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てにすまん 高西ともブログ

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フェデラー、芝からサヨウナラ

[テニスいろいろ] 投稿日時:2010/07/02(金) 15:34

ウィンブルドン、フェデラーが負けてしまった!!

 

芝の王者と言われたフェデラーが・・・。

 

一回戦も危ない試合だったけど、勝ち上がるたびに調子を

 

上げていくことが多かったので、今回も決勝までは来るかなと

 

思っていたのに。

 

 

残念ながら、彼の負けた試合は観ていないので内容は

 

分からないのだが、何が起こったのか非常に興味がある。

 

もちろんフェデラーを破ったベルディッチのプレーが素晴らしかった

 

に違いないのだが、テニスは対戦競技、ベルディッチの調子を

 

上げさせてしまったフェデラーに何かあったのだろう。

 

 

テニスは「単なる不調」という一言では、とても試合の敗退を

 

説明できない。

 

勝者になるにはベストを尽くして自分の調子を上げるだけではなく

 

相手の調子を落とす何かをしないといけない。

 

例えば、「積極的にネットプレーに出てボレーを決める」という

 

ポイントを取るための作戦があったとしたら、それ以外にも、

 

「ネットに出るチャンス来るまではスライスで粘りまくる」

 

なんていう、相手の調子を崩すための作戦も用意していないと

 

いけない。

 

 

フェデラーのプレーの特徴は、長いラリーの末に、絶妙な

 

タイミングでショートクロスにエースを決めたり、ストレートに

 

アプローチ出てネットプレーで決めたりする事と、それと対照的な

 

サーブ&ボレーなどの速い展開を織り交ぜるパターン。

 

目まぐるしい展開の切り替えに、相手が読み辛いプレーになる。

 

 

相手が読み辛い分だけ、自分自身もその切り替えのスイッチを

 

ちゃんとしないと自滅に陥ってしまう。

 

サーブもちゃんと1st入れないといけないしね。

 

その辺りが敗因っぽいんだけど、さて、彼に何が起こったのか・・・。

 

フェデラーとベルディッチの双方からじっくり話を聞いてみたいね。

切れ味抜群ボレー

[技術【ネットプレー】] 投稿日時:2010/07/01(木) 15:33

ボレーはコースが良ければ決まる。

 

ゆっくりのボレーでも、その前に違う方向へ

 

相手を動かす事が出来れば、それだけで決まる

 

こともある。

 

 

じゃあボレーはパワーショット覚えなくていいか・・・と

 

言われると、それはまた違ってくる。

 

コースが良ければ決まりやすいボレーなんだけど、

 

もちろんそのコースをより質の高いショットで打てれば

 

更に良いわけだ。

 

 

まずボレーにしっかりとパワーを付けるには、ボールを

 

抑える事が必要。

 

「打つ」ではなく「抑える」のだ。

 

ボレーは基本的にはスライス回転なんだけど、このスライス系の

 

ショットはしっかりボールの上からラケットで抑えつけることで

 

ボールを前に飛ばす。

 

抑えの効いたボレーは、コンパクトなスウィングにも関わらず

 

しっかり飛んでくれるのだ。

 

 

しかし抑えるためには、一つ不安が出て来る。

 

それは・・・・ネットにかからないかと言う事。

 

ネットに引っ掛かる心配をしてしまうと、途端に

 

抑えつけるスウィングが出来ず、びびって持ち上げてしまう。

 

持ち上げるスウィングのボレーは飛びが悪いうえに

 

スウィングが大き過ぎて、コントロール力が低下したり

 

打ち負けたりしてしまう。

 

 

じゃあ、どうやったら抑えつつもネットに掛かりにくくするか。

 

それは身体の向きである。

 

正面向きでボールを抑えつけると、ネットに掛かりやすいが

 

横向きにすると、上からボールを抑えてもラケット面は

 

さほど下向きにならない!!!!

 

これをしっかり打つ前に意識してボレーを行えば

 

ショットの質も上がって来るよ。

 

 

身体の向きをしっかり作り、抑えつけながらコンパクトで

 

キレのあるボレーを手に入れよう!!

 

でも、最初にも言ったように、まずはコースを大事にしながら

 

ボレーを打つ事を忘れないようにね。

こらぁ!!水、飲むなぁ!!

[コンディショニング] 投稿日時:2010/06/30(水) 00:16

暑い毎日が続く。

 

こういう時期はしっかりと水分補給しながら練習しないと

 

脱水症状を起こしてしまう。

 

夏の練習の場合、練習前には最低500mlの水分を補給し、

 

練習中もこまめに飲むことが重要。

 

 

「そんなことは当たり前!」

 

なんて今は言われる。

 

だけど、俺が小学校・中学校の時は違ってた。

 

「水飲むな!夏バテし易くなるぞ!」

 

そういう考えだったんだよ。

 

 

小学校・中学校の時、俺はサッカーをやっていた。

 

小学校の時なんて、夏休み中の丸一日やる練習には

 

750mlの麦茶持っていけば十分足りたくらい。

 

でも当然俺達子供は

 

「のど、乾いたぁ!!!!」って苦しい思いをしていた。

 

だから顔を洗うフリして、こっそり飲んだりしたもんだ。

 

 

ちょうど中学校にいる頃、どこかの中学の剣道部の生徒が

 

水分補給が足りず、熱中症で死亡するという事件が起こった。

 

それから一転、「水、飲むな!!」という指導から

 

「ちゃんと水分補給をしましょう!」に変わった。

 

だから高校のテニス部の時には、水分補給をして良かったのだ。

 

でも、まだまだ合宿なんかでは、OB

 

「罰として、水分補給なし!」って、ミスすると言われたりするくらい、

 

水飲まなくても平気という意識が皆の中にあったかな。

 

 

そんな「水飲むな!」という時代を過ごしてきた俺だが

 

やっぱりしっかり水分補給した方が、身体の動きは良いし

 

体調も管理し易いから、ちゃんと水を飲もう!!

 

でもキンキンに冷えた物ばかりや、一気にガブガブ大量に

 

飲むのは止めようね。

 

ゆっくり「ごっくん」と落ち着いて、少しずつ補給しましょう。

 

ルー選手、俺、一生付いて行きまっす!!

[テニスいろいろ] 投稿日時:2010/06/29(火) 09:35

台湾のルー選手がウィンブルドン男子ベスト8に勝ち残っている。

 

ルー選手と言えば、日本リーグに参加している選手なので

 

対戦したり練習したりした事ある日本人選手は

 

けっこういるんだよね。

 

 

一緒に選手活動している選手が、これだけの大舞台で

 

活躍しているのを知ると、嬉しい気持ちと嫉妬の気持ちで

 

心が燃えて来るもの。

 

俺も色んなところで練習もしていたし、試合にも出場していた

 

から、色んな選手と交流を持つ事が出来た。

 

その選手の中から活躍する選手が出て来ると、例えもともと

 

レベル差があったとしても、

 

「あいつがそのレベルにいるなら俺も行ける!!」

 

なんて、何回か一緒に練習して知り合いになっただけでも

 

同じ目線で考えてしまう。

 

 

でもそういう勘違いがやる気を引き出し、周りが思っている

 

以上の結果を出す事の原動力となるのだ。

 

逆に、練習相手は毎回同じ人、試合会場でも同じ人と

 

しか喋らないしアップも仲間内でしか出来ない。

 

そんな人はテニス仲間の輪が広がらないし、その中から結果を

 

誰かが出す確率は低いまま。

 

 

「どうせ俺達は・・・」

 

なんて慰め合いながらのテニス仲間になってしまうが

 

そういうのは寂し過ぎる。

 

自分のテニスを色んな場所で色んな人に披露して

 

テニス仲間を作ろう。

 

特に結果出しそうな人とはしっかり絡んでおくこと!!

 

 

結果出す人は「強い」だけじゃなくて、「勢い」があるからね。

 

その勢いに便乗して自分自身のテニスをしっかりと

 

成長させないといけない。

 

 

さて、台湾のルー選手、昨年のファイナリストのロディックを

 

破ってのベスト8進出!

 

結果を出せよ!エリートも初心者も。

[テニスいろいろ] 投稿日時:2010/06/28(月) 16:43

「てにすまんプロジェクト」で色んな学校に

 

訪問して部活の指導を行うようになってから

 

色んな学校の人達を教えるようになった。

 

 

レベル差はもちろん色々ある。

 

県のトップを狙っている部活から、初心者だらけで

 

ラリー続けるのも大変・・・という部活もあるし、

 

一面に部員20名以上でひしめき合って練習している

 

部活もあった。

 

 

学校の部活なので、完璧な環境を作り上げるのは

 

難しいんだけど、一つ言えるのはどの学校の、どのレベルの

 

部活もしっかりと結果を残さないといけないと言う事。

 

「いや、そんな結果とかいうレベルじゃないので・・・」とか

 

「部員が多過ぎて、結果を残せられない!」というテニス部も

 

それぞれ、自分達の環境の中でベストを尽くして結果を

 

求めようとする努力は行って欲しい。

 

 

俺は高校3年間の部活を頑張り続けた。

 

でも、結果を追い求めはしなかった。

 

どこか心の中で「どうせ俺達は・・・」という気持ちがあった。

 

だから頑張ってはいたが、全力を出し切れなかった・・・と

 

感じていて、それがその後の選手生活の中でずっと心残りだった。

 

 

低いレベル、劣悪な環境でも、それなりの目標を設定して

 

それに向かって全力を出して頑張り続ける。

 

そういう意識を部員全員が一丸となって持っていると、例えその

 

目標に結果が届かなかったとしても、次に生きて来る。

 

自分の代がダメだったとしても、次の代の後輩たちに受け継がれる。

 

そこが部活動の素晴らしいところだからね。

 

 

まずは部員皆で、今のテニス部の環境の現状を把握してみよう。

 

そして目標を設定して、今の環境の中で何が出来るのか徹底して

 

考えてみよう。

 

俺も皆を応援してます。

 

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