てにすまん 高西ともブログ
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トップスピンを掛けたい!!
[技術【ストローク】] 投稿日時:2010/06/27(日) 16:41
「ストロークの回転量を増やしたい!」
そう思ってる人多いよね。
ここで言う回転量とはトップスピンのこと。
回転量が増えれば、飛び過ぎが少なくなるから
アウトが怖くないし、ボレーに出てきた相手に対して
足元なんかも打ちやすい。
ショートクロスを狙うにも、やっぱり回転量を調整
出来ないと話にならない。
でも「俺、トップスピン掛けるの苦手・・・」という人は
いるけど、そういう人は無回転って訳ではない。
ナチュラルトップスピンで少なからずスピンは掛かっている。
もしくは逆にスライスが混ざってしまっている。
まずは自分がどっちなのか観察してみよう。
スライスが混ざってしまっている人は、根本的に違うので
また別の機会に・・・・。
今回は回転量が少ない人を対象にアドバイスします。
まず今よりも回転量を増やすってことは、もっとボールが
高速回転すると言う事になる。
ということは、単純にスウィングスピードを上げないといけない。
でもスウィングスピードを上げると何が起きるかと言うと
「飛び過ぎ」が起きるのである。
そこでスウィングスピードが上がって、ボールが飛びやすくなった分
ラケットとボールの接し方を変えていかないといけないね。
もちろんスウィングはボールを捕らえながら上に振り抜かれるので
ラケット面まで上を向いていると飛び過ぎになる。
スウィングスピードが上がった分、更に飛んでしまうので、しっかりと
ラケット面を下向きに被せ、抑えた面でボールを捕らえる必要がある。
スウィングスピードをアップさせる事と、その分ラケット面を抑えて
ボールを捕らえる事。
この二つがトップスピン量を増やす要因となるのだ。
ラケット面をより抑えるためには、グリップを変えることがおススメ
だけど、ある程度普通のグリップ持っていれば、そのまま手首の
形を変えるだけでもラケット面を変えられる。
でも、スウィングスピードがどんどん速くなってきた人は、しっかり
ウェスタン、フルウェスタンで握れるようにした方が良い。
もちろん、スウィングの形やテイクバックのリズムなんかも
重要になってくるけど、まずはしっかり振り抜く練習を意識して
スウィングスピードを上げてみよう。
トップスピンの回転量の調整は絶対必要!!
疲れが残り始めた、あの頃・・・
[コンディショニング] 投稿日時:2010/06/26(土) 10:02
高校生の頃、下手だったけどそれなりに
一生懸命練習していた。
特にランニングは毎日皆で全競い合い、ヘトヘトに
なっていた。
だから部活終わって夜、ウチに着いて晩飯食べると
もう勉強なんか出来ずに寝てしまう・・・という
毎日だった。
でも次の日には元気いっぱい!
疲れなんて全然残らなかった。
でも・・・そんな疲労が蓄積しない時代は続かない。
一番最初に「あれっ?疲労が抜けない・・・・」と
感じたのは25歳になる頃。
ちょうどスペインに行っていた頃だね。
最初は練習があまりにきついから、疲労が抜けないと
思っていた。
もちろんそれもあったんだけど、やっぱり身体が年取って
ちゃんと休みを取ったり、マッサージを受けたり、
コンディショニングを整えるためのトレーニングを行ったり
しないといけなくなったんだよ。
それまでは「体力アップ!筋力アップ!」ばかり考えていた
けど、やはり「体調を整えること!」ということにも向き合わないと
いけないって思った。
でもそういう習慣ってすぐ身に付くものじゃないから、やっぱり
10代の頃から、全力で練習、全力でトレーニングをしっかり
行いながら、最後にはきっちりコンディショニング管理の
ストレッチやクールダウンのランニング、軽い筋トレはやっておく
べきだね。
もちろんサプリメントも必要です。
特に怪我が多い人は気を付けよう!!!
疲れるまで頑張るんだけど、疲れを次の日に残さないこと。
絶滅危惧種を救え!
[テニスいろいろ] 投稿日時:2010/06/25(金) 23:55
ウィンブルドンとワールドカップ、
同じ時期に開催されると面倒くさい。
テニスも気になるしサッカーも・・・。
かといって、どちらか録画しても
結果を知ってしまったらつまんないから
どうせ、後で見ない。
そう思いつつ、チャンネルをコロコロ
変えながら毎晩テレビの前に座っている。
でも最近、ウィンブルドンを観て思うのは
芝の削れ方の変化。
10年前までは、ウィンブルドンは速い
ボールバウンドコートだから、バウンドさせる前に
ボールを打ってやろうと、選手は積極的に
ネットプレーを仕掛けてボレーに出たもんだ。
その結果、芝の削れ方はベースラインの部分の他に、
ネットに向かって行くエリアも削れて、ちょうど丁字の形に
なっていたんだけど、ここ最近のウィンブルドンは
ストローク中心のベースラインプレーが主体となっていて、
丁字ではない感じ。
そもそも、今現在プレースタイルがサーブ&ボレーって
タイプは殆どいなくなったしね。
フェデラーのサーブ&ボレーなんかは絶品で上手いんだけど、
彼もいつそのサーブ&ボレーを仕掛けるかという判断が
的確なのであって、サーブ&ボレーをメインでやってるわけではない。
たまにやるサーブ&ボレーはかなり有効だけど、
サーブ&ボレー一本で仕掛けるのはかなり危険だ。
ということは、もう「サーブ&ボレーヤー」という選手は
絶滅危機にあるのかも。
リスクは高いが、そのギャンブル性が観ている人には
ワクワク感を与えてくれるサーブ&ボレーヤー、
是非ともウィンブルドンの大会にはそ
んなプレースタイルの選手がいてほしいなぁ
選手にとっても、大きな一歩です。
[技術【ネットプレー】] 投稿日時:2010/06/24(木) 23:52
ボレーが難しいと感じる時、
それはローボレーを打つ時感じるかな。
ネットより低いところで取らされる上に
足下のラケットワークは難しい。
でもこのローボレー、足を一歩動かすことが
出来ればかなり楽ちんになるのだ。
逆に足が全然動かなくて、両足が横に揃っている人は、
結構このローボレーの処理でミスしやすい。
まずローボレーってどこを狙うかって言うと足下でしょ?
足下狙って打つから、そこで一歩しっかりと足を出せば、
殆どのショットをちゃんとノーバウンドで取れるのだ。
でもここで足が出ないと
「ワンバウンド?ノーバウンド?」って一瞬迷ってしまう。
この迷いこそがミスの大きな原因となるんだよ。
だから一歩が大きければ大きいほど、
ノーバウンドで処理できる範囲が広くなる。
普段からしっかりと踏み込んで打つボレーを
練習しておこう。
しかし、ボレーボレーみたいに足を踏み込む
余裕がない場合もあるから、そんな時のためにも
高校2年生のテニスコーチデビュー
[テニスコーチ] 投稿日時:2010/06/23(水) 11:25
どんなスポーツでも選手活動を続けるには
お金がいる。
遠征費、トレーニングや練習の環境作りの費用、
コーチやトレーナーの人件費もかかる。
もちろん自分一人でやっている人もいるけど、やはり
お金はかかるもんだ。
俺が選手活動をしていた時は、基本的には自分で
テニスコーチの仕事で稼いだお金を選手活動に充てていた。
もちろん賞金ももらっていたが、殆どの試合が赤字。
遠征費を上回る賞金をゲット出来るのって、年に数回。
しかもそれでも数万円の黒字ってくらいだから、賞金は
あてにならない。
だからコーチしながら選手活動している人って多いんだよ。
そのテニスコーチという仕事、俺が初めて行ったのは
高校2年生の夏休み。
知り合いのテニスコーチが、長野県の白馬でテニス合宿を
開催していて、そこの手伝いで行ったのがキッカケ。
高校2年の夏・・・。
俺がテニスを始めたのが高校1年生だから、たった1年ちょっとの
テニス歴でコーチやってしまった。
今考えると恐ろしい話だが、その体験で俺は「コーチ」という
仕事の魅力にはまった。
でもその当時は、一生懸命テニス雑誌を読み漁って、その中で
使えそうな練習方法とか、言い回しやテーマをメモって、そのまま
レッスンで使っていたから、怪しいコーチだよね。
サーブもろくに入らない高校生の若造だったけど、俺は必死だった。
お客さんを前にして話をすることも怖かったし、何よりも自分に自信が
あった訳じゃなかったから。
今は選手活動を殆どしていないので、ほぼコーチ活動。
楽しく毎日頑張っているけど、その頃の俺が頑張ってコーチという
仕事と向き合ってくれたから今がある。
もちろん、これからもっと多くの人達にテニスの面白さを伝える
活動をしていきたいが、とりあえず高校2年生、16歳だった俺は
よくテニスコーチを始めてくれたって思うよ。
その頃の俺に感謝だな。
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