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てにすまん 高西ともブログ 2013/10/24
テニススクールの通い方
[テニスコーチ] 投稿日時:2013/10/24(木) 18:02
18歳で上京してテニススクールコーチの会社に就職。
そこで10年以上スクールコーチとして働いてから
独立した。
テニススクール・・・そこでの経験は当然今の自分の
レッスンスタイルに生きてはいるけど、なかなか
特殊な環境だったなって思う。
もちろん、スクールコーチの中でも、ちゃんとしたテニスを
教えようって頑張っているコーチもいるし、スクール自体が
そうやって本物のテニスを取り組んでいる所もある。
でも「ん?」って思うことも色々あったよ。
「○○コーチは違うことを言っているのですが」
こんなことを言う生徒さん、スクールでコーチをやっていると
よくあること。
それぞれ自分の経験して来たことに基づいてアドバイスするから
同じスクール内でも当然コーチによって相違するアドバイスも
あり得るんだけど、やっぱりスクールとしては「統一感」だの
「コーチ同士の連携」を大事にしてしまうので、
「教え方を統一しましょう。生徒が困惑するから」
ということになりやすい。
すると一言一句アドバイスの仕方や内容をチェックすることに
なったり、挙げ句の果てにレッスン内容や一つ一つの
練習ドリルの時間まで統一することになるのだ。
いわゆるサービスの平均化だね。
そうなると、当然それぞれのコーチの特色が出しにくくなるし
突っ込んだ内容のレッスンもやりにくくなる。
表面だけを軽く撫でるようにした無難なレッスンとなって
しまうと、生徒さんもコーチもちょっと不完全燃焼と
なってしまうのだ。
特に人気のある時間帯や、人数の多い中級レベルのクラス
なんかになると10人を超える生徒にレッスンしないと
いけなくなる。
そんな人数のクラスにはとりあえず無難な内容の課題と、
ありきたりのアドバイスを元気の良い声で爽やかに叫んでおいて、
あとは程よくボール出し練習なんかで運動量を与えてあげることと
2、3球はコーチ自ら一緒に打ってあげる・・・なんて内容で
平和にレッスンが無事終わった気にさせるのだ。
そうなると、とかくテニスコーチは生徒一人一人との
個別な言葉のやり取りを減らしてしまう。
その人のプレースタイルどころか、その人が普段試合に
出場しているかどうかなんかも知らなかったりする。
アドバイスをくれたとしても他の皆にも言っているような
無難で新鮮味の無い内容だったりするしね。
じゃあ、もっとテニスコーチから自分の為だけの言葉を
引き出したい場合はどうすれば良いのだろうか。
もちろん優秀なスクールコーチを探して受講することが
一番なんだけど、本当は生徒自身が変わる事なんだよ。
生徒が自分で考えて自分で判断出来るようになること。
先ほども書いたように、違うコーチに正反対の事を言われたと
しても、ただ「違う事を言われた」ではなく、それぞれの
メリットとデメリットを考え、自分のテニスの状況に合った
ものはどちらか・・・ってことまで考えられるようにする。
要するに、どんなアドバイスも混乱無く受け入れられる用意が
あることをコーチに伝えないと、なかなか突っ込んだ
アドバイスはスクールコーチからは引き出せなかったり
するもんなんだよ。
もし無難にもらったアドバイスだったとしても、それを言われて
実行した結果どういう成果があったかもそのコーチに報告してみよう。
そして、それを更に発展させて応用させる為にはどうすれば
良いか、自分なりに考えたイメージを伝える事も大事。
試合が近いなら、その試合でどう臨むかという考えを伝える
ことも大きくテニスコーチの気持ちを開かせるキッカケになる。
でもそこまで突っ込んで話を発展させたのに、
次の新しいアドバイスがもらえない場合は
そのテニスコーチはやる気が無いか、
テニスの事を実は知らないかだね。
テニスはとにかく自立心が無いと上達出来ない。
自分で考え、状況判断が出来る人は、例え1面12名で
受けなきゃいけないようなゴチャゴチャしたクラスでも
ちゃんと練習内容と目的を把握し、上達に繋がるレッスンを
受ける事が出来る。
コーチにアドバイスされるのを待っていたり、アドバイス
されたことをただこなす・・・なんて形でスクールに
通っている人は、よっぽどちゃんと分かっている
テニススクールコーチに担当してもらわないと、
楽しいけれど、何も残らない・・・なんて結果に
終わってしまいます。
決められた時間に、ボールも相手もコーチも用意
してくれているテニススクールって便利だけれど
しっかり「自分」を持って通いましょう。
そこで10年以上スクールコーチとして働いてから
独立した。
テニススクール・・・そこでの経験は当然今の自分の
レッスンスタイルに生きてはいるけど、なかなか
特殊な環境だったなって思う。
もちろん、スクールコーチの中でも、ちゃんとしたテニスを
教えようって頑張っているコーチもいるし、スクール自体が
そうやって本物のテニスを取り組んでいる所もある。
でも「ん?」って思うことも色々あったよ。
「○○コーチは違うことを言っているのですが」
こんなことを言う生徒さん、スクールでコーチをやっていると
よくあること。
それぞれ自分の経験して来たことに基づいてアドバイスするから
同じスクール内でも当然コーチによって相違するアドバイスも
あり得るんだけど、やっぱりスクールとしては「統一感」だの
「コーチ同士の連携」を大事にしてしまうので、
「教え方を統一しましょう。生徒が困惑するから」
ということになりやすい。
すると一言一句アドバイスの仕方や内容をチェックすることに
なったり、挙げ句の果てにレッスン内容や一つ一つの
練習ドリルの時間まで統一することになるのだ。
いわゆるサービスの平均化だね。
そうなると、当然それぞれのコーチの特色が出しにくくなるし
突っ込んだ内容のレッスンもやりにくくなる。
表面だけを軽く撫でるようにした無難なレッスンとなって
しまうと、生徒さんもコーチもちょっと不完全燃焼と
なってしまうのだ。
特に人気のある時間帯や、人数の多い中級レベルのクラス
なんかになると10人を超える生徒にレッスンしないと
いけなくなる。
そんな人数のクラスにはとりあえず無難な内容の課題と、
ありきたりのアドバイスを元気の良い声で爽やかに叫んでおいて、
あとは程よくボール出し練習なんかで運動量を与えてあげることと
2、3球はコーチ自ら一緒に打ってあげる・・・なんて内容で
平和にレッスンが無事終わった気にさせるのだ。
そうなると、とかくテニスコーチは生徒一人一人との
個別な言葉のやり取りを減らしてしまう。
その人のプレースタイルどころか、その人が普段試合に
出場しているかどうかなんかも知らなかったりする。
アドバイスをくれたとしても他の皆にも言っているような
無難で新鮮味の無い内容だったりするしね。
じゃあ、もっとテニスコーチから自分の為だけの言葉を
引き出したい場合はどうすれば良いのだろうか。
もちろん優秀なスクールコーチを探して受講することが
一番なんだけど、本当は生徒自身が変わる事なんだよ。
生徒が自分で考えて自分で判断出来るようになること。
先ほども書いたように、違うコーチに正反対の事を言われたと
しても、ただ「違う事を言われた」ではなく、それぞれの
メリットとデメリットを考え、自分のテニスの状況に合った
ものはどちらか・・・ってことまで考えられるようにする。
要するに、どんなアドバイスも混乱無く受け入れられる用意が
あることをコーチに伝えないと、なかなか突っ込んだ
アドバイスはスクールコーチからは引き出せなかったり
するもんなんだよ。
もし無難にもらったアドバイスだったとしても、それを言われて
実行した結果どういう成果があったかもそのコーチに報告してみよう。
そして、それを更に発展させて応用させる為にはどうすれば
良いか、自分なりに考えたイメージを伝える事も大事。
試合が近いなら、その試合でどう臨むかという考えを伝える
ことも大きくテニスコーチの気持ちを開かせるキッカケになる。
でもそこまで突っ込んで話を発展させたのに、
次の新しいアドバイスがもらえない場合は
そのテニスコーチはやる気が無いか、
テニスの事を実は知らないかだね。
テニスはとにかく自立心が無いと上達出来ない。
自分で考え、状況判断が出来る人は、例え1面12名で
受けなきゃいけないようなゴチャゴチャしたクラスでも
ちゃんと練習内容と目的を把握し、上達に繋がるレッスンを
受ける事が出来る。
コーチにアドバイスされるのを待っていたり、アドバイス
されたことをただこなす・・・なんて形でスクールに
通っている人は、よっぽどちゃんと分かっている
テニススクールコーチに担当してもらわないと、
楽しいけれど、何も残らない・・・なんて結果に
終わってしまいます。
決められた時間に、ボールも相手もコーチも用意
してくれているテニススクールって便利だけれど
しっかり「自分」を持って通いましょう。
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