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てにすまん 高西ともブログ 2013/4/25
夢と希望と・・・金が必要。
[過去の思い出] 投稿日時:2013/04/25(木) 11:47
テニス選手で成功したいって思って頑張っている人は
多いけど、戦績上げてランキング伸ばしていくことって
大変なことである。
練習も近所のコートでやっているだけじゃダメで、
ちゃんとレベルの高い選手が集まる場所で、ちゃんとした
指導者に見てもらわないとなかなか芽は出にくい。
試合も出場し続けないといけないんだけど、それこそ
出場する大会を選んで出ないといけないでしょ?
そうなると家から通える会場だけじゃなくて、遠征で何日も
泊まって戦わなきゃいけい場合もあるし、何大会もハシゴして
遠征を続けなきゃいけないこともある。
飛行機で海外にも飛び出したりすることなんかも必要になってくる。
そうなると大変になってくるのがお金だ。
日本で賞金かかったオープン大会に出場するだけでも
予選で6000円~8000円くらい。
本戦に勝ち上がれば差額が更に5000円以上発生する。
本戦に上がれば賞金がもらえるけど、エントリーフィーを
取り返すには大会にもよるけど2,3回戦まで勝ち上がらないと
いけないし、そうなると今度は宿泊費や食事代の滞在費も
かかってくる。
もちろん交通費もかかるしね。
ITFなんかの国際大会はもう少し予選出場料金は安かった
けど、こちらは本戦に上がるのがキツいから賞金で
ペイバックされるのを期待するのは更に難しくなる。
練習場所としてスクールやアカデミーに所属するのも、当然
通常の一般スクールよりもお金が掛かる。
だって練習時間は3時間以上欲しいし、それを週に何日も続けなきゃ
いけないうえに、1面あたりの使用人数も、選手はシングルスをメインで
行うことを考えるとたくさんは入れられない。
コーチも経験あるコーチが必要になるから人件費も掛かる。
そうなると月謝もその分上乗せされるでしょ?
とにかく選手として頑張り続けるにはお金が掛かるのだ。
俺なんか選手活動を本格的に始めたのはスクールコーチとして
就職してからだから、当初はまだお金は掛からなかった。
コートはタダで使えたし、先輩コーチは皆俺より強かったうえに
俺にタダでコーチしてくれたからね。
でもその環境で続けていくにも限界はあった。
先輩と練習試合して手応えを掴んだり、大会でも少しずつ
結果を残し始めた時点で、次の環境を探し始めた。
まずは安易な考えでアメリカに渡った。
アメリカに行くと強くなると思ったからね。
このアメリカは3ヶ月間の滞在だったんだけど、費用は
およそ60万円。
でも所属していた会社が往復チケット代を援助してくれたのと、
アメリカでの練習場所は全て大学のテニスチームに混ぜてもらったから
これはかなり安い金額なんだけど、当時21歳の俺の給料から考えると
凄い出費であった。
帰国後は、試合出場回数を増やし、と同時に練習場所は会社の
スクールコートだけじゃなく、国内のトップ選手も集まるアカデミーに
通うようにした。
練習は一回5000円で、それを週2回か3回通った。
その為の車も購入したし、ラケットやシューズも「何でもいいや」って
思っていたのをちゃんと選んで購入するようになった。
出費は急激に増えていった。
そのおかげで急激にテニスを上達させることが出来たんだけど、
そうなると体がついてこない・・・ということで、トレーナーを見付けて
トレーニングを本格的にスタート。
もちろんこれも有料。
サプリメントなんかも摂取し始めたので、トレーニング関係で
月2万円弱の出費。
技術だけじゃなく、身体的なパフォーマンスも向上してくると更に
目標が高くなり「じゃあ、1年くらい海外で・・・」ということで、今度は
安易な考えじゃなく、しっかり計画を立て色んな人に助言してもらって
スペインへ行くことになった。
1年間スペインのアカデミーに所属して練習したり遠征行ったり
したんだけど、その費用は飛行機代、滞在費全て入れて300万円。
しかし、当時は物価がむちゃくちゃ安かったから、今現在はこれの
1.5倍くらいかも。
そしてその2年後に再度スペインで3ヶ月間の選手活動。
今度は練習よりも遠征中心にして、よりハイレベルな経験を求めて
行ったんだけど、この時掛かったのは100万円以上。
運良くある日本人選手のアパートに「料理係」としてタダで
泊めてもらったから、それでもかなり安くなったんだけど、やっぱり
遠征に行くとホテル代、飯代、交通費、帯同コーチのお金が掛かったよ。
結局選手活動を引退するまでにいくら使ったかザッと
計算したんだけど1000万円以上は使っている。
結局選手活動はお金が掛かるんだよ。
それでも選手ってお金を惜しんじゃいけない。
ケチった結果、新しい世界が見えなくなってしまったら成長が止まって
しまうだけでなく、自分の内面ばかり見てしまうようになり自分の
ダメな部分ばかりを感じ取ってしまい、魅力のない選手になってしまう。
次に進む道、そこに向かう方法、成功するチャンスも今いる場所ではなく
動きまくって探さないと出会わないからね。
結局俺は賞金で回収したのは100万円にも満たなかったから成功者とは
言い難いけど、それ以上のものを得たと思っている。
それから実際トッププロになって稼いでいる選手たちも、当然稼ぐ前は自分の
テニスへ俺以上に投資しているからね。
もちろん無駄遣いをしてはいけない。
お金を掛けた分だけ、世界が広がったかちゃんと見極めないといけない。
そしてそのお金が出たところに感謝して、結果を見せないといけない。
俺の場合は大半が自分で稼いだお金だけど、会社からの援助もあったし
親の援助もあったから、そこへ感謝の気持ちを示すことと結果の報告だね。
お金が惜しいんだったら、今すぐ選手活動は辞めた方が良いかも。
海外に行けとは言わないが、とにかく日々の選手活動で常に新鮮且つ
新たな道が発見出来る環境を作って欲しい。
その為のお金を惜しむなよ。
多いけど、戦績上げてランキング伸ばしていくことって
大変なことである。
練習も近所のコートでやっているだけじゃダメで、
ちゃんとレベルの高い選手が集まる場所で、ちゃんとした
指導者に見てもらわないとなかなか芽は出にくい。
試合も出場し続けないといけないんだけど、それこそ
出場する大会を選んで出ないといけないでしょ?
そうなると家から通える会場だけじゃなくて、遠征で何日も
泊まって戦わなきゃいけい場合もあるし、何大会もハシゴして
遠征を続けなきゃいけないこともある。
飛行機で海外にも飛び出したりすることなんかも必要になってくる。
そうなると大変になってくるのがお金だ。
日本で賞金かかったオープン大会に出場するだけでも
予選で6000円~8000円くらい。
本戦に勝ち上がれば差額が更に5000円以上発生する。
本戦に上がれば賞金がもらえるけど、エントリーフィーを
取り返すには大会にもよるけど2,3回戦まで勝ち上がらないと
いけないし、そうなると今度は宿泊費や食事代の滞在費も
かかってくる。
もちろん交通費もかかるしね。
ITFなんかの国際大会はもう少し予選出場料金は安かった
けど、こちらは本戦に上がるのがキツいから賞金で
ペイバックされるのを期待するのは更に難しくなる。
練習場所としてスクールやアカデミーに所属するのも、当然
通常の一般スクールよりもお金が掛かる。
だって練習時間は3時間以上欲しいし、それを週に何日も続けなきゃ
いけないうえに、1面あたりの使用人数も、選手はシングルスをメインで
行うことを考えるとたくさんは入れられない。
コーチも経験あるコーチが必要になるから人件費も掛かる。
そうなると月謝もその分上乗せされるでしょ?
とにかく選手として頑張り続けるにはお金が掛かるのだ。
俺なんか選手活動を本格的に始めたのはスクールコーチとして
就職してからだから、当初はまだお金は掛からなかった。
コートはタダで使えたし、先輩コーチは皆俺より強かったうえに
俺にタダでコーチしてくれたからね。
でもその環境で続けていくにも限界はあった。
先輩と練習試合して手応えを掴んだり、大会でも少しずつ
結果を残し始めた時点で、次の環境を探し始めた。
まずは安易な考えでアメリカに渡った。
アメリカに行くと強くなると思ったからね。
このアメリカは3ヶ月間の滞在だったんだけど、費用は
およそ60万円。
でも所属していた会社が往復チケット代を援助してくれたのと、
アメリカでの練習場所は全て大学のテニスチームに混ぜてもらったから
これはかなり安い金額なんだけど、当時21歳の俺の給料から考えると
凄い出費であった。
帰国後は、試合出場回数を増やし、と同時に練習場所は会社の
スクールコートだけじゃなく、国内のトップ選手も集まるアカデミーに
通うようにした。
練習は一回5000円で、それを週2回か3回通った。
その為の車も購入したし、ラケットやシューズも「何でもいいや」って
思っていたのをちゃんと選んで購入するようになった。
出費は急激に増えていった。
そのおかげで急激にテニスを上達させることが出来たんだけど、
そうなると体がついてこない・・・ということで、トレーナーを見付けて
トレーニングを本格的にスタート。
もちろんこれも有料。
サプリメントなんかも摂取し始めたので、トレーニング関係で
月2万円弱の出費。
技術だけじゃなく、身体的なパフォーマンスも向上してくると更に
目標が高くなり「じゃあ、1年くらい海外で・・・」ということで、今度は
安易な考えじゃなく、しっかり計画を立て色んな人に助言してもらって
スペインへ行くことになった。
1年間スペインのアカデミーに所属して練習したり遠征行ったり
したんだけど、その費用は飛行機代、滞在費全て入れて300万円。
しかし、当時は物価がむちゃくちゃ安かったから、今現在はこれの
1.5倍くらいかも。
そしてその2年後に再度スペインで3ヶ月間の選手活動。
今度は練習よりも遠征中心にして、よりハイレベルな経験を求めて
行ったんだけど、この時掛かったのは100万円以上。
運良くある日本人選手のアパートに「料理係」としてタダで
泊めてもらったから、それでもかなり安くなったんだけど、やっぱり
遠征に行くとホテル代、飯代、交通費、帯同コーチのお金が掛かったよ。
結局選手活動を引退するまでにいくら使ったかザッと
計算したんだけど1000万円以上は使っている。
結局選手活動はお金が掛かるんだよ。
それでも選手ってお金を惜しんじゃいけない。
ケチった結果、新しい世界が見えなくなってしまったら成長が止まって
しまうだけでなく、自分の内面ばかり見てしまうようになり自分の
ダメな部分ばかりを感じ取ってしまい、魅力のない選手になってしまう。
次に進む道、そこに向かう方法、成功するチャンスも今いる場所ではなく
動きまくって探さないと出会わないからね。
結局俺は賞金で回収したのは100万円にも満たなかったから成功者とは
言い難いけど、それ以上のものを得たと思っている。
それから実際トッププロになって稼いでいる選手たちも、当然稼ぐ前は自分の
テニスへ俺以上に投資しているからね。
もちろん無駄遣いをしてはいけない。
お金を掛けた分だけ、世界が広がったかちゃんと見極めないといけない。
そしてそのお金が出たところに感謝して、結果を見せないといけない。
俺の場合は大半が自分で稼いだお金だけど、会社からの援助もあったし
親の援助もあったから、そこへ感謝の気持ちを示すことと結果の報告だね。
お金が惜しいんだったら、今すぐ選手活動は辞めた方が良いかも。
海外に行けとは言わないが、とにかく日々の選手活動で常に新鮮且つ
新たな道が発見出来る環境を作って欲しい。
その為のお金を惜しむなよ。
2013年4月
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