てにすまん 高西ともブログ
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サーブに求められるもの
[技術【サーブ】] 投稿日時:2010/06/07(月) 00:43
サーブは難しい。
技術も難しいし、その上「入れなきゃ」という
プレッシャーもあるし、逆に「決めたい!」という
欲望も湧いてくる。
サーブは誰でも知っているように、2本チャンスがある。
ファーストサーブがダメでも、セカンドサーブがある。
しかし、セカンドがあるから「ダメ元で・・・」とファーストサーブを
簡単にミスっていると、結局セカンドサーブから始まるポイント
ばかりになるし、そうなるとレシーブの方が立場が優位になったり
するでしょ?
だからサーブに求められるのは、安定感があってしかも
そこそこの攻撃力・・・という事となる。
この「そこそこの攻撃力」ってのがポイントだね。
「攻撃力」って言うと、どうしてもスピードとかパワーを
思い浮かべるんだけど、それだけじゃない。
一番良く使う攻撃はコースの打ち分け。
そしてもう一つは回転掛けて弾ませたり、キレのあるサーブを
打つ事なんだよね。
この二つをしっかり使えるようになって初めて
パワーサーブが必要となるんだよ。
コントロール、回転、そしてパワー。
この3つを常に頭に入れてサーブを練習しておこう。
その為にも、しっかりサーブ打つ前の膝の屈伸、そのタイミングに
合わせてボールの下から上に抜けていくスウィング、そして
頭が下がらず、腰が折れないように最後までバランスを
保つ事が重要になる。
安定感あって、しかも攻撃力もあるサーブ。
普段の練習でもストロークがメインになりやすいから、しっかりと
夏本番!
[体づくり] 投稿日時:2010/06/06(日) 00:49
段々、暑さも厳しくなってきたね。
この6月って時期は、夏本番に近い気温なんだけど
身体はまだまだ「夏仕様」じゃない。
だから暑さと上手に付き合えない場合があるんだよ。
一つは汗の量。
本当はもっと汗かいて、体温を下げないといけないのに
汗の穴がまだまだ開いてないから、体温調整が上手く
いかなかったりするんだよ。
その為にも、どんどん水分を補給して、ジャンジャン汗を
かいて下さい。
飲んだ水が汗に変わる時、ミネラルも失うので、スポーツドリンクも
ある程度欲しいんだけど、スポーツドリンクばかりもカロリーが
高過ぎて危険。
俺の場合、真夏の試合の時には、スポーツドリンクを
500ml×2本に水を4リットル持ち込んで試合に臨んでいた。
もちろん、試合前にもしっかり朝ご飯を食べた後からちょっとずつ
水を飲んで、練習までにはトータル1リットル補充してから
試合に臨みたいね。
汗をこまめに拭くのも忘れないように!
俺も昔は袖口とか、お腹の部分とかで汗を拭っていたけど
とにかく汗をどんどん拭き取ると、拭き取った部分からまた次の
汗が出やすいのだ。
しっかり練習コートにはタオルを持ち込んで、水分補給と
汗ふきを行って、是非とも「夏強い選手!」になってくれ!
ホテルで寝たい。
[過去の思い出] 投稿日時:2010/06/05(土) 00:45
プロテニス選手として活動していたが
実際は賞金で稼いでいたのではなく、テニスコーチとして
活動してお金を稼いで、それを遠征費につぎ込んでいた。
だから、試合に出れば出るほどレッスンが出来ないから
貧乏になるのだ。
もちろん大会は勝てば勝つほど賞金額は上がるのだが
その分、宿泊費や食費などの滞在費もかかるから、実際
儲けって殆どない。
だから車で泊まったり、インターネットカフェで寝泊まり
する選手もいたよ。
俺も一回、インターネットカフェで泊まったことあるんだけど
やっぱり周りが気になって殆ど眠れなかった記憶があり
「もうああいう所では泊まらない!!」と思った。
車中泊もしたことあるが、それもけっこう外が気になる。
その時の車は座席がフラットにならなかったから、姿勢も
きつかったし、これも「車中泊はもうしない・・・」と思った。
でも選手を続けるにはこういう生活もある程度必要。
「あれやだ!」「これやだ!」なんて言ってたら、お金掛かり過ぎて
何も出来なくなる。
でも、宿泊であまりにもストレス溜め過ぎると、今度は
「勝たなくていい・・・」「帰りたい・・・」という気持ちが湧いてくる。
それが結構試合中の競った場面でマイナスに働いてしまうのだ。
トッププロになったりスポンサー契約が付いたら
良いホテルでのんびり遠征すれば良いんだけど、そこまで行く
までにはある程度の劣悪条件に堪えないと続けれらない。
テニスだけ頑張っていれば良い世界ではないんだよ!
厚い握りでフォアハンド
[テニス技術] 投稿日時:2010/06/04(金) 09:18
ストロークのグリップはどうやって決まるのか。
特にフォアハンドストロークのグリップは人によって
様々なんだけど、トップレベルの選手たちはかなり
厚いグリップで打っている。
「俺もあんなグリップでフォアハンドを打ちたい!」
そう思っている人も多いだろうが、実際やってみるとしっかり
ボールを捕らえ辛くて、逆にスカ当たり。
回転ばかり掛かって逆効果だったりすることがある。
持ち方、打ち方、両方真似したのに、なんで上手くいかないか
というと、スウィングスピードなんだよね。
トッププロの選手は当然スウィングスピードは速い。
速いからボールは当然吹っ飛びやすい。
吹っ飛ぶからラケット面をしっかり下向きに被せた状態で
ボールを捕らえないといけない。
だから・・・・ウェスタングリップが必要となる。
トッププロが打つ、厚いウェスタングリップのフォアハンドストロークは
カッコいいけど、あのグリップの持ち方を真似する前に、まずは
自分のスウィングスピードをしっかりと上げていき、徐々に
グリップも変化させていく必要がある。
で、君のプレースタイルは何?
[テニスいろいろ] 投稿日時:2010/06/03(木) 22:03
さぁ、試合シーズンだ!!
夏は大会がたくさんあるからね。
しっかりここで自分のテニスを見付けるためにも
色んなパターンを試しておかないと、いつまでたっても
中途半端なテニスが続いてしまうよ!!
でもプレースタイルを決めるのってけっこう難しい。
「ナダルが好きだから、ナダルみたいなプレーする!」
そう思っても、ナダルの得意ショットとその人の得意ショットが
合ってないとマズイし、そもそもナダルのプレースタイルを
見た目しか理解してなくて、本質を見落としていたら
逆効果になってしまう。
どうやったら自分のテニスが見付るのか・・・・。
まず大事なことは、テニスの試合って何が重要か考えておくこと。
一番は・・・ミスしないこと。
これに尽きる。
しかしミスしないで黙々とプレーしているだけで勝たせてくれるのは
相手が弱いうちだけ。
段々とレベルが高くなってくると、ミスが期待できないどころか
ちょっとでも甘いと逆にやられてしまう。
そこで、自分がミスしない他に、相手がミスする程度の攻撃が
必要となるのである。
この「ミスする程度」というところが、人によっては速いストローク
だったり、サーブ&ボレーだったり、驚異的な粘りをアピールする
ことだったり、コントロール力だったりするのである。
ここで間違わないようにしてもらいたいのが、「決めるための攻撃」
ではなくて「ミスさせるための攻撃」ということ。
これを勘違いして「ポイント、くれぇ!!!!!」と空回りした
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