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てにすまん 高西ともブログ 2013/12/13

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頑張れ!100球ラリー!

[練習] 投稿日時:2013/12/13(金) 23:34

先日、とある高校の部活の練習の中で
「100球ラリーを続けよう」という練習を行った。
100球ラリーだからとにかく相手と50回ずつ
ミスしないで繋ぎ合えば良いんだけど、ただ
それだけの課題だったら練習にならない。
だって、一緒に打ち合う相手と協力し合って
優しいボールで丁寧に仲良く打ち合っていたら100回とは
言え、簡単に出来てしまう。
ま、それでも自信が付くとか、プレッシャー慣れするとか
そういうトレーニングになるかもしれないが、
そもそもネットの向こうに立っている相手と協力を
し合うって時点でもうテニスというスポーツと違って
くるでしょ?
ネットの向こうに立っている相手は敵な訳だから
この練習で意識しなきゃいけないのは、
「俺は繋ぎ続けるけど、お前はミスしろ!」という
気持ちで行うことだね。
「何球でも俺は返球し続けるぞ!」
そういう気持ちでやることも大事だね。
そういう意味では、例え100回ラリーが続かなくても
相手にミスさせることに成功し、自分がノーミスばかり
だったら、ある意味練習に成功していると言える。
 
だからこの100球ラリーの中でやらなきゃいけないことは
まず、絶対ミスしないようなショットを打たないといけない
ので、ネットギリギリでもなく、ラインギリギリでもなく
超安定型のショットを用意すること。
そして余裕があれば、それに加えて相手がミスしてしまうような
要素を足してもらいたい。
例えば、弾道を高くしてトップスピンの回転量を
増やすと、バウンドは更に高く弾むでしょ?
そうするとこちらの安定感は損なわれないまま、
相手は打ちにくく感じるので相手のミスの確率は上がる。
他にも、トップスピンで返球し続けながら急にスライスを
混ぜるなどして弾道を変えたり、相手がバック苦手であれば
バックに集め続ける・・・などこっちは「100球続けるぜ!」
って意気込みを見せ付けながら、相手にはミスを促すという
要素を盛り込むことが出来れば最高だ。
で、お互いそうやって安定させながらも相手にはミスをさせる
仕掛けをしながら結局100球互いにミスせずに続けることが出来れば
それは本当に実戦に近い緊張感や攻防戦が感じられると思う。
 
で、実際その時の高校生達の「100球ラリー」の練習はどうだったか
と言うと、そういった課題を設けたにも関わらず、安定型ストロークが
上手く設定出来ず、結局最後は互いに協力し合って仲良く100球の
ラリーを続けていた・・・。
ま、最初はしょうがない。
徐々に成長していって欲しいんだけど、とにかく「100球ラリー」の
練習で意識しないといけない部分を忘れないようにしてもらいたい。
「俺はミスしない!相手にミスさせる!」