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てにすまん 高西ともブログ 2012/7/9
テニスコーチとして一番重要なこと。
[テニスコーチ] 投稿日時:2012/07/09(月) 02:24
テニスコーチなんて簡単だ。
誰でも出来るよ。
テニスの技術?
そんなの関係ない。
なーんて思ったのは23才の時。
高校に入ってからテニスコーチを始めたのに
高2の夏休みでテニスコーチデビューが出来たから
そう思ったかと言うと、全然違うのだ。
むしろ、それまでは苦難の連続だった。
レッスンの中で教える情報は少ないし、練習パターンも乏しいし、
大勢の人に向かって話をすることも簡単には慣れなかったし
何よりテニスが下手くそだったからね。
「テニスコーチってなんだろう?」
そんな漠然とした疑問を抱き、不安を感じたまま毎日毎日
コートに立ってレッスンをこなし続けた。
先輩コーチのレッスンを見て勉強しようとしたけど、
やっぱり経験のある先輩コーチたちは、教え方も上手いし
テニスも綺麗なんだよね。
余計にテニスコーチの難しさというか、奥深さを感じてしまい
自分自身がコーチとしてどういう存在でコートに立てば
良いのか分からなくなってきた。
それでも徐々に経験を積みながら、テニスの技術も
上げること出来たので、テニスに対して自信も高めることが、
出来て、やっとレッスンってどうやるのか分かってきた。
でも一番決定的だったのは、とある先輩コーチから言われた
一言がキッカケなんだよ。
その先輩は俺より10歳以上離れたコーチで、俺よりテニスが
強かっただけでなく、左利きでネットプレーが抜群に上手い
憧れの先輩コーチ。
でも普段から色んなところでその先輩コーチは練習もレッスンも
していたから、なかなか一緒に練習する機会は無かったんだけど
ある日、俺に連絡が来た。
「今度の横浜市民大会、一般のシングルスで優勝したい。
高西、手伝ってくれないか?」
横浜市民大会は単なる市民大会とは違い、規模が大きい分だけ
レベルも高くなる。
そんな横浜市民大会のシングルス優勝を狙うための
練習パートナーになって欲しいと言われたのだ。
もちろん「僕で良ければ!!」とすぐOKをした。
それからはその先輩コーチと毎日のように練習。
俺より強いし先輩のコーチだったけど、俺としては毎日彼の
テニスを受けながら、段々と俺自身が気になった彼の
ダメな部分を言うようになっていった。
それは毎日受けていると分かる「良い時」と「ダメな時」の
違い・・・たったそれだけなんだけどね。
「俺の意見」とか「俺が持っていた情報」っていう
偉そうなのではなく、その先輩コーチを毎日観察して得た
単なる客観的な情報をただ淡々と毎日伝えるようにしていた。
だって格下の後輩ではあるが、それ以上に優勝してもらいたい
という思いがあったからね。
結果、その先輩コーチは横浜市民大会のシングルスを
見事優勝したのだった。
そして一番にまず俺に電話をかけてくれた。
「高西のおかげだよ。一緒に練習してくれてありがとう。
練習の時、色々言ってくれたおかげで優勝が出来た!」
そう言われて、本当に嬉しかった。
そしてその時、
「テニスコーチって簡単になれるんだ」って思ったのだ。
最初、俺は単なるヒッティングパートナーでしかなれないって
思ってたけど、その人をちゃんと観察して、その人の中の
いい部分と悪い部分を見つけ出して、ちゃんと情報として伝える
ことが出来れば、それは立派なコーチと言える。
もちろん自分なりの意見を述べたり、新たな情報をもたらすことも
必要なことではあるが、基本は「ちゃんと見といてあげる」
なんだよね。
その先輩コーチから「ありがとう」って言われてからは、俺は
今まで以上に自信持ってどんな人にも、どんなレベルにも
自信持ってレッスンすることが出来るようになった。
自分より強い選手や、見たことないテニスをやる選手の
コーチやる時でも、まずはその選手のプレーを
たくさん見てあげて、それからその中の良いプレーを指摘して
増やすようにしてもらい、また悪いプレーも指摘して、それを
減らすようにしてもらえばイイことでしょ。
テニスコーチって簡単に出来るって思わない?
まずは周りでテニスをやっている人のテニスを
ジッと見てあげて、そのいい部分と悪い部分を指摘出来る
くらいになっていれば、コーチになれますよ。
誰でも出来るよ。
テニスの技術?
そんなの関係ない。
なーんて思ったのは23才の時。
高校に入ってからテニスコーチを始めたのに
高2の夏休みでテニスコーチデビューが出来たから
そう思ったかと言うと、全然違うのだ。
むしろ、それまでは苦難の連続だった。
レッスンの中で教える情報は少ないし、練習パターンも乏しいし、
大勢の人に向かって話をすることも簡単には慣れなかったし
何よりテニスが下手くそだったからね。
「テニスコーチってなんだろう?」
そんな漠然とした疑問を抱き、不安を感じたまま毎日毎日
コートに立ってレッスンをこなし続けた。
先輩コーチのレッスンを見て勉強しようとしたけど、
やっぱり経験のある先輩コーチたちは、教え方も上手いし
テニスも綺麗なんだよね。
余計にテニスコーチの難しさというか、奥深さを感じてしまい
自分自身がコーチとしてどういう存在でコートに立てば
良いのか分からなくなってきた。
それでも徐々に経験を積みながら、テニスの技術も
上げること出来たので、テニスに対して自信も高めることが、
出来て、やっとレッスンってどうやるのか分かってきた。
でも一番決定的だったのは、とある先輩コーチから言われた
一言がキッカケなんだよ。
その先輩は俺より10歳以上離れたコーチで、俺よりテニスが
強かっただけでなく、左利きでネットプレーが抜群に上手い
憧れの先輩コーチ。
でも普段から色んなところでその先輩コーチは練習もレッスンも
していたから、なかなか一緒に練習する機会は無かったんだけど
ある日、俺に連絡が来た。
「今度の横浜市民大会、一般のシングルスで優勝したい。
高西、手伝ってくれないか?」
横浜市民大会は単なる市民大会とは違い、規模が大きい分だけ
レベルも高くなる。
そんな横浜市民大会のシングルス優勝を狙うための
練習パートナーになって欲しいと言われたのだ。
もちろん「僕で良ければ!!」とすぐOKをした。
それからはその先輩コーチと毎日のように練習。
俺より強いし先輩のコーチだったけど、俺としては毎日彼の
テニスを受けながら、段々と俺自身が気になった彼の
ダメな部分を言うようになっていった。
それは毎日受けていると分かる「良い時」と「ダメな時」の
違い・・・たったそれだけなんだけどね。
「俺の意見」とか「俺が持っていた情報」っていう
偉そうなのではなく、その先輩コーチを毎日観察して得た
単なる客観的な情報をただ淡々と毎日伝えるようにしていた。
だって格下の後輩ではあるが、それ以上に優勝してもらいたい
という思いがあったからね。
結果、その先輩コーチは横浜市民大会のシングルスを
見事優勝したのだった。
そして一番にまず俺に電話をかけてくれた。
「高西のおかげだよ。一緒に練習してくれてありがとう。
練習の時、色々言ってくれたおかげで優勝が出来た!」
そう言われて、本当に嬉しかった。
そしてその時、
「テニスコーチって簡単になれるんだ」って思ったのだ。
最初、俺は単なるヒッティングパートナーでしかなれないって
思ってたけど、その人をちゃんと観察して、その人の中の
いい部分と悪い部分を見つけ出して、ちゃんと情報として伝える
ことが出来れば、それは立派なコーチと言える。
もちろん自分なりの意見を述べたり、新たな情報をもたらすことも
必要なことではあるが、基本は「ちゃんと見といてあげる」
なんだよね。
その先輩コーチから「ありがとう」って言われてからは、俺は
今まで以上に自信持ってどんな人にも、どんなレベルにも
自信持ってレッスンすることが出来るようになった。
自分より強い選手や、見たことないテニスをやる選手の
コーチやる時でも、まずはその選手のプレーを
たくさん見てあげて、それからその中の良いプレーを指摘して
増やすようにしてもらい、また悪いプレーも指摘して、それを
減らすようにしてもらえばイイことでしょ。
テニスコーチって簡単に出来るって思わない?
まずは周りでテニスをやっている人のテニスを
ジッと見てあげて、そのいい部分と悪い部分を指摘出来る
くらいになっていれば、コーチになれますよ。
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