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てにすまん 高西ともブログ

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ドキドキのスペイン留学初日

[テニス留学] 投稿日時:2010/06/02(水) 10:45

フレンチオープンまっただ中。

 

赤土のコートで走り回る選手たちを観ていると

 

スペイン・バルセロナで練習していた頃が懐かしい。

 

初めてスペインに行ったのは24歳の時だから、

 

丁度10年前になるんだ。

 

 

バルセロナに到着した日もドキドキしたけど

 

それよりもアカデミーへ初めて行く時も緊張した。

 

ホームステイ先から市営バスに乗って集合場所に行き、

 

そこからはアカデミーの送迎車に乗り込んでコートへ行く。

 

同じホームステイ先にはロベルトというイタリア人の

 

選手がいたから、彼に連れてってもらって、送迎車の

 

集合場所へ行ったけど、そこに着くと大きなトーナメントバッグ

 

持った選手たちがたくさんいて、皆超強そうに見えたよ。

 

 

皆「誰だこいつ?」みたいな目で俺を観る。

 

俺もどう対処していいのか分からない。

 

英語が通じるかどうかも分からないし・・・・。

 

アカデミーに着いても、初めての練習方法、コーチの考え方

 

ランチタイムの過ごし方、帰りの手順・・・全てが初めてで、全部

 

英語(スペイン語じゃなくて良かった)での説明。

 

 

ホームステイ先の自分の部屋に到着したら一気に

 

疲れを感じてそのままベッドに倒れ込んだ記憶がある。

 

あまりに色々あり過ぎて大変だったなぁ。

 

 

でも、俺は「テニスをもっと上手くなりたい!」という気持ちが

 

あった。

 

だから、こういう試練が自分にプラスになると感じていた。

 

精神的にもきつかったけど、強くなるためには必要だと思った。

 

 

でも・・・数日後には、朝の集合場所で他の選手たちと

 

楽しくお喋りしながら送迎車を待っている俺がいた。

 

テニスがあれば皆とすぐに仲良くなれるもんだ。

 

またこういう緊張感が必要だな。

ボールを飛ばす力

[テニスいろいろ] 投稿日時:2010/06/01(火) 10:43

ストロークを飛ばす動力は・・・足である。

 

足でボールを飛ばすのだ。

 

 

でもラケット持っている腕がどうしても頑張ってしまう。

 

ボールを飛ばすために腕に力を入れて、一生懸命

 

ラケットを振ってしまうのだ。

 

で、足はと言うと・・・ボールのそばまで走って追い付くと

 

そこで仕事は終わりと思ってしまう。

 

 

でも足でボールを飛ばすってイメージが湧きにくい。

 

どこにどうやれば力がボールに伝わるのか・・・?

 

それは床反力である。

 

準備段階で捻られた上体のねじれが、上方向に蹴る足の

 

蹴りで自然と元に戻ろうとする。

 

その勢いを利用してスウィングすると楽チンだし、パワフルだ。

 

 

だからボールを追いかける時には、捻られた横向き状態の

 

身体と、追い付く時の最後の一歩の床反力、この二つが

 

あればボールをしっかりと飛ばす事が出来るのだ。

 

決して腕を力まないように!!

強豪と対戦する日のためにも

[テニスいろいろ] 投稿日時:2010/05/31(月) 09:46

明日、試合がある。

 

そういう人は、明日の試合の事を想定して、

 

今現在の自分は何が出来るのか・・・を考えながら

 

練習しないといけない。

 

 

しかし、明日、明後日や今週末・・・とかじゃなくて

 

数か月先だとか、来年の春の大会・・・という

 

遠い先の事を考えて、それまでに数段レベルを上げようと

 

考えての練習であれば、またそれは大きく違ってくる。

 

 

遠い未来の自分は、当然今よりも格段にレベルは

 

上がっていないといけない。

 

となると、相手選手のレベルも上がっているという事。

 

練習の中でイメージする相手も、レベルを上げて

 

おかないと当然テニスの成長はあまりない。

 

 

もちろん練習相手にレベルが高い人を呼べたら、それが

 

一番なんだけど、やっぱり練習相手って今の自分と同じ

 

くらいの人が多くなるでしょ?

 

それよりも強い人達って何が違ってくるのかな。

 

強い人って言ってもそれぞれ違うんだけど、基本的には

 

強くなればなるほど、より安定感は増すし、よりプレッシャーを

 

かけて攻撃してくる。

 

 

だから、練習の中でもそんなハイレベルな人達と

 

対戦する日の事を考えて、今以上に徹底した安定感と

 

それとは対照的に、完璧なガードを打ち崩す攻撃パターンを

 

練習しておかないといけない。

 

同じレベルだとどうしても、

 

「これくらいやってりゃ、ミスしてくれるでしょ?」って

 

感覚が甘くなるんだよ。

 

 

強い人達のイメージを頭に描くためにも、ハイレベルな人の

 

テニスを観る機会も作れるようにね。

テニス語

[テニス留学] 投稿日時:2010/05/30(日) 10:33

昨日、久し振りに英語を話した。

ちょっとした会話程度だったから、そんなに

問題無かったけど、久し振りに話をしたから言葉が

スムーズに出てこない。

でも楽しく会話が出来た。

 

俺の英語は、そんなに上手くない。

上手くは無いが、喋る事に慣れている。

アメリカに行ったし、スペイン行った時にも最初は

英語だった。

スペイン語を覚えると、スペイン人とはスペイン語だが

大事な話や他の国の選手とは英語で話をした。

 

でもね、俺が高校の時の英語の成績は最悪だったよ。

赤点までは行かないにしても、良くなかったね。

センター試験は40点だったし・・・。

しかも200点満点中ね。

 

でもそんな英語苦手で全然喋れない俺でも、平気で

アメリカに行けた。

大学のテニスチームに練習混ぜてもらえるように交渉したり

次のホームステイ先を見付けるために、大学内で出来た友人に

片っぱしから話を聞いてみたり・・・。

 

なんでそんな事が出来たかと言うと・・・テニスがあったから。

ラケットとラケットバッグ担いで旅行してたらどう見ても

テニス選手でしょ?

しかもテニスなんて、世界中どこでもしてるから、誰か友達は

出来るはず・・・と思って旅していた。

 

英語以上に「テニス語」というコミュニケーション手段を

持っていると思ってたんだね。

興味持って近づいてきた人には

「Do you want to play with me?」

そう聞いて「Yes!」と言ってくれたらもう友達。

単純なものだ。

 

皆も頑張ってテニスやってるでしょ?

もちろん勝つために強くなろうと頑張っているんだけど

強くなれたら、そこから更に世界は広がり、そしてテニスは

コミュニケーション手段として機能していくんだよ。

 

そしてそういうテニスの楽しみ方を知っている人は・・・、

更に強くなっていくのだ。

コンパクトボレー

[テニスいろいろ] 投稿日時:2010/05/29(土) 10:33

ボレーで要求されるものはなんだろう。

色々あるよね。

コントロールはもちろんのこと、コース選び

それからパワーもあればベスト!

 

でもネットプレーって、当然相手との距離が近く

なる訳だから、打ち終わってから次のショットが

帰って来るまでの時間はストロークラリーより

短くなるはず。

それがボレーボレーとなると尚更だ。

 

となると、ボレーに要求されるのは

「素早く打つ」ということになる。

もちろん、ストローカー相手にゆっくりのボレーを

打つ場合は、しっかりと送り出してフォロースルーを

大きく取れば良いのだが、それ以外のボレーとなると

一瞬でボールを送り出して、素早く構えなおし

次のボレーに備える事が要求される。

 

じゃあどういう風に打てばコンパクトとなるだろう。

ここで重要なのは、ボレースウィングの方向。

先ほども書いた「送り出すボレー」の場合は、比較的

スウィングは前後となるのに対し、コンパクトな

ボレーは上下となる。

 

上下・・・という事は、しっかりボールの上から抑え込む

ということ!

テイクバックはあまり大きく後ろに引かず、打点の上に

セットする感じでラケットヘッドを立てて抑え込む!!

 

ストロークもそうだけど、一発一発を分けて考えず、何発も
連続で打ち続けているイメージを持って練習してみよう。
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