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てにすまん 高西ともブログ 2012/8/7

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サーブミスが多いのはここかもしれない。

[技術【サーブ】] 投稿日時:2012/08/07(火) 23:29

サーブを打つ時のステップってどうなってる?
俺の場合は、右足を左足の横までスッと寄せてから
サーブを打つ。
このパターンの人って多いんじゃないかな?
中には、寄せた右足が左足を追い越して、
フットフォルトをしてしまう人もいる。
厚いグリップでサーブを打つ人も体が開きやすいから
右足が前に出やすいよね。
 
ところでサーブの軸足ってどっちか分かる?
右利きの人は左足が軸となる。
左足でしっかりと地面を蹴って左足で着地をするから
体の向きが崩れないままバランス良くサーブが打てる。
でもこの左足に体重を乗せるのが苦手な人って多い。
ストロークの時でも、左足を前足として使ったフォアハンドとか
同じく左足を後ろ足として使ったバックハンドが、なかなか
打てない人は、左足に体重乗せるのが苦手な人。
そんな人はサーブの時に、左足のサポートとして右足を寄せて
言わば両足ジャンプ的な感じで打つことが多くなるのだ。
俺も元々左足に体重乗せるのが苦手だったので、その頃の
名残で右足を寄せるサーブになった。
 
しかし右足を寄せるのは良いのだが、この寄せた右足が
出しゃばって軸足になってしまうとまずいのだ。
右足が軸となって地面を蹴ってしまうと、左足は余計に
大人しくなり地面を蹴ろうとしない。
そうなると体はどうなる?
左足の横まで右足を寄せているので、足は両足とも
並んでいるような状態。
それで右足だけ強く蹴ってジャンプしようとするとバランスが
取れず、体は傾きやすいし、当然体の向きも
正面になりやすい。
右足で蹴りながらも縮こまった左足で着地しようとすると
当然上体は落ちてしまい、頭も下がりやすい。
 
だからサーブを打つと同時に左側へ体が傾いたり、
前向きに開いてしまいやすい人は、本来軸足である左足が
縮こまり、その分右足が頑張りすぎている場合が多いかも。
普段は出来ていても、セカンドサーブとかビビッた場面に
なると左足がダメになって軸足の仕事をしないなんて
こともある。
俺も、たまに左足が急に軸足として機能しなかったりする
ことがあるよ。
メンタルの部分と大きくその辺りは関係していると感じる。
 
「とにかく入れば良い・・・」
試合に出ている人は、とにかくそういう気持ちでサーブを
まずは覚えてしまうから、どうしても最初に誤魔化しながら
使った技が身に付いてしまう。
それは厚いグリップで打つ厚い当たりのサーブだったり、頭の
真上で捕らえる回転多めのサーブだったりするんだけど、
右足を寄せて右足軸でサーブを打つってのも、そのまま
ずっと癖として残りやすく、その癖のせいで左足がきっちり
機能しなくてサーブが伸びていかないケースは多い。
今一度自分のサーブのステップを見直してみよう。
大事な場面でもちゃんと左足がしっかり機能しているか
しっかりチェックしておかないと、なかなか安定したサーブを
作り上げられないよ。
不安定な場合でも、足の使い方分かれば原因がわかるかも。

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