、かなりプレーがハードになるし、試合時間も
長くなって来る。
そんなテニスにしっかり耐えられるように、練習と
トレーニングを行って行かないといけないんだけど
その分身体に疲労も溜まるので、コンディションを整える
ことも必要になる。
俺が現役選手だった頃は、練習は毎日だいたい3時間くらいだったが
週4,5日は練習プラス、ランニング10キロ、ウェイトトレーニング
2時間を行っていた。
でもそれだけやるとかなり疲労も溜まるので、プールで軽く泳いだり
歩いたりして身体をほぐすのが日課だった。
テニスって相手に動かされるスポーツだから、意表を
衝かれたり、急にストップとか方向転換なんかの動きが多い。
不規則な運動なんだよ。
だから、トレーニングとかコンディショニングでは、規則運動を
しっかり混ぜて行うことが重要。
ウォーキングなんかも、両手両足のバランスを常に意識して
動かさないといけないし、骨盤や肩甲骨の動きも左右対称に
動いているかチェックしないといけない。
左右不対象はどこかに負担が掛かりやすいから、
怪我し易いしね。
そういったバランスのとれた身体づくりをする事を心掛けないと
せっかくテニスのレベルが上がって、次のステージに進めても
故障が生じて長期休養・・・なんてことになると悲しい。
しっかりハードな練習&トレーニングを毎日こなせ!
でもその分コンディションニングで疲労回復とバランスの良い
シングルスが好きです
[試合【シングルス】] 投稿日時:2010/08/04(水) 07:17
シングルスとダブルス、どっちが好きか・・・と
言われると、「う~ん・・・シングルスかな」と
答える。
最近はダブルスも好きだけど、シングルスの方が
得意かもしれない。
その理由は、走りまくって、相手のナイスショットを
拾って粘るスタイルが好きだから、シングルスの方が
活かしやすい。
シングルス特有の、黙々と何時間もプレーし続けるのも
嫌いじゃないしね。
でも一番の理由は、ダブルスよりも先に、ポイントを取るための
パターン(法則)が確立出来たことかもしれない。
どうやれば効率よくポイントを取れるのか・・・が分かってから
更にシングルスは面白くなった。
しかしシングルスで自分のポイントパターンを確立出来ている
人ってダブルスに比べて少ない気がするんだよ。
ダブルスは一人がネットに立っているから、その人は必然的に
攻撃担当になる。
となると、もう一人は繋ぎ&組み立ての係となって、戦略を練りやすい。
しかしシングルスは、自分で繋いで、自分で組み立て、自分で決めて・・・と
一人何役もこなさないといけないだけに、下手に攻撃へ移ると逆襲を
喰らってやられてしまうし、繋ぎ続けても相手が粘りのある人だと
終わりなきラリーを続けないといけない。
テニスの基本は「繋ぎ」である。
ポイントの殆どがミスにより生じる。
でもミスを待っているだけではポイントは取れないので
脅しをかける程度の攻撃は必要なのだが、その脅しが
何なのかを見付けて、シングルスの中に盛り込む必要が
あるのだ。
その一つがネットプレー。
相手を左右に揺さぶったり、相手の不得意なサイドにショットを
集めたり、不意にコースを変更したり・・・と繋ぎつつもちょっと
相手が「これ、嫌だな・・・」と思った時にすかさずネットプレーに
移せるか・・・・なんだよね。
そういった「繋ぎ」と「攻撃」のスイッチを切り替えるタイミングが
見えて来ると、シングルスはとてつもなく楽しく感じる。
でも、この切り替えが出来なくて、プレーがグチャグチャに
なる人が多い。
練習の中でもしっかりと、「今は繋ぎ、よし!ここから攻撃!」
ロブじゃない!って思ったら・・・
[技術【ネットプレー】] 投稿日時:2010/08/03(火) 11:48
ボレーは攻撃としてかなり有効に使える。
ストロークよりもポイントを決めやすいからね。
でも下手に出ていくと、パスを抜かれたり、焦った
ボレーでミスを相手にプレゼントしてしまう。
そもそもなんでボレーって決まりやすいか・・・を
考えてみようよ。
それは・・・ポジションがストロークする時より
ネットに近いから。
テニスってネットに近いところで触れば触るほど
攻撃に結び付き、ポイントに繋がりやすいんだよ。
でもただネットに向かって走って行っても「ロブ」という
厄介なモノがあるから、そう簡単にはいかない。
アプローチしてネットに向かって行っても、途中相手が
打つ瞬間には止まって一度ロブ打つかどうかの見極めが
必要になる。
当然そのポジションは、ロブを打たれてもちゃんと対処できる
ポジションじゃないといけないんだけど、そうなると逆にボレーで
決めるにはちょっとネットから遠いポジションとなる。
この「ロブも対処できるポジション」で相手が何を打つのか
判断した直後、ロブかどうか分かるでしょ?
その瞬間、「ロブじゃない!」と分かったら、そこから自分のところに
ボールが届くまでの間に、どれだけ前に詰めて、1mmでもネットに
近づこうというフットワークが必要となるのだ。
もちろん、「ロブだ!」と思ったらネットには詰められないけどね。
とにかくロブ以外のショットはネットに近づいた方が有利。
だから、「俺はボレー、上手くなりたい!!」って思っている人、
普段のボレーストロークの練習でも、相手が打ったボールが
自分に届く前の間にどれだけ前に詰められるか・・・を意識して
練習しておかないといけないよ!!
ボールが来てくれるから・・・と言って、待っているとネットから
遠いポジションでボレーさせられる。
そうなると決まるポイントも決められないんだから!!
しっかり前後に大きく動ける練習をしておこう。
遠征先でのいや~な仕事
[過去の思い出] 投稿日時:2010/08/02(月) 07:02
暑い!!
この暑さでテニスやると、すぐにシャツは汗でベトベト。
何枚も着替えながらプレーをしないといけない。
着替えないと次の汗って出てこないから、皆もちゃんと
着替えたりタオルでこまめに拭きとったりしないといけないよ。
だからこの時期の洗濯物って大量になる。
大袋にいっぱい入った洗濯物は汗で重くなって臭くなって
最悪だぁ。
しかもそれが遠征先だとホント、面倒くさい。
遠征に行くと、午前中は練習、そして試合となる。
初日の一回戦なんかは、出場人数も多いので、夕方頃まで
試合が続くこともあるんだけど、勝ち上がって行くとだいたい
昼頃には試合は終わる。
お昼を食べた後は、選手同士で約束し合って練習して
トレーニング。
夕方には疲れ切って宿舎に戻る。
それからお風呂に入って夕食・・・という至福の時間があるのだが
この後に「洗濯」という最も面倒な仕事があるのだ。
完全にオフモードで気持ちもダラダラしているうえに、昼間の
試合と練習で身体も疲れていて「早く寝たい・・・」という状態で
洗い上がった洗濯物を干す作業って悲しくなってくる。
遠征って負けた時の悔しさってあるけど、意外とこの
「洗濯」の面倒臭さも思い出に残っている。
皆もちゃんと自分のウェアを洗って干す習慣を身に付けて
おかないと、選手になったら大変だよ。
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