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てにすまん 高西ともブログ 2013/8
ボレー上達はネットプレー心にあり
[技術【ネットプレー】] 投稿日時:2013/08/26(月) 18:43
とにかくボレーが嫌い!
高校生の頃はそう感じていたし、高校卒業してコーチに
なってからもずっと感じていた。
何とかボレーが出来るようになりたい・・・そう思って
日々練習をしたし、ボレーが上手い先輩コーチの
打ち方を観察したんだけど、手応えは無かった。
18歳で入社したそのテニススクールでは毎日朝練を
やっていたんだけど、その内容は大抵「自分がやりたいことを順番で」
という形で行われることが多かった。
俺は苦手である「バックハンドストローク」、そしてもちろん「ボレー」の
練習をお願いして毎朝のように取り組んでいた。
その練習内容は、ボール出しをしてもらってボレーのステップや
打ち方など基礎的なフォームを覚え、そして繰り返し行うことで
身に付けるということ、そして短いボールを出してもらって、
それをアプローチしてネットプレーからのシングルス練習といったもの。
でもいくら綺麗なフォームと思われる打ち方でボレーを打っても
ショットにキレがないし、アプローチからネットプレーをしても
抜かれるか、触ったとしてもミスするかして「試合では全然使えない」って
気持ちが膨らむばかり。
「やっぱり俺はボレーの才能がないんだ」
逆にやればやるほど、そう思って自信はどんどん無くなっていった。
出口の見えない真っ暗なトンネルを走っている気分だったけど
何とかそこから抜け出したいという気持ちは変わらず持っていたから、
そこで諦めることはしなかった。
幸い、その時は試合での戦績もさほどいい結果を残している訳ではなかった
から、戦績の維持・・・なんかは気にせず、時間をかけてネットプレーに
取り組んでやろうって思ったのだ。
練習方法は何やっても手応えは無かったので、とりあえず1年間、
ボレーは手応えは無いし、技術はショボイままだけど、ネットプレーヤーとして
試合に出続けようって思ったのだ。
サーブはもちろんサーブ&ボレー。
レシーブも出来る限りレシーブダッシュ。
最初にネットへ出られなかったとしても、2発目、3発目でどんどん前へ詰めて
ボレーを狙う・・・というルールを自分で決めて、1年間実行してみたのだ。
それをすることで、ボレーに慣れてボレーが上手くなるかなって思ってね。
当然、導入当初、結果はボロボロだった。
安定感が必要不可欠なテニスというスポーツで、どんどんそれと
真逆となるネットダッシュで前へ出まくる俺のテニスは、ミスも増えたし
相手に決められることも多くなったから、戦績が上がるどころか、
それまで勝っていた相手にも負けるようになってしまった
でもだからと言ってネットプレーを止めることはなかった。
だって、元のプレーに戻してまで大事に守るようなテニスじゃないのは
もう分かっていたからね。
「1年間やり続ける」という決心は変わらず、抜かれてもミスしても
毎ポイント、ネットへ詰め続けた。
しかし、ボロボロに抜かれながらもずっと続けていると、さすがにちょっとした
手応えが見え始めたんだけど、それは予想していたことと違ったんだよ。
それは何かと言うと、ポイントの取り方。
本来、ネットプレーを覚えたい理由は決めるショットを増やすため。
だからどんどんネットプレーを続けていくと、ボレーで決まるポイントが
増えると思っていたんだけど、実際ネットプレーにトライし続けた結果、
相手のミスでの得点が増えたのだ。
もちろん最初は、相手のミスが増えたこと以上に自分のミスや、
決められるポイントが多かったからあまり気にならなかったんだけど
明らかに粘るのが上手な相手でも、こちらがネットプレーを仕掛けると
ミスの数は増えたんだよ。
そういう相手って、こっちもストロークの場合は粘っても、
攻撃を仕掛けてもなかなかミスをしてくれないんだけど、
ササッとネットに詰めると意外と簡単にミスをしてくれたりするし
続けて次のポイントも前へ出ると、その相手はなかなか立ち直れず、
連続ミスをしてくれたりする。
ということは、ネットに詰めるということは、ボレーを決めに行く
ことよりも、相手にミスを促すために出る方が効率はイイという
ことになるし、そうなるとボレーは決めることよりも相手にパスを
抜かせないということを第一に考えておくべきだって思った。
しかも「パスを抜かせない」って思うようになると、相手のパスを
打つコースやタイミングを覚えるようになり、コースを読めるように
なっていった。
コースを読めるようになると、相手はよりこちらのボレーを嫌がって
ミスが増えたのだ。
「決める必要が無い」と思うようになると打ち方も変わった。
ブンブンとラケットを振って決めようとしていた以前と違って、面を合わせて
相手威力を利用して返球するボレーになっていったので、打ち方が
コンパクトになり、結果コースを相手に読まれにくいボレーになった。
加えて、コンパクトなボレーの打ち方は動き回った時もブレにくいから
ネットプレーでの守備範囲が広がっただけじゃなく、思い切って
前へ踏み込んでボレー・・・なんてタイミングで打てるようになった。
そして、そういう打ち方になって初めて
「うん、この飛びは良い!!」って満足するボレーの手応えを
感じることが出来たのだ。
そうなると結局「決めるボレー」も増えて行ったんだよ。
もちろん、ネットプレーを全ポイント思い切ってやろうって思って
すぐにこういう結果が出たわけじゃない。
最初にも言ったように、スタート当初は負けやすくなった。
1年やり通した結果「ん?出続けると相手が崩れやすいな」って
感じられるようになり、またその数年後に「第二次ネットプレーヤー期」を
また1年設けて、そこでやっと打ち方や踏み込み方に変化が出たので
かなり時間は掛かっている。
でもその結果、ボレーが上達するにはボレーの練習だけじゃダメって
ことが分かったのだ。
ボレーを上達させるには、ネットプレーヤーの真の目的を理解し
ネットプレーの本当の効果を分かっていないとボレーの技術って
進歩しないんだね。
それから、俺はボレーが苦手なんじゃなくて、ネットプレーヤーの気持ちが
分かっていなかっただけってことも判明したしね。
皆の中にも「ボレーが上手くなりたい」と思って、ひたすら
ボレーのフォームチェックと決めるボレーの練習をやっている人がいたら
現在の中途半端な段階でどんどんネットプレーをトライすることをオススメする。
ネットプレーは技術じゃなくて、キャラクターで戦うんだってことが
分かるはずだよ。
高校生の頃はそう感じていたし、高校卒業してコーチに
なってからもずっと感じていた。
何とかボレーが出来るようになりたい・・・そう思って
日々練習をしたし、ボレーが上手い先輩コーチの
打ち方を観察したんだけど、手応えは無かった。
18歳で入社したそのテニススクールでは毎日朝練を
やっていたんだけど、その内容は大抵「自分がやりたいことを順番で」
という形で行われることが多かった。
俺は苦手である「バックハンドストローク」、そしてもちろん「ボレー」の
練習をお願いして毎朝のように取り組んでいた。
その練習内容は、ボール出しをしてもらってボレーのステップや
打ち方など基礎的なフォームを覚え、そして繰り返し行うことで
身に付けるということ、そして短いボールを出してもらって、
それをアプローチしてネットプレーからのシングルス練習といったもの。
でもいくら綺麗なフォームと思われる打ち方でボレーを打っても
ショットにキレがないし、アプローチからネットプレーをしても
抜かれるか、触ったとしてもミスするかして「試合では全然使えない」って
気持ちが膨らむばかり。
「やっぱり俺はボレーの才能がないんだ」
逆にやればやるほど、そう思って自信はどんどん無くなっていった。
出口の見えない真っ暗なトンネルを走っている気分だったけど
何とかそこから抜け出したいという気持ちは変わらず持っていたから、
そこで諦めることはしなかった。
幸い、その時は試合での戦績もさほどいい結果を残している訳ではなかった
から、戦績の維持・・・なんかは気にせず、時間をかけてネットプレーに
取り組んでやろうって思ったのだ。
練習方法は何やっても手応えは無かったので、とりあえず1年間、
ボレーは手応えは無いし、技術はショボイままだけど、ネットプレーヤーとして
試合に出続けようって思ったのだ。
サーブはもちろんサーブ&ボレー。
レシーブも出来る限りレシーブダッシュ。
最初にネットへ出られなかったとしても、2発目、3発目でどんどん前へ詰めて
ボレーを狙う・・・というルールを自分で決めて、1年間実行してみたのだ。
それをすることで、ボレーに慣れてボレーが上手くなるかなって思ってね。
当然、導入当初、結果はボロボロだった。
安定感が必要不可欠なテニスというスポーツで、どんどんそれと
真逆となるネットダッシュで前へ出まくる俺のテニスは、ミスも増えたし
相手に決められることも多くなったから、戦績が上がるどころか、
それまで勝っていた相手にも負けるようになってしまった
でもだからと言ってネットプレーを止めることはなかった。
だって、元のプレーに戻してまで大事に守るようなテニスじゃないのは
もう分かっていたからね。
「1年間やり続ける」という決心は変わらず、抜かれてもミスしても
毎ポイント、ネットへ詰め続けた。
しかし、ボロボロに抜かれながらもずっと続けていると、さすがにちょっとした
手応えが見え始めたんだけど、それは予想していたことと違ったんだよ。
それは何かと言うと、ポイントの取り方。
本来、ネットプレーを覚えたい理由は決めるショットを増やすため。
だからどんどんネットプレーを続けていくと、ボレーで決まるポイントが
増えると思っていたんだけど、実際ネットプレーにトライし続けた結果、
相手のミスでの得点が増えたのだ。
もちろん最初は、相手のミスが増えたこと以上に自分のミスや、
決められるポイントが多かったからあまり気にならなかったんだけど
明らかに粘るのが上手な相手でも、こちらがネットプレーを仕掛けると
ミスの数は増えたんだよ。
そういう相手って、こっちもストロークの場合は粘っても、
攻撃を仕掛けてもなかなかミスをしてくれないんだけど、
ササッとネットに詰めると意外と簡単にミスをしてくれたりするし
続けて次のポイントも前へ出ると、その相手はなかなか立ち直れず、
連続ミスをしてくれたりする。
ということは、ネットに詰めるということは、ボレーを決めに行く
ことよりも、相手にミスを促すために出る方が効率はイイという
ことになるし、そうなるとボレーは決めることよりも相手にパスを
抜かせないということを第一に考えておくべきだって思った。
しかも「パスを抜かせない」って思うようになると、相手のパスを
打つコースやタイミングを覚えるようになり、コースを読めるように
なっていった。
コースを読めるようになると、相手はよりこちらのボレーを嫌がって
ミスが増えたのだ。
「決める必要が無い」と思うようになると打ち方も変わった。
ブンブンとラケットを振って決めようとしていた以前と違って、面を合わせて
相手威力を利用して返球するボレーになっていったので、打ち方が
コンパクトになり、結果コースを相手に読まれにくいボレーになった。
加えて、コンパクトなボレーの打ち方は動き回った時もブレにくいから
ネットプレーでの守備範囲が広がっただけじゃなく、思い切って
前へ踏み込んでボレー・・・なんてタイミングで打てるようになった。
そして、そういう打ち方になって初めて
「うん、この飛びは良い!!」って満足するボレーの手応えを
感じることが出来たのだ。
そうなると結局「決めるボレー」も増えて行ったんだよ。
もちろん、ネットプレーを全ポイント思い切ってやろうって思って
すぐにこういう結果が出たわけじゃない。
最初にも言ったように、スタート当初は負けやすくなった。
1年やり通した結果「ん?出続けると相手が崩れやすいな」って
感じられるようになり、またその数年後に「第二次ネットプレーヤー期」を
また1年設けて、そこでやっと打ち方や踏み込み方に変化が出たので
かなり時間は掛かっている。
でもその結果、ボレーが上達するにはボレーの練習だけじゃダメって
ことが分かったのだ。
ボレーを上達させるには、ネットプレーヤーの真の目的を理解し
ネットプレーの本当の効果を分かっていないとボレーの技術って
進歩しないんだね。
それから、俺はボレーが苦手なんじゃなくて、ネットプレーヤーの気持ちが
分かっていなかっただけってことも判明したしね。
皆の中にも「ボレーが上手くなりたい」と思って、ひたすら
ボレーのフォームチェックと決めるボレーの練習をやっている人がいたら
現在の中途半端な段階でどんどんネットプレーをトライすることをオススメする。
ネットプレーは技術じゃなくて、キャラクターで戦うんだってことが
分かるはずだよ。
テニスってこんなスポーツ
[考え方] 投稿日時:2013/08/21(水) 06:48
テニスってどんなスポーツ?
そう聞かれるとどう答えるだろう。
「どんな人間であろうと、相手に勝つ可能性が
残されているワクワクするスポーツ」と答えるかな。
攻撃力が無くても粘って勝つことも出来るし、戦術で勝つ
こともあるし、とにかくレベル差あってもひっくり返すことが
可能なスポーツだからね。
それから色んな攻め方や守り方、またその組み合わせパターンが
無限にあること、そしてそこからプレーをチョイスして何ポイントも
積み重ねながら勝利を追い求めるというのも、それぞれの個性や
人格が反映されるので、
「自分らしさを表現出来るスポーツ」とも言える。
またそれをネット挟んだ相手と向き合って自己アピールをして
見せつけないといけないので、結果的には
「相手とコミュニケーションを取れるスポーツ」とも言えるね。
これらの要素を感じないでテニスをしていると、テニスの魅力は
半減してしまうどころか、勝てないテニスになってしまうんだよ。
強い相手を前にした時、その強さをどう崩そうか考えるワクワク感や
弱い相手に手堅く勝つ方法を探るドキドキ感を感じないと人は
チャンスを逃したりピンチをスルーしたりしてしまう。
試合中に脳みそフル回転で自分のアイデアを絞り出したり、
ポリシーを主張したりすることが出来ないとスコアに惑わされたり
相手のテニスに翻弄されてしまいやすい。
相手とのコミュニケーションが取れないと、独りよがりなプレーに
走ってしまうし、相手も苦しい状況にあることに気付かなかったり
するんだよ。
でもまだテニスを始めたばかりの頃や、試合に出始めの人は
こういうことに気が付かないどころか、勘違いしている場合が多い。
もちろん俺も昔はそうだったからね。
「テニスは相手と打ち合って、相手を打ち負かすスポーツ」
そう考えている人って多いんじゃないかな?
テニスが上手い人の試合を観ていると、確かに相手を打ち負かしている。
でも実はそれは正解でもあるけど不正解でもあるんだよ。
そもそも相手を打ち負かすショットなんて、試合の中のショットの
ほんの数%なんだよ。
ただそれを見た時の印象が強いから、その打ち負かしたポイントの印象が
強かっただけで、実はそのショット以外にもっと地味なプレーもあったはず。
そこのところをちゃんと見ておかないと、テニスの本当の面白さが
見えてこないのだ。
もちろん、バシっとエースを決めた時の快感や、ボレーや
ドロップショットを仕掛けて上手くいった時の楽しさもあるけど、
「誰にでもチャンスがある」
「自分らしさを表現出来る」
「相手とコミュニケーションが取れる」
というこの3つがプレーのベースに無いと、何ポイントもこなし続ける
テニスというスポーツで戦い続けるには、精神的にも戦術的にも
厳しいんだよ。
初心者や試合経験が浅い人にはなかなかそういったことを
感じてもらうのは難しいと思うけど、是非このことを頭の片隅にでも
置いておいてもらいたいもんだ。
そう聞かれるとどう答えるだろう。
「どんな人間であろうと、相手に勝つ可能性が
残されているワクワクするスポーツ」と答えるかな。
攻撃力が無くても粘って勝つことも出来るし、戦術で勝つ
こともあるし、とにかくレベル差あってもひっくり返すことが
可能なスポーツだからね。
それから色んな攻め方や守り方、またその組み合わせパターンが
無限にあること、そしてそこからプレーをチョイスして何ポイントも
積み重ねながら勝利を追い求めるというのも、それぞれの個性や
人格が反映されるので、
「自分らしさを表現出来るスポーツ」とも言える。
またそれをネット挟んだ相手と向き合って自己アピールをして
見せつけないといけないので、結果的には
「相手とコミュニケーションを取れるスポーツ」とも言えるね。
これらの要素を感じないでテニスをしていると、テニスの魅力は
半減してしまうどころか、勝てないテニスになってしまうんだよ。
強い相手を前にした時、その強さをどう崩そうか考えるワクワク感や
弱い相手に手堅く勝つ方法を探るドキドキ感を感じないと人は
チャンスを逃したりピンチをスルーしたりしてしまう。
試合中に脳みそフル回転で自分のアイデアを絞り出したり、
ポリシーを主張したりすることが出来ないとスコアに惑わされたり
相手のテニスに翻弄されてしまいやすい。
相手とのコミュニケーションが取れないと、独りよがりなプレーに
走ってしまうし、相手も苦しい状況にあることに気付かなかったり
するんだよ。
でもまだテニスを始めたばかりの頃や、試合に出始めの人は
こういうことに気が付かないどころか、勘違いしている場合が多い。
もちろん俺も昔はそうだったからね。
「テニスは相手と打ち合って、相手を打ち負かすスポーツ」
そう考えている人って多いんじゃないかな?
テニスが上手い人の試合を観ていると、確かに相手を打ち負かしている。
でも実はそれは正解でもあるけど不正解でもあるんだよ。
そもそも相手を打ち負かすショットなんて、試合の中のショットの
ほんの数%なんだよ。
ただそれを見た時の印象が強いから、その打ち負かしたポイントの印象が
強かっただけで、実はそのショット以外にもっと地味なプレーもあったはず。
そこのところをちゃんと見ておかないと、テニスの本当の面白さが
見えてこないのだ。
もちろん、バシっとエースを決めた時の快感や、ボレーや
ドロップショットを仕掛けて上手くいった時の楽しさもあるけど、
「誰にでもチャンスがある」
「自分らしさを表現出来る」
「相手とコミュニケーションが取れる」
というこの3つがプレーのベースに無いと、何ポイントもこなし続ける
テニスというスポーツで戦い続けるには、精神的にも戦術的にも
厳しいんだよ。
初心者や試合経験が浅い人にはなかなかそういったことを
感じてもらうのは難しいと思うけど、是非このことを頭の片隅にでも
置いておいてもらいたいもんだ。
ミスした後のトップスピンストローク
[技術【ストローク】] 投稿日時:2013/08/07(水) 11:42
試合中のトップスピンのストロークと言えば、やっぱり安定感を
しっかりとアピールしておきたいもの。
そんなトップスピンストロークのミスは痛い。
そもそもミスというものは大きく分けると2種類ある。
一つは相手コートの枠に入らず「アウト」するミスで、もう一つは
ネットに引っかかってしまう「ネットミス」。
飛び過ぎてしまってアウトになるミスを試合中に気にしながらラリーを
すると、ラケットをしっかりと振り切るのが怖くなることが多い。
振り切った分だけボールが飛んでしまってアウトする・・・という
イメージを頭の中に一度描いてしまうと、もうラケットはボールを
触った途端にピタッと止まってしまって、当てるだけ・・・なんて
パターンになってしまう経験、誰もがあるんじゃないかな?
逆にネットに引っかかるネットミスをしてしまうとどうなりやすいか。
ネットミスをした人はそれ以降、ラケット面の被せ具合が若干
甘くなってしまうことが多い。
被せるとボールを抑えすぎてしまい、またネットに掛かるんじゃないかって
不安が頭に過ぎってしまう。
確かに単純に考えても上向きの面でボールを打った方がボールの
下の部分を触りやすくなる訳だから、ネットは超えやすいって思うだろうね。
でも「アウトしたらラケット振らない」、「ネットしたら面を被せない」という
対処法で上手くいった試しがない。
むしろこれらの調整方法って逆効果なんだよ。
まず、飛び過ぎでアウトする人が、スィングを途中で止めるような
形でショットを打ち始めるとどうなるか。
振り抜かないスィングだとボールの回転量が減ってしまうため、
ボールのスピードは落ちるけど、結局飛距離は意外と飛んでいって
しまうからアウトが減らないどころか、ますますコントロールがしにくくなる。
じゃあネットミスを怖がっている人がやってしまう被せが甘い面での
ショットはどういう影響では出てしまうか?
確かにそれでボールを持ち上げやすくなった気がするだろうが
面の被せが甘いと打点を前に設定できなくなり、ボールが来るのを
待ってしまってから打つ・・・という打ち方になりやすいのだ。
待ってしまうということは詰まった打点でボールを打ってしまう。
ということは結果的にボールの飛距離が伸びずにネットに
掛かりやすい状況からは抜け出せないままなんだよね。
となると、結局はミスをした時に必要なのは、これと逆の発想を持てるか
になることが多い。
アウトしてしまったのであれば、またアウトすることが怖いかもしれないが
逆にもっとしっかりラケットを振り抜くこと。
そうすることで、回転量が上がってリズムよくしっかりとコートに
収めることがしやすくなるのである。
ネットに掛かかるミスをしてしまったのであれば、むしろラケット面を
しっかり被せることで、打点を前へ調整しやすくして、それによって
スィングを前後の動きから上下動にすることで、よりボールを持ち上げやすく
させるという発想を持ってネットを超えやすくするようにしてもらいたい。
でもやっぱりミスした後は、そのミスが続くんじゃないかと不安を
抱えてプレーしてしまうから、やっぱりアウトした後によりしっかり
振り抜くことや、ネットの後に面を被せることを意識するってことが
怖いって感じると思うし、アウトしないように当てるだけにしたり、ネット
しないようにラケット面を被せなかったりした方が、その直後はミスが
続かないで済むということもあるかもしれない。
でもそれは誤魔化しのテクニックである。
そんなテクニックを覚えても、結局はまたその間違った対処法で
新たなミスがボロボロと出てくるし、そもそもそんなショットで
プレーしようって思ってない訳でしょ?
どんなにプレッシャーが掛かったドキドキ場面でも、しっかりと
レベルアップに発展させられるようなトップスピンストロークを
身に付けるためには、「アウトしたらより振り抜く!」、それから
「ネットしたらもっと面を被せる!」という発想が無いと、気付いたら
自分のテニスが全然成長出来ないテニスになってしまうので要注意。
でも、そういう対処法を覚えると
「あいつ、大事な場面でよくあれだけ打てるよな」って言われる
トップスピンストロークを身に付けられるよ。
しっかりとアピールしておきたいもの。
そんなトップスピンストロークのミスは痛い。
そもそもミスというものは大きく分けると2種類ある。
一つは相手コートの枠に入らず「アウト」するミスで、もう一つは
ネットに引っかかってしまう「ネットミス」。
飛び過ぎてしまってアウトになるミスを試合中に気にしながらラリーを
すると、ラケットをしっかりと振り切るのが怖くなることが多い。
振り切った分だけボールが飛んでしまってアウトする・・・という
イメージを頭の中に一度描いてしまうと、もうラケットはボールを
触った途端にピタッと止まってしまって、当てるだけ・・・なんて
パターンになってしまう経験、誰もがあるんじゃないかな?
逆にネットに引っかかるネットミスをしてしまうとどうなりやすいか。
ネットミスをした人はそれ以降、ラケット面の被せ具合が若干
甘くなってしまうことが多い。
被せるとボールを抑えすぎてしまい、またネットに掛かるんじゃないかって
不安が頭に過ぎってしまう。
確かに単純に考えても上向きの面でボールを打った方がボールの
下の部分を触りやすくなる訳だから、ネットは超えやすいって思うだろうね。
でも「アウトしたらラケット振らない」、「ネットしたら面を被せない」という
対処法で上手くいった試しがない。
むしろこれらの調整方法って逆効果なんだよ。
まず、飛び過ぎでアウトする人が、スィングを途中で止めるような
形でショットを打ち始めるとどうなるか。
振り抜かないスィングだとボールの回転量が減ってしまうため、
ボールのスピードは落ちるけど、結局飛距離は意外と飛んでいって
しまうからアウトが減らないどころか、ますますコントロールがしにくくなる。
じゃあネットミスを怖がっている人がやってしまう被せが甘い面での
ショットはどういう影響では出てしまうか?
確かにそれでボールを持ち上げやすくなった気がするだろうが
面の被せが甘いと打点を前に設定できなくなり、ボールが来るのを
待ってしまってから打つ・・・という打ち方になりやすいのだ。
待ってしまうということは詰まった打点でボールを打ってしまう。
ということは結果的にボールの飛距離が伸びずにネットに
掛かりやすい状況からは抜け出せないままなんだよね。
となると、結局はミスをした時に必要なのは、これと逆の発想を持てるか
になることが多い。
アウトしてしまったのであれば、またアウトすることが怖いかもしれないが
逆にもっとしっかりラケットを振り抜くこと。
そうすることで、回転量が上がってリズムよくしっかりとコートに
収めることがしやすくなるのである。
ネットに掛かかるミスをしてしまったのであれば、むしろラケット面を
しっかり被せることで、打点を前へ調整しやすくして、それによって
スィングを前後の動きから上下動にすることで、よりボールを持ち上げやすく
させるという発想を持ってネットを超えやすくするようにしてもらいたい。
でもやっぱりミスした後は、そのミスが続くんじゃないかと不安を
抱えてプレーしてしまうから、やっぱりアウトした後によりしっかり
振り抜くことや、ネットの後に面を被せることを意識するってことが
怖いって感じると思うし、アウトしないように当てるだけにしたり、ネット
しないようにラケット面を被せなかったりした方が、その直後はミスが
続かないで済むということもあるかもしれない。
でもそれは誤魔化しのテクニックである。
そんなテクニックを覚えても、結局はまたその間違った対処法で
新たなミスがボロボロと出てくるし、そもそもそんなショットで
プレーしようって思ってない訳でしょ?
どんなにプレッシャーが掛かったドキドキ場面でも、しっかりと
レベルアップに発展させられるようなトップスピンストロークを
身に付けるためには、「アウトしたらより振り抜く!」、それから
「ネットしたらもっと面を被せる!」という発想が無いと、気付いたら
自分のテニスが全然成長出来ないテニスになってしまうので要注意。
でも、そういう対処法を覚えると
「あいつ、大事な場面でよくあれだけ打てるよな」って言われる
トップスピンストロークを身に付けられるよ。
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